近江八幡市議会
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令和3年第2回(6月)近江八幡市議会定例会
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6月28日(月) 最終日
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内容
会議録
令和3年第2回(6月)近江八幡市議会定例会
6月28日(月) 最終日
第1 会議録署名議員の指名
第2 委員会の閉会中の継続藩査
第3 委員会審査報告
第4 討論・採決
第5 議案の上程(提案理由説明)
議第60号~議第61号
第6 質疑
第7 委員会付託
第8 委員会審査報告
第9 討論・採決
午前9時31分 開議
○議長(平井せい治君) 皆さんおはようございます。
これより本日の会議を開きます。
~~~~~~~~~~~
△日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(平井せい治君) それでは日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員に、
山元聡子君
沖 茂樹君
の両名を指名します。
~~~~~~~~~~~
△日程第2 委員会の閉会中の継続審査
○議長(平井せい治君) 次に、日程第2、委員会の閉会中の継続審査を議題といたします。
総務、教育厚生及び産業建設の各常任委員長から、会議規則第111条の規定に基づき、お手元に配付しております所管事務調査事項について、調査が終了するまで閉会中も引き続き特定事件として調査をしたい旨の申出がありました。
ここでお諮りします。
各常任委員長からの申出のとおり、各委員会の調査が終了するまで閉会中も特定事件として継続審査に付すことにしたいと思いますが、これにご異議ございません。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平井せい治君) 異議なしと認めます。よって、本件については、各常任委員長からの申出のとおり、各委員会の調査が終了するまで閉会中も引き続き特定事件として継続審査に付すことに決しました。
~~~~~~~~~~~
△日程第3 委員会審査報告
○議長(平井せい治君) 次に、日程第3、委員会審査報告に入ります。
各常任委員会に審査を付託しました諸案件を一括議題とし、各常任委員会の報告を求めます。
まず、予算常任委員会の報告を求めます。
予算常任委員長岡山かよ子君。
〔12番 岡山かよ子君 登壇〕
◆12番(岡山かよ子君) 皆様おはようございます。
ただいまから予算常任委員会の審査報告を行います。
本定例会において当委員会に付託されました案件を審査するため、6月18日に委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたのでご報告をいたします。
議第44号 令和3年度近江八幡市一般会
計補正予算(第2号)
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
なお、審査過程における主な意見として、全ての市民に対して納得いただける施策を行うことは大変苦慮されると考えるが、本予算は早急に市民生活に向けての予算として組まれる大きな意味がある。一方、全体的に施策に対する予算編成が市民感覚として反映されているか疑問が残る部分があり、市民が置かれている実情を把握し、今何が必要とされているのかを十分考慮されたい。また、予算編成時には、過去の事業を含め、施策に対する十分な検証を行われたいなどの意見がございました。
以上で予算常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(平井せい治君) 次に、総務常任委員会の報告を求めます。
総務常任委員長山本妙子君。
〔3番 山本妙子君 登壇〕
◆3番(山本妙子君) 改めまして、皆様おはようございます。
続きまして、総務常任委員会の審査報告を行います。
本定例会において当委員会に付託された諸案件を審査するため、6月21日に委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告いたします。
まず、条例関連議案につきまして、
議第46号 近江八幡市公平委員会委員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議第47号 近江八幡市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定について
議第48号 近江八幡市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議第49号 近江八幡市税条例の一部を改正する条例の制定について
以上4件は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
次に、そのほかにつきまして、
議第58号 文芸セミナリヨ改修工事請負契約の締結につき議決を求めることについて
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
なお、審査における主な意見として、議第46号、47号、48号の条例の一部を改正する条例の制定に関連して、市民に関わる行政手続の中で既に押印の見直しをされたものについては、一覧表にして分かりやすく市民に周知を行うべきとの意見がありました。
以上で総務常任委員会の審査報告を終わります。議員皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。
以上です。
○議長(平井せい治君) 次に、教育厚生常任委員会の報告を求めます。
教育厚生常任委員長沖茂樹君。
〔6番 沖 茂樹君 登壇〕
◆6番(沖茂樹君) 皆さんおはようございます。
引き続きまして、教育厚生常任委員会の審査報告を行います。
本定例会において当委員会に付託された諸案件を審査するため、6月22日に委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告いたします。
まず、専決処分議案につきまして、
議第43号 専決処分の承認を求めることについて近江八幡市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
は、全員賛成で原案を承認すべきものと決しました。
次に、条例関連議案につきまして、
議第45号 近江八幡市学校給食費に関する条例の制定について
議第50号 近江八幡市国民健康保険条例等の一部を改正する条例の制定について
以上2件は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
次に、その他議案につきまして、
議第56号 旧桐原幼稚園他解体工事請負契約の締結につき議決を求めることについて
議第59号 八幡小学校屋内運動場等改修工事請負契約の締結につき議決を求めることについて
以上2件は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
最後に、議員提出議案につきまして、
会第5号 今夏のオリンピックの開催中止を国に求める意見書の提出について
は、賛成少数で原案を否決すべきものと決しました。
なお、審査過程における主な意見として、会第5号について、オリンピックは毎年行われるスポーツ大会とは性質が異なり、世界中のアスリートが長年目標として競技に励んでいる特別な大会であるため、新型コロナ感染症に対する万全の対策を講じた上で、世界が直面する課題を解決したあかしとして大会を開催すべきであると考えるため、反対との意見がありました。
また、国民が自粛生活を強いられている中では、国民の健康、命を最優先に考えるべきであり、今夏のオリンピックは中止し、新型コロナウイルス感染症が収束した段階で実施するべきとの立場から、賛成との意見がありました。
以上で教育厚生常任委員会の審査報告を終わります。議員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(平井せい治君) 最後に、産業建設常任委員会の報告を求めます。
産業建設常任委員長大川恒彦君。
〔7番 大川恒彦君 登壇〕
◆7番(大川恒彦君) 皆様おはようございます。
引き続きまして、産業建設常任委員会の審査報告を行います。
本定例会において当委員会に付託された諸案件を審査するため、6月23日に委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告いたします。
まず、条例関連議案につきまして、
議第51号 近江八幡市火入れに関する条例の一部を改正する条例の制定について
議第57号 近江八幡市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
以上2件は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
次に、その他議案につきまして、
議第52号 近江八幡市気候非常事態宣言をすることにつき決議を求めることについて
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
以上で産業建設常任委員会の審査報告を終わります。議員の皆様方のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(平井せい治君) ただいまの審査報告に対して質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平井せい治君) 質疑がないようでありますので、以上で委員会の審査報告を終わります。
~~~~~~~~~~~
△日程第4 討論・採決
○議長(平井せい治君) それでは、日程第4、討論・採決に入ります。
まず、市長提出議案のうち、発言通告がありました案件について討論・採決を行います。
それでは、予算関連議案について討論を行います。
森原陽子君の発言を許します。
〔8番 森原陽子君 登壇〕
◆8番(森原陽子君) 皆さんおはようございます。日本共産党の森原陽子です。
会派を代表しまして、議第44号令和3年度近江八幡市一般会計補正予算(第2号)に対し賛成討論を行います。
今回の補正予算で防災活動事業として、避難所となる各小学校にワンタッチパーティション全900基とプライベートルーム15基が整備され、避難時のプライバシーを守れるよう備蓄品の充実が図られました。近年、豪雨災害が相次ぐ中、対策され、コロナ禍での避難における市民の大きな安心につながります。
コロナ感染対策に日々追われている障害福祉事業所と介護サービス事業所に対して、応援金事業が盛り込まれました。
実質的に3回目となるじもと応援クーポン券事業も実施されます。昨年のじもと応援クーポン券事業をより使いやすいように、市民からの要望に即し、65歳以上の市民には1枚200円の商品券15枚にする地域応援シニアチケットにすることで、買物だけでなく、あかこんバスやタクシーなどにも使える制度に改善されました。以前は事業主も市民でないと参加できませんでしたが、市内に店舗があれば参加できるように拡大され、市民にも事業者にもより使いやすい制度になりました。いずれも市民から待たれていたものであり、市民の実情に応えた温かい事業となっています。
今回、じもと応援クーポン券事業、地域応援シニア向けチケット事業、市民へのふるさと観光券事業の3事業で約4億円を占めており、総額においても、国の地方創生臨時交付金約3億5,000万円に加え、さらに市独自に1億円以上を上乗せすることで、文字どおりコロナ禍の市民や市内事業者への大きな応援となるものであり、大きな福祉の実現であると考えます。よって、補正予算第2号に賛成いたします。
○議長(平井せい治君) 以上で予算関連議案についての討論が終わり、これより起立により採決します。
お諮りします。
議第44号令和3年度近江八幡市一般会計補正予算(第2号)は、予算常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立全員〕
○議長(平井せい治君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第44号は原案を可決することに決しました。
次に、市長提出議案のうち、討論のない案件について、専決処分議案、条例関連議案、その他議案の順に一括採決します。
まず、専決処分議案について、議第43号を採決します。
お諮りします。
議第43号専決処分の承認を求めることについて、近江八幡市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定については、教育厚生常任委員長の審査報告のとおり原案を承認することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平井せい治君) ご異議なしと認めます。よって、議第43号は原案を承認することに決しました。
次に、条例関連議案について、議第45号から議第51号まで及び議第57号を一括採決します。
お諮りします。
議第45号近江八幡市学校給食費に関する条例の制定について、議第46号近江八幡市公平委員会委員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第47号近江八幡市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定について、議第48号近江八幡市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第49号近江八幡市税条例の一部を改正する条例の制定について、議第50号近江八幡市国民健康保険条例等の一部を改正する条例の制定について、議第51号近江八幡市火入れに関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第57号近江八幡市手数料条例の一部を改正する条例の制定について、以上8件は、総務、教育厚生及び産業建設の各常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平井せい治君) ご異議なしと認めます。よって、議第45号から議第51号まで及び議第57号の8件は原案を可決することに決しました。
次に、その他議案について、議第52号、議第56号、議第58号及び議第59号を一括採決します。
お諮りします。
議第52号近江八幡市気候非常事態宣言をすることにつき決議を求めることについて、議第56号旧桐原幼稚園他解体工事請負契約の締結につき議決を求めることについて、議第58号文芸セミナリヨ改修工事請負契約の締結につき議決を求めることについて、議第59号八幡小学校屋内運動場等改修工事請負契約の締結につき議決を求めることについて、以上4件は、総務、教育厚生及び産業建設の各常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平井せい治君) ご異議なしと認めます。よって、議第52号、議第56号、議第58号、議第59号の4件は原案を可決することに決しました。
次に、議員提出議案について討論・採決を行います。
それでは、会第5号について討論を行います。
まず、森原陽子君の発言を求めます。
〔8番 森原陽子君 登壇〕
◆8番(森原陽子君) 日本共産党の森原陽子です。会派を代表して、今夏のオリンピックの開催中止を国に求める意見書に賛成の立場で討論します。
世論調査で8割が感染拡大の不安を感じている東京五輪・パラリンピックを、政府は専門家の警告を無視し、最大1万人の観客で開催することに合意しました。
オリンピック前の合宿に来日したウガンダ選手団の感染は、ワクチン接種が万能でないこと、現在の日本の受入れ体制では感染者を把握できないことを表しています。
国内におけるワクチンの接種率も集団免疫を獲得する状況ではありません。先頃始まった職域接種も、6月25日に河野太郎担当相は新規受付を一時停止すると発表し、全国知事会も19日に、自治体用のファイザー社製ワクチンの配分が7月以降急減するとして、必要量の十分な確保、早急な供給スケジュールの提示などを政府に要望している状況です。
新型コロナウイルスは新しいだけで風邪やインフルエンザと同じだという意見もありますが、全く違います。インフルエンザの致死率0.1%に対し、新型コロナは0.25から3%と高く、症状の持続期間も長く、季節性もありません。最も大きな違いは、感染した場合の無症状状態が最大60%もあり、無症状の時期にも強い感染力があることです。医療が発達した現在の日本でも、1年余りの間に1万4,000人以上の方が亡くなっています。治療薬もなく、後遺症も報告されており、風邪やインフルエンザと比べて格段にリスクの大きい感染症です。
また、現在85か国で、より感染力の強いデルタ株が確認されてるとし、WHOは各国に注意喚起しています。
日本は、ワクチン接種でもPCR検査でも世界100位以下であり、万全ではありません。このような状況の中でのオリンピックの開催は危険極まりないものです。
昨日6月27日、東京の新規感染者は386人で、8日間連続で前の週の同じ曜日の感染者数を上回りました。西村経済再生担当大臣はNHKの日曜討論で、病床の状況を重視し、必要な場合には緊急事態宣言を出すことも含め、ちゅうちょなく機動的に対応すべきだという考えを示しました。
オリンピックの開催によって国内外に数百万人の人流が起こることになります。国民には自粛を押しつけ、オリンピックは特別枠で実施することは矛盾しています。国民とアスリートの命と健康を守ることこそオリンピック精神に基づくものではないでしょうか。オリンピック開催中に緊急事態宣言が出されれば、医療はたちまち崩壊し、救える命が救えない状況が起こります。国中が混乱し、経済も大打撃を受けることとなるでしょう。取り返しのつかない大きな犠牲を払う前に、今夏のオリンピックは中止するべきです。よって、今夏のオリンピックの開催中止を国に求める意見書に賛成いたします。
○議長(平井せい治君) 次に、西津善樹君の発言を許します。
〔16番 西津善樹君 登壇〕
◆16番(西津善樹君) 皆さんおはようございます。志誠会の西津善樹でございます。私は、会第5号今夏のオリンピックの開催中止を国に求める意見書の提出についてに対しまして反対の立場で討論をさせていただきます。
政府は今夏のオリンピックにつきまして、もとより新型コロナウイルス感染症対策を最優先事項として集中して取り組まれ、徹底的に国内の感染対策に万全を期すとともに、アスリートをはじめとする入国者に厳格な行動管理や定期的な検査など、出国までのあらゆる場面ごとに様々な対策を実施される予定です。このように、より安全、より安心な環境を確保した上での開催を目指し、関係機関が一丸となって準備を進められているのが現状でございます。
さて、現在世界中のアスリートが年齢上の充実期と向き合いながら、4年ごとに開催されるオリンピック出場を目標として競技に励んでおられます。本案が求められるように、東京大会を中止した場合、夏競技のアスリートはオリンピックに出場する機会を8年間失うことになります。オリンピックは、多くの競技でアスリートにとって年齢上の充実期は限られており、毎年開催されるほかの競技大会と異なる特別な大会です。競技の実施に向けた方策を可能な限り検討すべきであり、世界が直面する課題を解決して、夢と希望に満ちあふれたオリンピックという祭典が実現できるように最善を尽くすことこそ、このホスト国としての役割であり、また世界における日本国の役割なのではないでしょうか。
また、橋本聖子東京オリンピック・パラリンピック担当大臣は、令和3年5月11日に以下のような会見をされておりますので、参考までにご紹介いたします。
私は、この東京開催の意義というのは、特にコロナ禍で分断された人々の間に絆を取り戻す大きな意義があると考えております。国籍、人種を問わずに、同じフィールドの上で、同じルールでアスリートたちが競技を行います。この特別な努力をしたそれぞれのアスリートたちが真剣勝負を繰り広げる、そしてその後にともにその努力をたたえ合う姿というのは、人々にお互いを許し合い、そして喜びを分かち合うというような思いを取り戻してくれるものだと信じております。人類の連帯と団結を表すシンボルというのがオリンピック・パラリンピックでございますけれども、特にこのコロナ禍において、東京大会は世界中の人々が新たな光を見いだすきっかけになると考えておりますというふうに会見をされておられます。
コロナ禍においてコミュニティーも薄れつつある今日ですが、皆さん、いま一度思い返していただきたいと思います。2013年9月7日に国際オリンピック委員会の第125次IOC総会で、滝川クリステルさん、今日は小泉クリステルさんとなっておられますが、東京オリンピックを招致するアンバサダーとして壇上に上がり、「おもてなし」と発言されたときのことを。この言葉が世界に広まり、当時日本国内でも東京オリンピック開催決定で話題沸騰し、皆さんが口をそろえたように「おもてなし」と言われておりました。
日本のおもてなしとはその程度のものだったんでしょうか。ここで逃げるように開催中止をすれば、日本の心、精いっぱいのホスピタリティー精神であるおもてなしが、世界中から日本の精神は表向きだと嘲笑されてしまいます。ホスト国をさせてほしいと世界各国に対して手を挙げた以上、どのような状況下であれ、開催に向けて精いっぱいの誠意と努力をすることこそがその責任であり、義務であり、本来あるべき姿です。
もちろん開催するべきか否かにつきましては、無観客開催や観客数を制限して行うなど、様々に意見の分かれるところでありますし、世論調査において大きく二分していることは十分に認識しておりますが、政府、そして開催地である東京はエビデンスや対策を講じた上で、開催に向けての取組を進められております。
我が国でのオリンピック開催を、いかなる苦境をも三位一体となって乗り越え、成功させた後の国際社会における日本の存在というものは大きく変化しているはずです。
国民の生命を第一に考え、対策を講じた上で安心・安全な開催を望むような意見書を出されるというのであれば一定の理解は示しますが、私はこの中止を求める内容の意見書提出には賛同いたしかねます。
以上のことから、会第5号今夏のオリンピックの開催中止を国に求める意見書の提出についての反対討論とさせていただきます。委員の皆様の賢明なるご判断とご賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(平井せい治君) 以上で討論を終わり、これより会第5号について、起立により採決します。
念のため申し上げます。
本件に対する教育厚生常任委員会の審査報告は否決であります。
原案について採決します。
お諮りします。
会第5号今夏のオリンピックの開催中止を国に求める意見書の提出については、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立少数〕
○議長(平井せい治君) ご着席ください。起立少数と認めます。よって、会第5号は原案を否決することに決しました。
~~~~~~~~~~~
△日程第5 議案の上程(提案理由説明)
議第60号・議第61号
○議長(平井せい治君) 次に、日程第5、議案の上程を行います。
議第60号及び議第61号の2件を一括上程し、件名を事務局から朗読させます。
益田議会事務局長。
◎事務局長(益田卓弥君) 朗読いたします。
令和3年第2回(6月)近江八幡市議会定例会追加提出議案
議第60号 令和3年度近江八幡市一般会計補正予算(第3号)
議第61号 近江八幡市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
以上であります。
○議長(平井せい治君) 次に、提案理由の説明を求めます。
小西市長。
〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理君) 皆さんおはようございます。
本日追加いたします案件につきまして提案理由の説明を申し上げます。
まず、議第60号令和3年度近江八幡市一般会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出それぞれ8,603万2,000円を追加し、予算総額を336億1,631万5,000円とさせていただくものでございます。
主な内容といたしましては、民生費におきまして新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給事業で、生活困窮世帯へ迅速な支給を実施するための扶助費等を追加させていただくものでございます。これらの財源につきましては、全額国庫支出金を充当させていただくものでございます。
次に、議第61号近江八幡市教育委員会委員の任命につき同意を求めることにつきましては、委員の任期満了に伴い、西田佳成氏を改めて委員に任命いたしたく、議会の同意を求めるものでございます。
以上、追加いたしました議案につきましてご審議いただき、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(平井せい治君) 以上で議案の上程を終わります。
それでは、ただいま上程しました議第60号及びに議第61号の2件について質疑のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いします。
○議長(平井せい治君) 休憩します。
午前10時10分 休憩
~~~~~~~~~~~
午前10時10分 再開
○議長(平井せい治君) 再開します。
~~~~~~~~~~~
△日程第6 質疑
○議長(平井せい治君) それでは、日程第6、質疑に入ります。
発言通告がありませんので、質疑なしと認めます。
~~~~~~~~~~~
△日程第7 委員会付託
○議長(平井せい治君) 次に、日程第7、委員会付託に入ります。
お諮りします。
ただいま議題となっています議第61号については、会議規則の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平井せい治君) 異議なしと認めます。よって、議第61号については委員会付託を省略することに決しました。
なお、議第60号については、お手元に配付しました議案付託表のとおり予算常任委員会に付託します。
後刻、再開後に審査報告が願えますようお願いします。
予算常任委員会はこの後、本会議場にて開議されます。
休憩します。
午前10時11分 休憩
~~~~~~~~~~~
午前11時10分 再開
○議長(平井せい治君) 再開します。
~~~~~~~~~~~
△日程第8 委員会審査報告
○議長(平井せい治君) それでは、日程第8、委員会審査報告に入ります。
予算常任委員会の報告を求めます。
予算常任委員長岡山かよ子君。
〔12番 岡山かよ子君 登壇〕
◆12番(岡山かよ子君) それでは、ただいまから予算常任委員会の審査報告を行います。
本定例会において当委員会に付託された案件を審査するため、先ほど委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたのでご報告をいたします。
議第60号 令和3年度近江八幡市一般会
計補正予算(第3号)
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
以上で予算常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(平井せい治君) ただいまの審査報告に対して質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平井せい治君) 質疑がないようでありますので、以上で委員会の審査報告を終わります。
それでは、議第60号及び議第61号の2件について討論のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いします。
休憩します。
午前11時12分 休憩
~~~~~~~~~~~
午前11時12分 再開
○議長(平井せい治君) 再開します。
~~~~~~~~~~~
△日程第9 討論・採決
○議長(平井せい治君) それでは、日程第9、討論・採決に入ります。
発言通告がありませんので、討論なしと認め、これより採決します。
それでは、議第60号及び第61号の2件について、順次起立により採決します。
まず、議第60号を採決します。
お諮りします。
議第60号令和3年度近江八幡市一般会計補正予算(第3号)は、予算常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立全員〕
○議長(平井せい治君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第60号は原案を可決することに決しました。
次に、議第61号を採決します。
お諮りします。
議第61号近江八幡市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立全員〕
○議長(平井せい治君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第61号は原案に同意することに決しました。
以上をもって本日の日程は全て終了し、本定例会に付議されました案件は全て議了しました。
ここで市長からご挨拶をいただきます。
小西市長。
〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理君) 令和3年第2回市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御礼とご挨拶を申し上げます。
今定例会に当たりまして、議員の皆様方には大変熱心にご審議をいただき、誠にありがとうございました。提案させていただきました議案につきまして原案どおりご承認、ご可決賜りましたことに対しまして、心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。誠にありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症に関する市独自施策の第5次施策として、地域経済、市民消費活動、高齢者活動への支援、福祉事業所への運営・感染予防支援、災害時の感染拡大防止対策各事業は着実に実施してまいりたいと考えております。
また、ワクチン接種につきましても、65歳以上の方への接種を7月中に終えるとともに、64歳以下の皆様への接種に向けて、予約対応等含めてスムーズに進めてまいりたいと考えております。
さて、先日の新聞報道にもございましたけれども、重要文化的景観の全国第1号、「近江八幡の水郷」につきまして、選定範囲が拡大される見通しとなりました。合併前の2006年から2007年にかけて選定された同地区は、旧近江八幡市の八幡掘や西の湖の一部、ヨシ地集落など、約3.54平方キロが対象でございましたけども、このたび市の申出により、旧安土町域にある西の湖の大部分、安土川、山本川とその周辺2.26平方キロを追加するよう、国の文化審議会から文部科学大臣に答申をされました。
また、去る5月21日には、長命寺三仏堂・護法権現社拝殿を重要文化財に指定するよう、同じく国の文化審議会から文部科学大臣に答申されており、市内の重要文化財建造物は合わせて18棟となります。
どちらも今後必要な手続を経て決定されますので、市民の皆様にとっての原風景である西の湖、水郷といったすばらしい景色や自然、歴史ある建造物等を未来への資産として残せるよう、市全体で保存活用に取り組んでまいりたいと考えております。
今年は例年になく早い梅雨入りとなりましたが、これからますます暑くなっていく時期、議員の皆様方におかれましては、新型コロナ感染症とともに熱中症にもご留意いただきまして、ご活躍されますようご祈念申し上げ、閉会に当たってのご挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。
○議長(平井せい治君) 第2回定例会の閉会に当たりまして一言ご挨拶を申し上げます。
去る6月4日に開会されました本定例会も、議員各位並びに市長をはじめ当局の皆様の格別のご協力により、本日ここに無事閉会の運びとなりました。厚くお礼を申し上げます。
当局の皆様方におかれましては、本定例会の中で各議員から出されました意見や要望を十分に尊重され、市政の一層の発展に努められるようお願い申し上げるところであります。
季節は、梅雨がもたらす蒸し暑さの最中でありますが、今後長雨や台風の時期を迎えて自然災害に対する情報に注視していただき、防災・減災の備えをお願いしたいと存じます。いまだ新型コロナウイルスの感染症の収束が見えない状況でございますが、皆様方におかれましては健康に十分留意していただき、本市発展のためなお一層のご尽力を賜りますようよろしくお願い申し上げ、閉会に当たりましてのご挨拶といたします。
ありがとうございました。
それでは、これをもちまして令和3年第2回近江八幡市議会定例会を閉会といたします。
ご苦労さまでございました。
午前11時20分 閉会
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