録画中継

平成27年第4回(12月)近江八幡市議会定例会
12月10日(木) 質疑
第3 質疑
第4 委員会付託
△日程第3 質疑
○議長(園田新一 君) 次に、日程第3、質疑に入ります。
 8日に追加提案された議第142号について、1名から発言通告がありましたので、これを許します。
 川崎益弘君の発言を許します。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) では、質問に入らせていただきます。川崎益弘です。よろしくお願いします。
 議第142号平成27年度近江八幡市一般会計補正予算(第5号)、ふるさと納税についてでありますが、当初予測された以上に高額な金額が寄せられたということでこの補正予算が組まれていると思うんです。そういった中身、なぜこのような高額になったのか、またどういうような経緯でこういうようになったのか、説明を求めたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 野田総合政策部長。
             〔総合政策部長 野田健志君 登壇〕
◎総合政策部長(野田健志 君) 川崎議員お尋ねの、ふるさと応援寄附補正予算に係ります経緯についてお答えを申し上げます。
 ふるさと応援寄附金につきましては、昨年12月にリニューアルを行いまして、大変大きい反響をいただきました。また、4月の税制改正では、ふるさと納税枠が約2倍に拡充されたのを初め、ワンストップ特例申請を行うという改正が行われました。これにより、多くの方がふるさと納税制度を利用しやすい環境が整ったところでございます。
 9月補正で、今年度の寄附額を3億円と見込み、補正をさせていただきましたが、それ以降さらに増加傾向となっております。9月補正までは、6月、7月、8月と、1日当たり70万円のご寄附をいただいておりましたのが、9月、10月とは1日当たり150万円、11月に入りまして1日300万円、12月現在でございますが、1日600万円のご寄附をいただいている状況でございまして、昨年度の実績から寄附金が大きく伸びております。また、当12月は寄附金のピークであると考えております。4月から11月末まで約3億円の寄附金をいただいており、昨年度の実績等から予想し、12月で約1億5,000万円、翌1月から3月までにつきましては昨年度と同様に金額は減少すると思われますが、5,000万円程度を見込んでおります。
 今回、2億円の歳入補正を行い、今年度の寄附金を5億円と見込ませていただきました。また、歳出につきましては、2億円の寄附増に伴います謝礼品代の報償費といたしまして7,800万円、システム利用料の手数料に200万円、ふるさと応援基金の積み立てとして2億円を計上させていただきます。
 以上でございます。
○議長(園田新一 君) 質疑はありませんか。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 大変多くの寄附が今寄せられているということがわかっていただけたと思うんですが、この寄附について、今議会も議会の中で前の議員さんたちも質問に立たれました。その中で市長は、このふるさと納税は強制的な寄附ではないと強調されましたし、また岡山学区だけではない、今後の事業に対してふるさと納税を行うと言われましたが、そこで、市職員に対して今後もふるさと納税を勧められるのか、その辺についてご説明を願いたいと思います。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 野田総合政策部長。
◎総合政策部長(野田健志 君) ふるさと納税はあくまでも寄附でございますので、個人の自由意思によるものが前提でございます。決して強制するものではございません。
 今回、岡山小学校コミュニティエリア整備事業にふるさと納税を活用し、市内、市外、多くの皆様方にもご協力をお願いしてまいります。この事業を推進していくためにも、職員みずから率先垂範して取り組みを行ってまいりたいとの思いから、関係部署での協議を行い、部長会を通じ職員への協力をお願いしたところでございます。
 市として行政経営を持続可能なものにしていくためにも、日ごろ申し上げております株式会社近江八幡市としてのさまざまな行政改革、また税外収入の確保にも努めていかなければならないというふうに考えておりますので、今後もこのような取り組みは続けてまいりたいというふうに考えております。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 今、寄附は自由なのでということでございました。やっぱりふるさと納税に協力するかしないかは個人の範疇であるというように、考えが同じだと思うんです。
 ところが、職員の皆さんにふるさと納税を要請されたということは、これは市長が全部の職員を把握する立場にあるということから、やはりこれは、こういったところからするならば強制的と言えるのではないかなあ、このように私は考えます。職員の中にはやっぱし税制面や家庭の事情などがあり、ふるさと納税ができない職員さんも中にはおられると思うんです。そういった方には、このことが大変な重圧になります。このことが強制でないのか、職員に対するこれらの配慮はされてきたのかということも思うわけでございます。市の職員にふるさと納税を勧めたことが強制的になると私は考えますし、市の職員にふるさと納税を勧めるべきではないことも私は常に考えます。
 また、市長は今回の答弁の中で、岡山学区だけでない、今後のこのような事業にふるさと納税を取り入れると言われましたが、岡山学区の方はこのように話してくださいました。今まで行ってきた金田、島、桐原になぜ岡山小学校のために協力を言わないのか、やはり岡山だけなのか、ほかに言うてもしてくれへんからなあとも言われました。それから、岡山学区の皆さんは、今までに多くの寄附を学区にしてきたが、学区のみんなが高揚して自主的に行ってきたものだ、こういうようなこともつけ加えて言われました。その言葉が、岡山だけだということだと思われます。
○議長(園田新一 君) 川崎議員、川崎議員に申し上げます。質疑ですので、質疑をしてください。
◆19番(川崎益弘 君) もう終わります。終わります。
 そのことだけ申し上げて、そういうような強制的でない、そういうなことを申し上げて、質問を終わります。
○議長(園田新一 君) 冨士谷市長から発言がありますので、許可します。
◎市長(冨士谷英正 君) 野田部長が答えられたんで、そんでいいんですけれども、何か知らんけれども、どうも川崎議員の質問は、この前申し上げたかしらんけれど、とげがちょっと感じられるのは僕だけではないと思いますね。
 5億円というのは、本当、黙って入ってきたわけじゃないと思いますよ。まず質問の前に、どれだけ職員が努力して苦労している、その結果だということを、まずその気持ちをあらわされるのが市民を代表した議員さんの一つの姿ではないんでしょうかね。どうですか。
 これ本当に大変なんですよ、書類がどんどんどんどん来るし。それを全然度外視、そんなもん職員の仕事やんけと、そんなことならもう議員さんの前に人間としてどうなのかということを言われる人も僕出てくると思いますよ。そのところをきっちりとやっぱり押さえてもらわんと、職員の努力がなけりゃこんなことできないんですよ。どこに一円の金が落ちてますか。そうでしょう。そしたら、まず努力されたことに対しての一つの言葉もあっても罰は僕は当たらないと思いますぞ。
 恐らく8万2,000市民がこの話を聞いてなさったら、そやね、何か知らんけど川崎議員のは反対してんのか賛成してんのか、このやり方を。文句だけつけてんのか、それなら一遍自分やってみろと言う人もたくさんいるんじゃないかなと僕思いますね。それやっぱり人間性の問題ですよ、人間性の、議員さんの。と僕は思いますね。
 もう一つ、職員に強制も何も、これは損しない、喜んでもらってるんですよ、もうかるから。ええお正月してもらうんです、これで。そして、平成の四方よしって言うたように、業者さんも販路の拡大で一生懸命今鉢巻き巻いて、しかも雇用確保になってるんですよ、仕事がふえたから。人手不足ですから。そして、大中の飼育農家だって、これは忙しい、牛は足らん足らん言うて、繁殖農家なんかも一生懸命汗水流してやってはる、励みですね、これ。何が不満か僕わかりませんけど、誰も強制もせんし、喜んでもらってん、喜んで。
 だから、何で岡山、岡山の人のときにたまたまこういう制度があったから岡山の人に喜んでもらいましょうと。だから、皆さんにどこ行っても僕は言うてる。島行っても、もちろん小田行っても言うてますよ、先生の地元行っても。やってくださいよ、自治会で何かやるとこやったらふるさと納税されたらどうですか、それは別の項目つくって、それだったらちゃんとできますよっていうこと言うてる。損しないんですやん。だがそれを、あなたの質問を聞いてると、何か知らんけど、損させて強制で、こんなこと本当に思ってなさるんですか。そらわからないんです、僕は。もうちょっとやっぱり血の通った質問をね、お互い、質問していただいたら、我々血の通った答えさせてもらいますやんか。
 恐らくこれ5億円、今資料言いますとね、11月で、申し込みの金額ですよ、1億2,100万円ですわ、11月だけで。12月8日までで7,160万円ですやん。恐らくこれずっとトータルしたら、ことしも滋賀県では僕は恐らくトップになる、これ誰のおかげなんですか。職員が頑張ってくれたからじゃないですか。毎晩毎晩、目を干していってくれるんですよ。普通は、僕は、一言お褒めの言葉もあっても罰当たらないかなと、そらもう議員の人間性だと思います。
 以上。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 今言われたことに対して一言言いたいと思います。質問じゃないって議長にとめられるかもわかりませんけど……。
○議長(園田新一 君) 簡単にお願いします。
◆19番(川崎益弘 君) はい。私はね、やっぱり職員の中にやはりできない方もおられる、悩んでおられる方もおられるということを言うたんです。何も職員さんが努力しておられるとかしておられないとか、そんなことは言うてないじゃないですか。そんなことじゃないですよ。やっぱしふるさと納税ができない方がおられるということを申し上げた、一律に全部をまとめてそういうことではないということを申し上げた、そういうことです。
 以上です。
◎市長(冨士谷英正 君) 議長、もう一つ。できないって、これお金返ってくるんですよ。
○議長(園田新一 君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) お金返ってくるんですよ。あなたの認識不足が世の中を混乱させてるんですよ。もうちょっと認識をしてください。
○議長(園田新一 君) 以上で質疑を終わります。
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△日程第4 委員会付託
○議長(園田新一 君) 次に、日程第4、委員会付託に入ります。
 本定例会に上程しました案件は、お手元に配付しました議案付託表のとおり、所管の各常任委員会に付託します。
 来る12月18日の再開日に審査報告が願えますようよろしくお願いします。
 なお、各常任委員会は、11日及び14日に予算常任委員会を、15日に総務常任委員会及び教育厚生常任委員会を、16日に産業建設常任委員会を、それぞれ第3・4委員会室で開議されます。教育厚生常任委員会は午後1時30分から、その他の常任委員会はいずれも午前9時30分から開議されますので、ご留意願います。
 以上をもって本日の日程は全て終了いたしました。
 12月18日は定刻から本会議を再開することにいたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 ご苦労さまでした。
               午後3時49分 散会
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