近江八幡市議会
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令和3年第4回(12月)近江八幡市議会定例会
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12月21日(火) 最終日
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内容
会議録
令和3年第4回(12月)近江八幡市議会定例会
12月21日(火) 最終日
第1 会議録署名議員の指名
第2 委員会審査報告
第3 討論・採決
第4 議案の上程(提案理由説明)
議第113号~議第116号
会第7号
第5 質疑
第6 委員会付託
第7 委員会審査報告
第8 討論・採決
午前9時31分 開議
○議長(平井せい治君) 皆さんおはようございます。
これより本日の会議を開きます。
~~~~~~~~~~~
△日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(平井せい治君) それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員に、
玉木弘子君
竹尾耕児君
の両名を指名します。
~~~~~~~~~~~
△日程第2 委員会審査報告
○議長(平井せい治君) 次に、日程第2、委員会審査報告に入ります。
各常任委員会に審査を付託しました諸案件を一括議題とし、各常任委員長の報告を求めます。
まず、予算常任委員会の報告を求めます。
予算常任委員長岡山かよ子君。
〔12番 岡山かよ子君 登壇〕
◆12番(岡山かよ子君) 皆様おはようございます。
それでは、ただいまから予算常任委員会の審査報告を行います。
本定例会において当委員会に付託されました案件を審査するため、12月13日に委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので、ご報告をいたします。
議第101号 令和3年度近江八幡市一般会
計補正予算(第6号)
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
以上で予算常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(平井せい治君) 次に、総務常任委員会の報告を求めます。
総務常任委員長山本妙子君。
〔3番 山本妙子君 登壇〕
◆3番(山本妙子君) 皆様、改めましておはようございます。
続きまして、総務常任委員会の審査報告を行います。
本定例会において当委員会に付託された諸案件を審査するため、12月15日に委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので、報告いたします。
まず、予算関連議案につきまして、
議第103号 令和3年度近江八幡市病院事業会計補正予算(第1号)
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
次に、その他議案につきまして、
議第109号 旧慣の廃止及び市有財産の譲渡をすることにつき議決を求めることについて
議第110号 公の施設の指定管理者の指定につき議決を求めることについて
議第112号 文芸セミナリヨ改修工事請負契約の変更につき議決を求めることについて
以上の3件は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
最後に、請願につきまして、
請願第5号 国に対し、「刑事訴訟法の再審規定(再審法)の改正を求める意見書」の提出を求める請願
は、賛成少数で原案を不採択すべきものと決しました。
なお、審査過程における主な意見として、議第112号については、変更事由は一定理解できるものの、5割近くの変更金額であるため、透明性の観点から別発注をするべきではなかったのか。また、こうした変更手続が生じないよう、当初の設計、積算を十分精査した上で入札すべきであるなどの意見がありました。
また、請願第5号については、まずもって請願件名が「意見書の提出を求める請願」となっているが、請願要旨の内容が「意見書の採択をお願いします」となっており、文言に整合が取れていないという意見がありました。
そのほかの主な意見として、冤罪はあってはならないことである、しかし、請願項目の証拠の全面開示に関しては、国において刑事手続に関する協議会で協議が始まっていることや、また刑事訴訟法の再審規定だけでなく、刑法そのものへの知見も必要であり、司法制度全体の在り方とも関連してくることから、国の動向を見守るべきとの意見。一方で、冤罪事件が起きないよう、地方議会、市民がもっと国に対し声を上げていかなければ制度は変わらないということがとても重要であるとの意見がありました。
以上で総務常任委員会の審査報告を終わります。皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。以上です。
○議長(平井せい治君) 次に、教育厚生常任委員会の報告を求めます。
教育厚生常任委員長沖茂樹君。
〔6番 沖 茂樹君 登壇〕
◆6番(沖茂樹君) 皆様おはようございます。
続きまして、教育厚生常任委員会の審査報告を行います。
本定例会において当委員会に付託された諸案件を審査するため、12月16日に委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので、報告いたします。
まず、予算関連議案につきまして、
議第102号 令和3年度近江八幡市介護保険事業特別会計(保険事業勘定)補正予算(第2号)
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
次に、条例関連議案につきまして、
議第105号 近江八幡市立幼稚園条例の一部を改正する条例の制定について
議第106号 近江八幡市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
以上2件は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
議第107号 近江八幡市都市公園条例及び近江八幡市都市公園のうち有料施設の属する都市公園の管理及び運営に関する条例の一部を改正する条例の制定について
は、賛成多数で原案を可決すべきものと決しました。
次に、その他議案につきまして、
議第111号 公の施設の指定管理者の指定につき議決を求めることについて
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
なお、審査過程における主な意見として、第107号については、健康ふれあい公園のグラウンドゴルフ場使用料が1人1ラウンド当たり500円となっているが、施設の設置目的であるスポーツの振興と健康増進の観点から、より多くの市民が利用しやすいように使用料の見直しを検討する必要があるとの意見がありました。
以上で教育厚生常任委員会の審査報告を終わります。議員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(平井せい治君) 次に、産業建設常任委員会の報告を求めます。
産業建設常任委員長大川恒彦君。
〔7番 大川恒彦君 登壇〕
◆7番(大川恒彦君) 皆様おはようございます。
続きまして、産業建設常任委員会の審査報告を行います。
本定例会において当委員会に付託された諸案件を審査するため、12月17日に委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので、報告いたします。
議第104号 近江八幡市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
議第108号 近江八幡市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定について
以上2件は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
以上で産業建設常任委員会の審査報告を終わります。議員の皆様方のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(平井せい治君) ただいまの審査報告に対して質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平井せい治君) 質疑がないようですので、以上で委員会の審査報告を終わります。
~~~~~~~~~~~
△日程第3 討論・採決
○議長(平井せい治君) 次に、日程第3、討論・採決に入ります。
まず、市長提出議案のうち、発言通告がありました案件について討論・採決を行います。
それでは、条例関連議案について討論を行います。
森原陽子君の発言を許します。
〔8番 森原陽子君 登壇〕
◆8番(森原陽子君) 皆さんおはようございます。日本共産党の森原陽子です。
会派を代表して、議第107号近江八幡市都市公園条例及び近江八幡市都市公園のうち有料施設の属する都市公園の管理及び運営に関する条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場で討論します。
来年4月に使用開始となる健康ふれあい公園のグラウンドゴルフ場の利用料金は2コースで500円と設定されました。市はこの料金設定の理由として、1、今回整備されるグラウンドゴルフ場は日本グラウンドゴルフ協会公認のコースであること、2、県内の優良コースの多くが1回500円程度であること、3、受益者負担の考えとのことでした。
しかし、市民の立場からこの料金が高過ぎると考えます。
第1に、市の料金調査では1回のコース数を度外視しての平均値でした。1コース当たりの利用料金の平均では183円となっています。2コースでは366円、500円にはなりません。
第2に、サッカー場や体育館のように、グラウンドゴルフ場も市民の税金を投入し整備しています。既に市民として負担しています。さらに、受益者負担の考えはそぐわないと考えます。健康ふれあい公園という名前のように、多くの市民がこれらの施設を有効活用し、スポーツを通して健康で生き生きした生活を送るための施設です。今後、整備される公園部分の利用は無料になることを考えれば、1回500円は妥当な料金設定とは言えません。特にグラウンドゴルフの愛好者が多くが高齢者であり、年金生活者であることを考えれば、湖東スタジアムのコースのように1コース100円程度が望ましいと考えます。
協会認定のコースが格安な料金で利用できるなら、近江八幡市の目玉商品ともなり得ます。大きな大会などに利用されることになれば、市内宿泊客等の利用拡大にもつながるのではないでしょうか。損して得取れという言葉があります。多くの方に使っていただいてこそ値打ちがあります。スポーツ振興と市民の健康増進のために、より多くの市民が利用しやすい料金へと引き下げることを強く要望し、反対討論とします。
○議長(平井せい治君) 以上で条例関連議案についての討論を終わり、これより採決します。
お諮りします。
議第107号近江八幡市都市公園条例及び近江八幡市都市公園のうち有料施設の属する都市公園の管理及び運営に関する条例の一部を改正する条例の制定については、教育厚生常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(平井せい治君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第107号は原案を可決することに決しました。
次に、市長提出議案のうち、討論のない案件について、予算関連議案、条例議案、その他議案の順に一括採決します。
まず、予算関連議案について、議第101号から議第103号までを一括採決します。
お諮りします。
議第101号令和3年度近江八幡市一般会計補正予算(第6号)、議第102号令和3年度近江八幡市介護保険事業特別会計(保険事業勘定)補正予算(第2号)、議第103号令和3年度近江八幡市病院事業会計補正予算(第1号)、以上の3件は、予算、総務、教育厚生の各常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平井せい治君) ご異議なしと認めます。よって、第101号から議第103号までの3件は原案を可決することに決しました。
次に、条例関連議案について、議第104号から議第106号及び議第108号を一括採決します。
お諮りします。
議第104号近江八幡市手数料条例の一部を改正する条例の制定について、議第105号近江八幡市立幼稚園条例の一部を改正する条例の制定について、議第106号近江八幡市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、議第108号近江八幡市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定について、以上4件は、教育厚生及び産業建設の各常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平井せい治君) ご異議なしと認めます。よって、議第104号から議第106号及び議第108号の4件は原案を可決することに決しました。
次に、その他議案について、議第109号から議第112号までを一括採決します。
お諮りします。
議第109号旧慣の廃止及び市有財産の譲渡をすることにつき議決を求めることについて、議第110号公の施設の指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第111号公の施設の指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第112号文芸セミナリヨ改修工事請負契約の変更につき議決を求めることについて、以上4件は、総務及び教育厚生の各常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平井せい治君) ご異議なしと認めます。よって、議第109号から議第112号までの4件は原案を可決することに決しました。
次に、請願について討論・採決を行います。
それでは、請願第5号について討論を行います。
まず、玉木弘子君の発言を許します。
〔9番 玉木弘子君 登壇〕
◆9番(玉木弘子君) 皆さんおはようございます、日本共産党、玉木弘子です。
紹介議員を代表いたしまして、請願第5号国に対し、「刑事訴訟法の再審規定(再審法)の改正を求める意見書」の提出を求める請願についての賛成の立場で討論いたします。
冤罪は、国家による最大の人権侵害の一つです。再審とは、誤判により有罪の確定判決を受けた冤罪被害者を救済することを目的とする制度です。
2019年、日本弁護士連合会は、冤罪被害者を一刻も早く救済するための再審法の速やかな改正を求める決議を行いました。個人の尊重を最高の価値として掲げる憲法13条の下では、無実の者が処罰されることは絶対に許されず、冤罪被害者は速やかに救済されなければならない。そのためには、再審請求手続においても、再審請求人の主体性を尊重した適正な手続の保障が必要である(憲法31条)。
ところが、現行の再審法(刑事訴訟法第4編再審)の規定は僅か19条しか存在せず、裁判所の判断に委ねられている点が非常に多いことから、その判断の公正さや適正さが制度的に担保される仕組みにはなっていない。
したがって、冤罪被害者の速やかな救済のためには、憲法の理念に沿って再審の在り方を見直すことが必要である、とりわけ、今回の請願項目である再審請求手続における証拠開示の制度化と、再審開始決定に対する検察の不服申立て(上訴)の禁止の2点について、早急な再審法(刑事訴訟法)の再審規定の法改正を要する課題であると指摘しています。
総務常任委員会において不採択となりましたが、複数の委員から請願の趣旨は理解できるとの発言がありました。
昨日付の京都新聞社説で、「再審制度の改善、地方議会の後押しが要る」との見出しで、再審制度の改善に向け国に意見書を出すよう求める請願が全国の自治体議会に相次いでいる。これまで68の地方議会が請願を採択している。採択を見送られた例もあるとしながら、市民に最も近い立場である地方議会は自らの問題として向き合ってほしい。また、地方議会は人権を守るという点で一致できるはずである。会派を超えて議論を深め、国への働きかけを強めてほしい、このように結んでいます。
以上のことから、当市議会において、請願第5号国に対し、「刑事訴訟法の再審規定(再審法)の改正を求める意見書」の提出を求める請願を採択していただきますよう、議員の皆さんの良識ある判断をお願いいたしまして賛成討論とします。
○議長(平井せい治君) 次に、西津善樹君の発言を許します。
〔16番 西津善樹君 登壇〕
◆16番(西津善樹君) 皆さんおはようございます。志誠会の西津善樹です。
私は、請願第5号国に対し、「刑事訴訟法の再審規定(再審法)の改正を求める意見書」の提出を求める請願について、反対の立場で討論をさせていただきます。
まず、日本国憲法にもある基本的人権の尊重、そして世界人権宣言からも、人権というものは必ず守られなければならないと、このように私も思っていますし、本請願における冤罪被害は許されるものではなく、なくさなければならないという趣旨は十分に理解しています。
しかし、現在法務省においても、冤罪が起こってしまった事件について、再発防止に向けた真剣な検討を行われており、法制審議会の新時代の刑事司法制度特別部会では、再審請求審における証拠開示について一般的なルールを設けることが困難であること、また手続構造の異なる再審請求審において通常審の証拠開示制度を転用することは整合しないといった問題点も指摘されながら、慎重な議論を重ねられております。
また、裁判における証拠書類や証拠物の保管、閲覧等につきましては、検察によって、事案に応じて刑事訴訟法及び刑事訴訟記録法の規定に基づいて適正に行われていると考えるのが妥当です。
さらに、我が国の司法制度の根幹である三審制において下された裁決は重く受け止めるべきであり、再審制度に基づく手続で慎重な検討、審議を行うことは、我が国の司法制度に対する国民の信頼を維持するために重要なプロセスと考えます。刑事再審法の見直しは、現行の裁判制度による判決の位置づけを大きく変えてしまうおそれがあり、慎重な検討が必要です。
このような観点を踏まえ、現時点において、本請願に対しまして賛同することは適切ではないと考え、反対の立場を取らせていただきます。議員の皆様の冷静かつ良識のあるご判断をよろしくお願い申し上げながら、請願第5号国に対し、「刑事訴訟法の再審規定(再審法)の改正を求める意見書」の提出を求める請願についての反対討論とします。
○議長(平井せい治君) 次に、竹尾耕児君の発言を許します。
〔10番 竹尾耕児君 登壇〕
◆10番(竹尾耕児君) 皆様おはようございます。
私は、請願第5号国に対し「刑事訴訟法の再審規定の改正を求める意見書」の提出を求める請願について、賛成の立場で討論をさせていただきます。
山本妙子総務常任委員長並びに西津善樹議員の反対討論の中で、冤罪については許されるべきものではないという議論が議会内であったということは、近江八幡市議会がいかに良識のある議会であるかということ、その議論が行われたということについては大変感謝を申し上げます。
また並びに、請願文書表の内容につきましていささかの不備があったということ、これは私も感じておる次第でありますが、しかし私はこの賛成討論の中で、日本の司法での再審の道のりというものがいかに遠いものであるのかということを、少し私の知見や経験を踏まえて皆様に知っていただきたく、討論に立たせていただきました。
私が訳の分からないまま、初めて黄色いゼッケンをつけたのは15歳のときでした。親に行ってこいと言われて、仲間と半ば旅行気分で出かけた私を待っていたのは、部落解放全国高校生集会、夏の大阪でした。大阪中央公会堂では、外の日差しよりも熱い高校生たちによる議論が闘わされていました。僕は、胸のゼッケンに書かれた狭山再審請求の言葉の意味も知らずに、ただただその高校生たちの熱気に圧倒されるだけでした。それが15歳の夏、私と狭山裁判との出会いでした。
地元に帰って、親や地元の先輩、当時、教育集会所の先生や職員さんたちに狭山事件のことを教えていただき、現地調査や弁護士さんとの研修会などにも参加しました。それまで、決して間違わない、絶対に正しいと思っていた警察や裁判の制度が、時にそうではないということを私は高校生のときに知りました。その後、東京のど真ん中でデモやビラ配りをしたこともあります。最高検察庁へ署名を届けたこともあります。こうした直接的な行動から私は離れてもう20年近くたちますが、今回のこの請願が、部落問題とともに青春を駆けていたあの頃を思い出させてくれました。
残念ながら、この社会から犯罪はなくなっていません。人間は時に過ちを犯します、そのために司法制度、裁判制度があるわけです。しかし、それと同じように、司法や検察、警察の捜査でも過ちは起きるのです。狭山差別裁判のように数多くの新証拠が発見されても、いまだに再審が開かれていないのは、やはり現行の裁判制度が公権力寄りの制度となっているのではないでしょうか。
法務省の犯罪白書によりますと、日本の有罪確定率というものは99.9%と言われています。しかし、その陰に、皆さんの記憶にも新しい湖東記念病院事件のような冤罪も含まれていることを忘れてはいけません。袴田事件のように現在審理中の事件や、狭山事件のように、いまだ再審が棄却され続けている事件というものはあります。
正義の女神ユースティティアのてんびんというものが弁護士バッジに描かれていますが、このユースティティアが掲げる正義と公平を示すてんびんは、残念ながら傾いたままになっているのです。この傾きを少しでも是正し、公権力と個人が水平を保てる司法制度実現のためには、個人の暮らしと最も密に向き合う地方議会からの声も大切であると私は考え、この請願に賛成の意を表明し、各議員に賛同を求めるものであります。皆様のご賛同をどうぞよろしくお願いいたします。
○議長(平井せい治君) 以上で討論を終わり、これより請願第5号について起立により採決します。
念のため申し上げます。
本件に対する総務常任委員長の審査報告は不採択であります。
原案について採決します。
お諮りします。
請願第5号国に対し、「刑事訴訟法の再審規定(再審法)の改正を求める意見書」の提出を求める請願は、原案のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立少数〕
○議長(平井せい治君) ご着席ください。
起立少数と認めます。よって、請願第5号は不採択とすることに決しました。
~~~~~~~~~~~
△日程第4 議案の上程(提案理由説明)
議第113号~議第116号
会第7号
○議長(平井せい治君) 次に、日程第4、議案の上程を行います。
議第113号から議第116号並びに会第7号の5件を一括上程し、件名を事務局から朗読させます。
益田議会事務局長。
◎事務局長(益田卓弥君) 朗読いたします。
令和3年第4回(12月)近江八幡市議会定例会追加提出議案
市長提出議案
議第113号 令和3年度近江八幡市一般会計補正予算(第7号)
議第114号 船木財産区管理委員の選任につき同意を求めることについてほか人事議案2件
議員提出議案
会第7号 米価下落に対する緊急対策措置を求める意見書の提出について
以上であります。
○議長(平井せい治君) 次に、市長提出議案の提案理由の説明を求めます。
小西市長。
〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理君) おはようございます。
本日追加いたします案件につきまして提案理由のご説明を申し上げます。
議第113号令和3年度近江八幡市一般会計補正予算(第7号)につきましては、歳入歳出それぞれ23億8,622万6,000円を追加し、予算総額388億3,412万3,000円とさせていただくものでございます。
主な内容といたしましては、民生費におきまして、住民税非課税世帯等臨時特別給付金事業費で、対象世帯1世帯当たり10万円の現金給付、子育て世帯臨時特別給付金事業で、対象となる子ども1人当たり10万円の現金給付に伴います負担金補助及び交付金等追加。
商工費におきまして、商工業振興事業で新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた事業者に広く確実に行き渡る新たな支援を実施するため、既定の支援策の見直しにより、負担金補助及び交付金等を組み替え、新型コロナウイルス感染症対策として補正させていただくものでございます。
これらの財源につきましては国庫支出金を充当させていただくものでございます。
次に、議第114号船木財産区管理委員の選任につき同意を求めることにつきましては、船木財産区の財産区管理委員の任期満了に伴いまして、委員を選任することにつきまして議会の同意を求めるものでございます。
次に、議第115号古川財産区管理委員の選任につき同意を求めることにつきましては、古川財産区管理委員の任期満了に伴いまして、委員を選任することにつきまして議会の同意を求めるものでございます。
次に、議第116号牧財産区管理委員の選任につき同意を求めることにつきましては、牧財産区の財産区管理委員の欠員に伴いまして、委員を選任することにつきまして議会の同意を求めるものでございます。
以上、追加いたしました議案につきましてご審議賜り、ご可決賜りますようお願い申し上げまして説明とさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。
○議長(平井せい治君) 次に、議員提出議案会第7号について、提案の理由を求めます。
辻正隆君。
〔13番 辻 正隆君 登壇〕
◆13番(辻正隆君) 皆さん、改めましておはようございます。政翔会の辻です。
提出者を代表させていただきまして、会第7号の意見書について、朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
米価下落に対する緊急対策措置を求める意見書の提出について
人口減少や少子高齢化による米の消費減退、新型コロナウイルス感染拡大による業務用米の需要等の減少の中で、令和3年産米の価格については大幅な下落となり、大規模農家をはじめ市内農家は規模を問わず大打撃を被っている。農家は需要に応じた生産や生産コスト削減に取り組んでいるが、このような急激な経営環境の変化は農業生産地域の適正な維持管理や農業経営の安定化の堅持が懸念される状況となっている。コロナ禍というかつてない事態の中、困窮する国民と農家への支援のため、従来の政策的枠組みにとらわれない緊急対策が必要である。
よって、国においては、緊急に下記事項を確実に実現されるよう、強く要望する。
記
1、コロナ禍における各国の輸出規制等の動きもあり、将来的な食料の安定供給に懸念が生じていることから、持続可能なフードチェーンの構築など国内回帰を意識した取組を進めていく必要がある。ポストコロナ社会を見据えた地産地消の取組として、学校給食や企業の社員食堂、病院・社会福祉施設及び外食企業が地域の食材を活用することへの支援を実施すること。
2、世界の経済活動再開等に伴い、燃油、肥料、飼料等のみならず物流コストも高騰している。生産コストが増える一方、農産物への価格転嫁は困難である。農業者が営農継続や経営安定をはかれるよう、必要な対策を講じること。
3、農業者の再生産に向けた支援対策として、つなぎ融資への利子補給や収入減少影響緩和交付金(ナラシ対策)及び収入保険の可能な限りの早期支払いを行うとともに、生産者が各制度を有効に活用できるよう、加入要件や補償範囲の拡大など、制度の充実をはかること。また令和4年産の作付転換の実現に向け、麦、大豆、飼料用米等に対する戦略作物助成の単価を維持したうえで、産地交付金の加算措置の見直しは現場実態を十分配慮すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
議員の皆さんのご賛同をよろしくお願いをいたします。
○議長(平井せい治君) 以上で議案の上程を終わります。
それでは、ただいま上程しました議第113号から議第116号並びに会第7号の5件について質疑のある方は、後刻休憩中、事務局へ発言通告をお願いします。
休憩します。
午前10時16分 休憩
~~~~~~~~~~~
午後10時19分 再開
○議長(平井せい治君) 再開します。
~~~~~~~~~~~
△日程第5 質疑
○議長(平井せい治君) それでは、日程第5、質疑に入ります。
1名からの発言通告がありますので、これを許します。
まず、森原陽子君の発言を許します。
◆8番(森原陽子君) 失礼いたしました。日本共産党の森原陽子です。
議第113号令和3年度近江八幡市一般会計補正予算(第7号)のうち、子育て世帯への臨時特別給付金について、以下の3点につき質疑いたします。
1点目、給付対象の児童の中で申請が必要な児童はどのような方でしょうか。
2点目、申請が必要な場合、いつ頃申請用紙が届くのか。申請後は約何日で給付される予定か。給付までの大まかなスケジュールをお聞かせください。
3点目、DV等の家庭の事情で、世帯主以外の口座への振込が必要な方は把握されているとのことでした。11月26日付の内閣府の事務連絡では、基準日である9月30日以降でも、配偶者の暴力から避難している人は申請があれば申出の口座に振込ができるとありました。世帯主以外の口座に振込を希望され、申請用紙を別の住所に送ってほしい方は、いつまでに、どこに連絡すればいいでしょうか。
3点についてお伺いいたします。
○議長(平井せい治君) 回答を求めます。
青木子ども健康部長。
〔子ども健康部長 青木勝治君 登壇〕
◎子ども健康部長(青木勝治君) 皆さんおはようございます。
森原議員の議第113号令和3年度近江八幡市一般会計補正予算(第7号)のうち、子育て世帯臨時特別給付金事業についての質疑にお答えをいたします。
まず、1点目の今回の給付金を受けるために申請が必要な対象者についてご説明いたします。
今回、国の経済対策の中に位置づけられた子育て世帯臨時特別給付金のうち、先行分の5万円の現金給付は、できるだけ早期にプッシュ型(積極給付)ということで、すなわち申請がなくとも支援をお届けする観点から、中学生以下の子どもについて、児童手当の仕組みを活用したスキーム、給付の方法として議会審議等の過程を経て年内に給付するよう、国から自治体に求められたところでございます。
このようなことから、今回令和3年9月分の児童手当本則給付の支給対象児童1万88人以外に、10月以降11月末日までに出生している新生児で児童手当本則給付の支給対象児童115人、中学生以下の児童手当本則給付の支給対象児童と同居している高校生959人については、保護者の所得要件が確認できており、かつ保護者の振込口座が把握できておりますので、先行分5万円の年内振込の準備を進めてまいりました。
その後、政府方針の転換を踏まえて対応を協議し、再度おうみ自治体クラウド協議会のシステム事業者に緊急のシステム改修を指示した結果、10万円一括給付の準備が何とか間に合うようになりました。補正予算案をご議決いただきましたら、先行分5万円分に残り5万円分も合わせて10万円を現金一括で12月24日に指定された口座に振込をさせていただきたいと考えております。
一方、中学生以下の弟や妹がいない高校生のいる世帯、勤務先から児童手当の支給を受ける仕組みとなっている公務員の世帯及び12月以降に出生した新生児の世帯については、主たる生計維持者の収入状況は把握できておりますが、振込口座は把握できておりませんので、給付を受けるために申請をしていただく必要がございます。
次に、2点目の申請が必要な公務員と高校生及び新生児についての当該給付金に関する通知及び給付時期等のスケジュールについてご説明いたします。
プッシュ型給付によらない申請を必要とするこれらの給付対象児童の保護者には、1月中旬以降に申請書を送付する予定で準備を進めており、申請書の提出があった方から順次10万円の一括給付を行う予定です。給付時期については、市が申請書を受け取ってから2週間から1か月程度のお時間をいただきたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
最後に、3点目のDV被害等により住所地と居住地が違う方など、通知書の送付先や振込口座の変更を希望される方への対応についてご説明いたします。
申請を必要としないプッシュ型給付を実施する方については、さきにご説明いたしましたとおり、児童手当の仕組みを活用し、当該口座に24日に振込を実施する予定で準備をしていますので、振込先の変更には対応できません。
一方、申請が必要な方については、基本的には主たる生計者宛てに通知書を送付させていただきますので、主たる生計者名義で振込口座を申請していただければと考えております。
なお、DV被害の理由で市が送付の変更先を把握できている方については、法に基づき、指定された住所に送付するよう国から通知がありますので、対応いたします。それ以外の理由で通知書の送付先変更をご希望される場合もあろうかと思いますが、迅速に給付を進める趣旨を踏まえて、変更対応についてはご容赦いただければと思いますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(平井せい治君) 質疑はありませんか。
森原陽子君。
◆8番(森原陽子君) 詳しくありがとうございました。
この申請が必要な方の中で、今後DV被害等の、あるいは離婚協議が始まっている方とかについては変更可能であるという理解でよろしいでしょうか。
○議長(平井せい治君) 青木子ども健康部長。
◎子ども健康部長(青木勝治君) 森原議員の再質疑にお答えいたします。
9月30日の基準日以降に変わったという場合のことでお尋ねだと思いますが、まずDV被害を受けている場合については、配偶者への支給決定前であれば、基準日以降であっても、児童と避難している者へ当該給付金を支給することは一定要件の下、可能です。
一方で、DVが関係しない別居の場合につきましては、原則どおり、10月支給分、いわゆる9月分の児童手当の受給者へ当該給付金を給付することになります。
○議長(平井せい治君) 森原陽子君。
◆8番(森原陽子君) ありがとうございます。
周知については、特に何か方法ありますでしょうか。
○議長(平井せい治君) 青木子ども健康部長。
◎子ども健康部長(青木勝治君) 森原議員の再質疑にお答えいたします。
周知につきましては、先ほども申し上げましたように、該当する方については通知を行わせていただくほかに、今のような特殊事情のある方については、一定ホームページでありますとか、そういう多様な媒体を使わせていただきまして、一定周知をさせていただきたいというふうに思っております。
○議長(平井せい治君) 森原陽子君。
◆8番(森原陽子君) 広報等にも掲示していただくということはあるのでしょうか。
○議長(平井せい治君) 青木子ども健康部長。
◎子ども健康部長(青木勝治君) 森原議員の再質疑にお答えいたします。
広報につきましては、当然発行の原稿の締切り日時がございますので、それについて、間に合うかどうかについては原課で確認をさせていただきたいと思います。
○議長(平井せい治君) 森原陽子君。
◆8番(森原陽子君) タイトな日程の中での事務作業になりますので、いろいろご苦労をかけると思いますが、また、なかなかこういう情報について遠い方もいらっしゃいますので、お手数と思いますが、どうかよろしくお願いします。
これで質疑を終わります。ありがとうございます。
○議長(平井せい治君) 以上で森原陽子君の質疑を終わります。
以上で質疑を終わります。
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△日程第6 委員会付託
○議長(平井せい治君) 次に、日程第6、委員会付託に入ります。
お諮りします。
ただいま議題となっています議第114号から議第116号並びに会第7号の4件については、会議規則の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平井せい治君) ご異議なしと認めます。よって、ただいまの4件については委員会付託を省略することに決しました。
なお、議第113号については、お手元に配付しました議案付託表のとおり予算常任委員会に付託します。
後刻、再開後に審査報告が願えますようよろしくお願いします。
予算常任委員会はこの後、本会議場にて開議されます。
休憩します。
午前10時31分 休憩
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午前11時35分 再開
○議長(平井せい治君) 再開します。
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△日程第7 委員会審査報告
○議長(平井せい治君) それでは、日程第7、委員会審査報告に入ります。
予算常任委員会の報告を求めます。
予算常任委員長岡山かよ子君。
〔12番 岡山かよ子君 登壇〕
◆12番(岡山かよ子君) それでは、ただいまから予算常任委員会の審査報告を行います。
本定例会において当委員会に付託されました案件を審査するため、先ほど委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので、ご報告をいたします。
議第113号 令和3年度近江八幡市一般会
計補正予算(第7号)
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
以上で予算常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(平井せい治君) ただいまの審査報告に対して質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平井せい治君) 質疑がないようでありますので、以上で委員会の審査報告を終わります。
それでは、議第113号から議第116号並びに会第7号の5件について討論のある方は、後刻休憩中に事務局に発言通告をお願いします。
休憩します。
午前11時37分 休憩
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午前11時39分 再開
○議長(平井せい治君) 再開します。
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△日程第8 討論・採決
○議長(平井せい治君) それでは、日程第8、討論・採決に入ります。
討論を行います。
1名から発言通告がありましたので、これを許します。
まず、森原陽子君の発言を許します。
〔8番 森原陽子君 登壇〕
◆8番(森原陽子君) 日本共産党の森原陽子です。
会派を代表して、議第113号令和3年度近江八幡市一般会計補正予算(第7号)に対する賛成討論を行います。
子育て世代への臨時特別給付金制度について、政府は5万円の現金給付と5万円のクーポン券制度の併用を基本としていましたが、一括現金給付を求める国民世論の高まりにより、ようやく13日に、自治体が判断すれば条件なしで10万円を一括給付することが可能と決定いたしました。
市当局は、当初予定の5万円の2回給付から、児童手当受給世帯の児童に対しては年内に一括10万円の給付を実施することに変更されました。特別給付金が振り込まれるのは24日、クリスマスイブとのこと、私の年齢には何の関係もありませんが、心温まる思いです。
しかしながら、コロナ禍の下、18歳以上の方も大変です。学生、非正規労働者、自営業や中小企業の方々、農業者、高齢者などなど、多くの国民が厳しい生活状況です。今後も全ての国民が安心して暮らせる対策を国に求めていただくことを強く要望し、賛成討論といたします。
○議長(平井せい治君) 以上で討論を終わり、これより採決します。
まず、市長提出議案について、議第113号から議第116号までの4件を順次起立により採決します。
まず、議第113号を採決します。
お諮りします。
議第113号令和3年度近江八幡市一般会計補正予算(第7号)は、予算常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立全員〕
○議長(平井せい治君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第113号は原案を可決することに決しました。
次に、議第114号を採決します。
お諮りします。
議第114号船木財産区管理委員の選任につき同意を求めることについては、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立全員〕
○議長(平井せい治君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第114号は原案に同意することに決しました。
次に、議第115号を採決します。
お諮りします。
議第115号古川財産区管理委員の選任につき同意を求めることについては、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立全員〕
○議長(平井せい治君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第115号は原案に同意することに決しました。
次に、議第116号を採決します。
お諮りします。
議第116号牧財産区管理委員の選任につき同意を求めることについては、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立全員〕
○議長(平井せい治君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第116号は原案に同意することに決しました。
次に、議員提出議案について、会第7号を起立によって採決します。
お諮りします。
会第7号米価下落に対する緊急対策措置を求める意見書の提出については、原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立全員〕
○議長(平井せい治君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、会第7号は原案を可決することに決しました。
ここでお諮りします。
本日意見書が可決されましたが、字句その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に一任願いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平井せい治君) ご異議なしと認めます。よって、字句その他の整理は議長に一任されることに決しました。
以上をもって本日の日程は全て終了し、本定例会に付議されました案件は全て議了しました。
ここで市長からご挨拶をいただきます。
小西市長。
〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理君) 閉会に当たりまして、一言御礼のご挨拶を申し上げます。
議員の皆様方におかれましては、去る11月29日に令和3年第4回市議会定例会を招集させていただきましたところ、令和3年度一般会計補正予算案など、原案どおりご可決、ご同意賜りましたことに対しまして心から厚く御礼を申し上げます、誠にありがとうございました。
今議会の審議の過程におきまして、議員の皆様方から賜りましたご意見やご提言につきましては、これを真摯に受け止め、今後の市政運営に当たり、反映できますよう鋭意努力してまいりたいと存じます。
さて、先月29日には彦根気象台が今シーズンの初氷の観測を発表し、先週末には市内でも雪が降りました。比良山系も日を追うごとに白さを増して、いよいよ本格的な冬の到来と併せて、日々増してきました年の瀬特有の慌ただしさを感じさせていただいているところでございます。
今月1日には近江八幡警察署において、年末の恒例行事であります歳末特別警戒出動式が行われ、滋賀県出身で女優としてご活躍されている五島百花さんが一日署長として歳末の警戒ムードを盛り上げていただきました。
また、4日には、これも恒例でございますけども、シルバー人材センターの会員の皆様200名余りのご参加による官庁街清掃奉仕作業があり、新しい年を気持ちよく迎える準備を整えていただきました。誠にありがとうございます。
来年は寅年でございます。十干十二支で表しますと壬寅となります。壬は妊に通じ、陽気を下にはらむ。寅はミミズに通じ、春の草木が生じるという意味があるそうでございます。そのため、壬寅には、厳しい冬を越えて、芽吹き始め、新しい成長の礎となるイメージを抱くことができると思います。
今年一年を改めて振り返りますと、コロナ禍において市民の皆様には様々な面でのご負担があったのではないかと推察いたします。我々行政も、ワクチン接種や様々な感染対策、産業支援、生活支援策など、これまでになく駆け足で取り組んでまいりました。この厳しい1年を礎として乗り越えた先に訪れる新しい年が皆様にとっても芽吹きの年となりますことを心から願っておりますとともに、私たち行政にとりましても、より魅力あふれる近江八幡市のまちづくりがまたスタートする成長の年となりますよう、改めて取り組んでまいりたいと存じます。
これから年末にかけ、ますます寒さも厳しくなります。議員の皆様方におかれまして、年末年始の行事等で何かとご多忙の日々が続くとは存じます。どうかくれぐれもご自愛をいただき、輝かしい初春をお迎えになられますとともに、新年のなお一層のご活躍を祈念し、併せまして市政発展へのより一層のご協力をお願い申し上げまして、閉会のご挨拶とさせていただきます、誠にありがとうございました。
○議長(平井せい治君) 第4回定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。
去る11月29日に開会しました本定例会も、議員各位並びに市長をはじめ当局の皆様方に格別のご協力をいただき、本日ここに無事閉会の運びとなりました。厚く御礼申し上げます。
当局の皆様におきましては、本定例会の中で各議員から出されました意見や要望を十分に尊重され、市政の一層の発展に努められますようお願い申し上げるものであります。
さて、本年も残すところ僅かとなりました。今年の年末も寒波により、例年同様寒い日が続くと聞いております。また加えまして、オミクロン株による新型コロナウイルス感染症も拡大が懸念されております。皆様方におかれましては、感染防止を念頭に置き、年末年始をお過ごしいただきたく、お体に十分気をつけられ、輝かしい新年を迎えられますよう心から祈念申し上げまして、閉会に当たりましての挨拶とします。
それでは、これをもちまして令和3年第4回近江八幡市議会定例会を閉会といたします。
ご苦労さまでした。
午前11時51分 閉会
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