録画中継

令和4年第1回(5月)近江八幡市議会臨時会
5月18日(水) 初日
第1 議席の一部変更の件
第2 各常任委員会委員の選任
第3 会議録署名議員の指名
第4 会期の決定
第5 議案の上程(提案理由説明)
   議第42号~議第45号
第6 質疑
第7 委員会付託
第8 委員会審査報告
第9 討論・採決
               午前9時30分 開会
○議長(平井せい治君) 皆さんおはようございます。
 本日招集されました令和4年第1回近江八幡市議会臨時会をただいまから開催します。
 直ちに本日の会議を開きます。
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△日程第1 議席の一部変更の件
○議長(平井せい治君) それでは、日程第1、議席の一部変更の件を議題とします。
 今回、新たに議員になられました奥田孝司君、井上さゆり君の議席の指定に関連し、議席の一部を変更したいと思います。
 ここでお諮りします。
 ただいまご着席の議席のとおり、議席の一部を変更することにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平井せい治君) 異議なしと認めます。よって、ただいまご着席の議席のとおり、議席の一部を変更することに決しました。
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△日程第2 各常任委員会委員の選任
○議長(平井せい治君) 次に、日程第2、各常任委員会委員の選任を議題とします。
 お諮りします。
 各常任委員会委員につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、予算常任委員会委員並びに総務常任委員会委員には、今回新たに議員になられました奥田孝司君、井上さゆり君の2名をそれぞれ指名したいと思います。ご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平井せい治君) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました方々をそれぞれの常任委員会委員に選任することに決しました。
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△日程第3 会議録署名議員の指名
○議長(平井せい治君) 次に、日程第3、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員に、
 辻 正隆君
 奥田孝司君
の両名を指名します。
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△日程第4 会期の決定
○議長(平井せい治君) 次に、日程第4、会期の決定を議題とします。
 お諮りします。
 本臨時会の会期は、本日から明日19日までの2日間としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平井せい治君) 異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日から19日までの2日間と決定しました。
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△日程第5 議案の上程(提案理由説明)
     議第42号~議第45号
○議長(平井せい治君) 次に、日程第5、議案の上程を行います。
 議第42号から議第45号までの4件を一括上程し、件名を事務局から朗読させます。
 益田議会事務局長。
◎事務局長(益田卓弥君) 朗読いたします。
 令和4年第1回(5月)近江八幡市議会臨時会提出議案
議第42号 専決処分の承認を求めることについて
     令和3年度近江八幡市一般会計補正予算(第11号)ほか専決処分議案1件
議第44号 令和4年度近江八幡市一般会計補正予算(第1号)
議第45号 近江八幡市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
 以上であります。
○議長(平井せい治君) 次に、提案理由の説明を求めます。
 小西市長。
             〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理君) 皆さんおはようございます。
 本日、令和4年第1回市議会臨時会を招集させていただきましたところ、議員の皆様方におかれましては、公私何かとご多用の中ご出席を賜りまして、厚く御礼を申し上げます。
 開会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
 まずは、さきの補欠選挙でご当選された議員の皆様、市政に対しまして、格段のお力添え、今後賜りますよう心からお願いを申し上げる次第でございます。よろしくお願いいたします。
 また、私も、選挙の結果、引き続き市政を担わせていただくこととなりました。どうか市政の発展そして市民の福祉向上のために、引き続き議員の皆様方のお力添え、よろしくお願いを申し上げます。
 さて、昨今、周囲は若葉映える本当にすがすがしい季節となりましたけれども、海の向こうではウクライナ情勢ということで、我々の経済状況を脅かすような大変憂慮すべき事態が起こっておりますし、まだ新型コロナウイルスによる感染症も終えんを迎えていない状況でございます。そういう中、大変な状況でございます。本当にこのような我々の生活に影響を与えるような戦争、争いにつきましては、本当に武力による支配がこの世からなくなる、この世界からなくなることを心から願うとともに、また祈るところでございます。
 また、被害に遭われた皆様方、ご支援が必要なことをもっと求められるようであれば、我々基礎自治体としても、しっかりとした支援をまいりたいと心に持するところでございます。
 さて、そういう中でございますけども、今回の臨時議会でございますが、先般、年度末に国から新型コロナウイルス対策として地方創生臨時交付金、交付されたうちの急ぎ対応を要する分につきまして、主にご提案をさせていただくところでございます。
 また、残余の分及び先日国から交付の連絡がございました物価高騰並びに原油高による経済対策に係る地方創生臨時交付金の分につきましては、6月の定例会にお諮りをさせていただく予定をしております。どうかよろしくお願いを申し上げます。
 私の所見その他ビジョンにつきましても、6月定例会でお話をさせていただきたいと思うところでございます。どうかよろしくお願いを申し上げます。
 それでは、本日提案いたします議案についてご説明を申し上げます。
 まず、議第42号専決処分の承認を求めることにつきましては、緊急を要し、議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、去る3月31日付をもって専決処分をさせていただきましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。
 専決処分させていただきました令和3年度近江八幡市一般会計補正予算(第11号)につきましては、歳入歳出それぞれ4億2,000万円を追加し、予算総額を433億251万円とさせていただくものでございます。
 主な内容といたしましては、歳入予算におきまして、令和4年3月28日に地方譲与税が確定いたしましたことにより、地方譲与税、利子割交付金、配当割交付金、地方消費税交付金、環境性能割交付金、地方特例交付金及び地方交付税と繰入金で財源調整を行うとともに、歳出予算におきまして、減債基金及び公共施設等整備基金に積立金を追加させていただいたものでございます。
 次に、議第43号専決処分の承認を求めることにつきましては、緊急を要し、議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、去る3月31日付をもって専決処分をさせていただきましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。
 専決処分させていただきました近江八幡市税条例の一部を改正する条例の制定及び近江八幡市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定につきましては、地方税法等の一部を改正する法律、地方税法施行令の一部を改正する政令及び地方税法施行規則等の一部を改正する省令が令和4年3月31日にそれぞれ公布され、いずれも令和4年4月1日から施行されることに伴い、所要の改正を行ったものでございます。
 次に、近江八幡市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定につきましては、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令第6条の2第1項の規定に基づき、総務大臣が定める金額を定める件の一部改正及び年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律が令和4年4月1日から施行させることに伴い、所要の改正を行ったものでございます。
 次に、議第44号令和4年度近江八幡市一般会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ5億92万7,000円を追加し、予算総額を360億2,092万7,000円とさせていただくものでございます。
 主な内容といたしましては、民生費におきまして、新型コロナウイルス感染症障がい福祉応援事業で、減収補填制度がない利用者の就労意欲を下支えするため、また国の原油価格・物価高騰等総合緊急対策のうち、低所得の子育て世帯生活支援特別給付金給付事業で、給付実施に伴います負担金補助及び交付金等を追加。
 農林水産業費におきまして、農業振興事業、畜産業振興事業及び水産業振興事業で、燃料費及び飼料費高騰対策支援として負担金補助及び交付金を追加。
 商工費におきまして、商工業振興事業で売上げが減少している事業に対する事業継続応援金、新たに雇入れする事業者に対する雇用促進支援として負担金補助及び交付金等を追加。また、ふるさと観光券事業で、プレミアム観光券の販売により市内観光事業の支援及び磨き上げを図るため、償還金等を追加。
 教育費におきまして、文化会館整備事業で、市内文化芸術活動の再開に伴う高齢者等の利用促進を図るため、トイレを洋式化する工事請負費の追加など、新型コロナウイルス感染症対策として補正させていただくものでございます。
 これらの財源につきましては、国庫支出金及び財産収入を充当させていただくものでございます。
 次に、議第45号近江八幡市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定につきましては、コロナ克服・新時代開拓のための経済対策の閣議決定を受け、新型コロナウイルス感染症の影響により一定程度収入が減少した国民健康保険の被保険者に対し、保険料の免除等を行うこととされましたことから、所要の改正を行うものでございます。
 以上、専決処分の承認を求めます2件の議案と予算及び条例各1件の議案につきまして、ご審議いただき、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、説明とさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。
○議長(平井せい治君) 以上で議案の上程を終わります。
 それでは、ただいま上程しました議第42号から議第45号の4件について質疑のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いします。
 この場で休憩します。
               午前9時44分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午前9時47分 再開
○議長(平井せい治君) 再開します。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第6 質疑
○議長(平井せい治君) それでは、日程第6、質疑に入ります。
 2名から発言通告がありましたので、順次これを許します。
 まず、山元聡子君の発言を許します。
◆5番(山元聡子君) 皆様おはようございます。
 凛成会の山元聡子でございます。議長のお許しが出ましたので、早速質疑に入らせていただきます。
 第44号議案令和4年度近江八幡市一般会計補正予算(第1号)、歳出、款10教育費、項5社会教育費、目文化施設費の文化会館整備事業606万1,000円について、1点質疑をさせていただきます。
 今回、コロナ禍における文化会館の利用促進に取り組むとして、市民、特に高齢者等の利用促進のため、トイレの洋式化等の改修を行うとのことでございますが、文化会館2階のトイレ3か所、男性用1、女性用2の洋式化及びバリアフリー化のみに限定された理由をお聞かせください。
 あわせまして、今後のバリアフリー計画はどのようになっているのか、お尋ねをいたします。よろしくお願いいたします。
○議長(平井せい治君) 当局の回答を求めます。
 嵐総合政策部理事。
             〔総合政策部理事 嵐 孝雄君 登壇〕
◎総合政策部理事(嵐孝雄君) 皆様おはようございます。
 それでは、山元聡子議員お尋ねの議第44号令和4年度一般会計補正予算(第1号)のうち文化会館整備事業についてお答えいたします。
 まず、1点目の改修箇所を2階トイレに限定した理由についてですが、文化会館は昭和54年に開館し、現在築43年が経過しております。トイレにつきましては、一部洋式化の改修を行っておりますが、現在も和式トイレが25室あり、さらなる洋式化への改修が望まれているところでございます。しかしながら、トイレ改修においては、単に便器を交換するだけではなく、電気工事と併せ、公共下水道への接続やバリアフリー化のほか、老朽化する施設全体に配慮した改修を行う必要があり、完成までに期間を要することになります。こうした現状を踏まえた上で、コロナ禍における市民の文化芸術活動の再開に伴う高齢者等の利用促進を図る必要があることから、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、洋式便器のない2階会議室エリアのトイレについて、今後予定している施設全体のトイレ改修工事への二重投資とならない範囲で改修工事を行うものでございます。
 2点目の文化会館施設全体のトイレの洋式化及びバリアフリー化計画についてですが、トイレの段差解消や公共下水道への接続のほか、エレベーターの設置検討なども含め、施設全体の改修設計を令和4年度から5年度に行い、改修工事に着手する予定としておりますので、ご理解をよろしくお願いいたします。
○議長(平井せい治君) 質疑ありますか。
 山元聡子君。
◆5番(山元聡子君) ありがとうございました。2階には全く洋式トイレがないということで、改修を優先されるということで理解させていただきました。
 しかし、コロナ対策としての洋式トイレの必要性や何よりもコロナ禍で足腰が弱っておられる方、さらなる今後高齢化が進んでまいります。特に1階の洋式トイレの設置を望むお声は、私のところにたくさん届いております。ぜひ、速やかにご対応いただきたいなと思います。
 また、バリアフリー計画について、車椅子の方など、誰もが文化会館を利用しやすくするためにも、ぜひエレベーターの設置も考えていただきたいと思いますが、ぜひ文化会館を利用されている市民の皆様のご意見を聞く機会を持っていただきまして、エレベーターの設置場所等も含めてご検討いただき、早期の改修をよろしくお願いしたいと思います。
 以上、私の質疑を終わらせていただきます。ありがとうございます。
○議長(平井せい治君) 以上で山元聡子君の質疑を終わります。
 次に、井上さゆり君の発言を許します。
 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 日本共産党の井上さゆりです。
 議第44号令和4年度近江八幡市一般会計補正予算(第1号)並びに議第45号近江八幡市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行いたいと思います。
 まず最初に、議第44号の近江八幡市一般会計補正予算なんですけれども、1つ目、新型コロナウイルス感染症障がい福祉応援事業についてお聞きしたいと思います。
 この事業は、就労継続B型事業所並びに生活介護事業所に通う方々にそれぞれ4万円、2万円を条件を満たした方に支給されると理解をしております。いまだ市内のB型作業所では、コロナの下で下請仕事も十分回復していないという現場の声もお聞きしております。本当に担当部の方々、よく頑張っていただいたなというふうに思っております。
 そこで、質疑ですけれども、市に対しての申請はどのようにされるのか、お聞きしたいと思います。障害をお持ちの方々ですので、ぜひ簡略された申請になることを望みますが、今のお考え、よろしくお願いしたいと思います。
 続きまして、低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金についてお聞きしたいと思います。
 この事業は、低所得の子育て世帯、住民税非課税世帯への子ども1人5万円支給の事業とのことなんですが、今回の給付対象者、市内全体で何人で、そして対象者人数とそれは全体の市内18歳までの人口の何%の子どもたちが対象になるのか、人数と割合でお答えいただきたいというふうに思います。
 続きまして、商工業振興事業の事業継続支援金についてお聞きしたいと思います。
 まず、この事業継続支援金の対象業者、商工業者は対象になると分かるんですが、農業やあるいは水産業を含む事業者、そしてフリーランスの方々など全てと考えてよいのかどうか、ご答弁いただきたいと思います。なぜ聞くかと申しますと、以前、持続化給付金の場合ですと、農業者は対象外と思われていたケースもありましたんで、今回この事業はどこまでが対象になるのか、お聞きをしておきたいと思います。
 そして、今回の条件の中で、滋賀県の事業継続支援金第4期を受給している者との要件がありますけれども、県の事業継続支援金を受ける前提条件は何なのか、お答えいただきたいと思います。
 そして次に、ふるさと観光券事業であります。
 今回、2回目のふるさと観光券事業ですが、参加された事業所も様々で、単価の高い店もあれば、あるいは低い店もある。それで、ふるさと観光券を使用した動向はどうであったのか、偏りはあったのかどうか、どのような感想をお持ちなのか、担当課のまず所見をお聞きしておきたいと思います。
 そして最後に、議第45号の国民健康保険条例の一部を改正する条例についてですけれども、今回の条例でコロナウイルス感染症の影響による減免ですけれども、減免申請できる場合、前年度の収入よりどれだけ減収になった場合、適用されるのか、ご答弁いただきたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。
 以上です。
○議長(平井せい治君) 当局の回答を求めます。
 嵐総合政策部理事。
             〔総合政策部理事 嵐 孝雄君 登壇〕
◎総合政策部理事(嵐孝雄君) 井上さゆり議員ご質問の議第44号令和4年度一般会計補正予算(第1号)のうち、ふるさと観光券事業についてお答えいたします。
 まず、昨年度のふるさと観光券の利用状況及び使用された商品等の分析についてですが、1冊5,000円で1万円分使用できる商品券を5,520世帯、計9,975冊ご購入いただきまして、市内107の事業所でご利用いただいた結果、全体の使用総額は9,936万5,000円となり、約1億円の消費効果につながりました。
 しかしながら、観光券の利用先につきましては、食品購入や飲食が多数を占め、特に近江牛に関連する飲食それから販売額が全体の約5割を占めることとなっております。
 また、観光券の販売、利用開始時期が11月からとなったため、観光体験的な消費につながる利用が少ない結果となっております。
 本市の観光資源としまして、近江牛は主力商品の一つではありますが、その他の新たな商品の掘り起こし、既存商品の磨き上げなどにより、魅力ある商品やサービスを生み出すことを本事業の趣旨としておりますことから、こうした点に配慮しながら、本年度の観光券事業を進めてまいりたいと考えております。
 具体的には、本ガイドブックが商品カタログではなく、市民が市内を観光できるツールとして活用いただける内容に配慮するとともに、これまで市民による購入等が少ない商品紹介にも努めることとしております。
 次に、ガイドブックに掲載された事業者からの意見についてですけれども、自社の商品を市民へPRすることができたことについて、肯定的な意見を多くの事業者からいただいております。コロナ禍によって移動が制約される中で、市民が改めて本市の魅力に触れるきっかけにもなり、本事業の目的が一定達成されたものと考えております。
 さらに、観光券による経済効果についても評価をいただいており、市内観光事業者に対する経済支援の一助にもなりました。
 一方で、前回は、観光券の販売が11月になり、使用可能な時期が観光シーズンの後半以降となったため、水郷巡りなど体験型の事業者からは早期の販売を求める声もありました。こうした意見も踏まえ、本年度は、可能な限り早期の観光券販売ができるよう進めてまいりたいと考えております。
 それから、1枚1,000円の観光券では使いにくかったというご意見があったということなんですけれども、昨年度参加いただきました事業者を通して、観光券の額面設定に対する利用者の不満等は特にお聞きいたしておりません。市としましては、観光物産協会等の意見も踏まえながら、観光券の適正な単価設定また商品設定を行っていきたいと考えております。
 なお、ふるさと観光券事業の趣旨は、市内観光事業者に対する経済支援を図りつつ、新たな商品開発や既存商品の磨き上げにより、市民等が市内観光の魅力を再発見していただくことを期待して実施するものですので、ご理解を賜りますようお願いいたします。
○議長(平井せい治君) 久郷福祉保険部長。
             〔福祉保険部長 久郷浩之君 登壇〕
◎福祉保険部長(久郷浩之君) 皆さんおはようございます。
 井上議員の新型コロナウイルス感染症障がい福祉応援事業についてお答えします。
 この事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の収束の兆しがいまだに見えず、障害者の日中活動や工賃に影響が出ている中で、就業に対する意欲の下支えを図ることを目的に、生活介護事業所の利用者に2万円、また就労継続支援B型事業所の利用者に4万円の就労支援金をそれぞれ支給するものです。
 対象者につきましては、本市において支給決定を受けて、生活介護事業所及び就労継続支援B型事業所を利用されている方としており、市内外の事業所利用を問わず、支給の対象としております。
 また、申請に必要な書類の様式につきましては、令和2年度に実施した近江八幡市障がい者就労支援金も踏まえ、より手続を簡素化できるよう、申請書と請求書を一体とした様式に改め、申請者の負担を少しでも軽くできるよう配慮をしたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。
 次に、近江八幡市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてお答えします。
 新型コロナウイルス感染症の影響で収入が一定程度減少したことによる国民健康保険料の減免につきましては、令和2年度、令和3年度と、国の財政支援を受け、実施してまいりました。今年度におきましても、国の示す基準において当該減免を実施するため、今回条例改正の議案を上程しているところです。
 お尋ねのどれだけの減収があればというところでございますけれども、保険料減免の対象となる方につきましては、一つ、主たる生計維持者が死亡または重篤な傷病を負った世帯の方、2つ目に、主たる生計維持者の収入減少が見込まれる世帯の方、世帯の主たる生計維持者が次の3点の要件に全て当てはまる方が保険料の減免の対象となるということでございます。事業収入や給与収入等、収入の種類ごとのいずれかが前年に比べ10分の3以上減少する見込み、次に前年の所得の合計金額が1,000万円以下、収入減少が見込まれる種類の所得以外の前年所得合計が400万円以下という要件となってございます。
○議長(平井せい治君) 青木子ども健康部長。
             〔子ども健康部長 青木勝治君 登壇〕
◎子ども健康部長(青木勝治君) 皆さんおはようございます。
 井上議員の子育て世帯生活支援特別給付金に関する質疑についてお答えいたします。
 まず、今回の給付金制度の概要につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中で、国がコロナ禍における原油価格・物価高騰等総合緊急対策、令和4年4月28日閣議決定における真に生活に困っている方への支援の一つとして、物価高騰の影響が特に著しいと考えられる低所得の子育て世帯に対し、児童1人当たり5万円を給付するもので、当市においても迅速に実施するため、予算化するものでございます。
 現時点において、国から詳細な要綱等は発出されておりませんが、対象者は児童扶養手当受給者等とそれ以外の令和4年度住民税非課税の子育て世帯とされており、また令和3年度も同様の特別給付金を給付しており、令和4年度におきましても同様の内容で検討している旨の通知が国からあったところでございます。
 次に、ご質疑いただきました内容でございますが、給付対象者の18歳未満の人口比でございますが、令和4年3月31日現在の18歳未満人口は1万4,421人で、令和3年度の実績で申し上げますと、住民税非課税で給付対象者は669人、384世帯、ひとり親世帯の給付対象者は924人で、592世帯、合計1,593人、976世帯で、全体に占める割合は約11%となっておりました。先ほども申し上げましたように、まだ詳細な要綱等は出ておりませんので、予算要求をさせていただいた時点での今年度の見込みでございますけれども、低所得のひとり親世帯としては1,017人、652世帯を想定しております。
 また、非課税世帯につきましては、803人、461世帯、合計で1,820人を見込んでいるというところでございますので、現時点でご理解を賜りたいというふうに思っております。
○議長(平井せい治君) 小西産業経済部長。
             〔産業経済部長 小西勝己君 登壇〕
◎産業経済部長(小西勝己君) 皆さんおはようございます。
 井上さゆり議員お尋ねの事業継続応援金についてお答えします。
 1点目の応援金の対象者につきましては、交付要綱に定める期間の売上高の減少等の要件を満たす市内に事業所等を有する中小企業及び個人事業主を対象としており、商工業者だけでなく、農林水産業に従事される方やフリーランスの方など、全ての業種の事業者が対象となります。
 次に、2点目の本市の事業継続応援金と国、滋賀県の補助給付制度との関係につきましてお答えいたします。
 国が本年1月末から実施されている事業復活支援金は、新型コロナウイルス感染症の影響により売上高が30%以上減少している中小企業及び個人事業主が対象となる支援施策で、国の申請期限は本年5月末までとなっております。
 次に、滋賀県が本年3月16日から実施中の事業継続支援金第4期は、国の事業復活支援金を受給された中小企業及び個人事業主が対象となる支援施策で、県の申請期限は7月中旬までとなっております。
 今回、本市で実施させていただく事業継続応援金は、県の支援金を受給された方に加え、近江八幡市の独自施策として、月次または年次での売上高の比較で20%以上減少しているという緩和要件を設け、より多くの事業者の方に対して支援を行ってまいりたいと考えております。
 なお、市の申請期限は、本年9月末までを予定しております。
 以上でございます。
○議長(平井せい治君) 回答漏れはありませんか。
 質疑ありますか。
 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) それでは、再質疑をしたいというふうに思います。
 まず最初に、新型コロナウイルスの感染症障がい福祉応援事業についてお聞きいたします。
 先ほど、申請は簡略されたものになるかという質疑をさせてもらって、答弁は、令和2年のときと同じように、手続は申請と請求書を一体にというふうにご答弁されました。これは、ご本人に書いていただくのか、ほんで利用者は市に対して申請と請求書の一体のものを出すのか、その辺をもう少し詳しくお聞きしたいと思います。
○議長(平井せい治君) 久郷福祉保険部長。
◎福祉保険部長(久郷浩之君) 井上議員の再質疑にお答えをいたします。
 申請書の提出等の手続につきましては、この後ご可決を賜りましたら、支給対象者の方の名簿を抽出をさせていただいて、対象者の方に申請書等の案内を送らせていただくというふうに考えてございます。申請書等につきましては、ご本人さんに送るよりも、ご利用いただいている事業所様のご協力を得て、事業所の中で一定申請の手続等の支援もいただけるように考えてございますので、今後また事業所にも担当課よりご依頼等をさせていただきたいというふうに考えてございます。
○議長(平井せい治君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 分かりました。漏れなくよろしくお願いしたいと思います。
 それで、B型の作業所の利用者の中には、生活保護を利用されている方々がいらっしゃると思うんです。実際いらっしゃるので、その場合、生活保護費の収入認定にはならないですよねっていうことが聞きたいんですが、その点についていかがでしょうか。
○議長(平井せい治君) 久郷福祉保険部長。
◎福祉保険部長(久郷浩之君) 井上議員の再質疑にお答えをいたします。
 生活保護の収入認定に該当するかどうかというお尋ねでございますけれども、私、今、令和2年度のときにどのような対応をしたのかというところもございますので、また確認をさせていただいてお答えさせていただきたいと思います。
○議長(平井せい治君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) そしたらまた、確認のほどよろしくお願いします。収入認定となったらかなんなと思ったので、質疑をしておきます。
 次の質問に行きたいと思います。よろしくお願いします。
 低所得者の子育て世帯に対する給付金です。5万円の給付金です。先ほど部長から、18歳以下の人口比でいったら11%の子どもたちに支給されるということをお聞きいたしました。その場合、今国が言っている子どもの貧困率13.何がしっていう数字なんですけれども、ほぼこの方々は拾える範囲になっているのか、その点についてお聞きをしておきたいと思います。
○議長(平井せい治君) 青木子ども健康部長。
◎子ども健康部長(青木勝治君) 井上議員の再質疑にお答えします。
 国が、物価高騰等で影響を受けている低所得の方ということで制度設計をされておられますので、当然その辺も含めて念頭に制度設計をされておられると思いますので、おおむね該当するんではないかというふうに考えております。
○議長(平井せい治君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) それで、令和4年度内に生まれる新生児、その場合、いつまで生まれる子どもたちが対象になるのか、まだ細かな詳細は来てないとおっしゃっておりましたけれども、昨年の実績を含めて、どのようになるのか、お聞きしたいと思います。
○議長(平井せい治君) 青木子ども健康部長。
◎子ども健康部長(青木勝治君) 井上議員の再質疑にお答えいたします。
 これから生まれるお子さんが対象に含まれるのかということでございますけども、先ほども申し上げましたとおり、今後国から示される要綱に基づいて、明確に決まってくると思いますので、現時点では確実なことはお答えできませんが、ちなみに令和3年度事業におきましては、令和4年2月28日までに出生した者が対象になるというようになっておりました。令和4年度事業についても、同様の考え方が踏襲されるのではないかと思っております。既に、国のホームページ上は、一応令和5年2月末ということになっておりますが、まだ正式に要綱は来ておりませんが、そういう形で踏襲されるというふうに現時点では思っておるところでございます。
○議長(平井せい治君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 次に、周知についてです。
 市から個別に通知のある世帯っていうのは、市がつかんでおられるので、それはそれでいいというように思うんです。それ以外の場合は、申請ですよね。個人が申請するということになるんですけれども、その場合、広報とかホームページでもお知らせされるとは思うんですが、自分の家が対象になるのかどうかっていう、聞くときは、どこに尋ねたらいいのか、担当課の名前をここでお聞きをしておきたいというふうに思います。よろしくお願いします。
○議長(平井せい治君) 青木子ども健康部長。
◎子ども健康部長(青木勝治君) 井上議員の再質疑にお答えいたします。
 4月現在の児童扶養手当の受給者と、それから住民税非課税の児童手当受給者につきましては、申請の必要がないプッシュ型で給付を予定しておるところでございます。
 また、児童手当の対象でない高校生のいる対象世帯や児童扶養手当の対象とならない年金受給者につきましては、給付案内と申請書を市から送付する予定をいたしております。
 ただし、家計の急変により給付の対象となられる方の場合につきましては、市において直近の収入状況が把握できないため、ご本人からの申請が必要となりますので、制度について、広報及びホームページ、また子育てアプリ、タウンメール、市のLINE等におきまして、周知を実施してきたいというふうに考えているところでございます。
 また、年度中にひとり親になられた場合などについては、児童扶養手当の申請の際に給付の案内を行うことによりまして、対象となり得る方が給付漏れとならないように留意してまいりたいというふうに考えております。
 いずれの場合におきましても、申請先並びに問合せ先につきましては、子育て支援課ということでご理解を賜りたいと思います。
○議長(平井せい治君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) それで、昨日、私、ホームページを見ておりまして、ちょっと感じたんですけど、今、福祉保険部のところに、今もしてはると思うんですが、10万円の臨時特別給付金対策室を持って、あれもホームページに載せてはるんですね。ほんで、例えば給付金って検索するとそれが出てくるんですけれども、すごいごっちゃになるっていうか、混乱するなっていうふうに思うんですけれども、そこら辺、10万円の給付のところに、ホームページにつながってしまうんですけれども、そういうごっちゃにならないような対策っていうのはできますか。本当に、ホームページを見ましたら、どちらも住民税非課税世帯臨時特別給付金なんて書いてあると、それかなって思われる方もいらっしゃると思うので、何かそういう工夫っていうのはできるかどうか、お聞きをしておきたいと思います。
○議長(平井せい治君) 青木子ども健康部長。
◎子ども健康部長(青木勝治君) 井上議員の再質疑にお答えいたします。
 議員ご承知かと思いますけれども、令和3年度におきまして、今申し上げた同様の特別給付金以外にも、昨年末に食費等の支出の増加の影響を受けて、家計の経常収支が大きく悪化していることから、年末にコロナ克服・新時代開拓のための経済対策による子育て世帯等臨時特別支援事業として、臨時の特別給付金っていうのが10万円支給されたところでございますので、そのときには低所得の方の部分の子育て以外も含めてもう一つの制度がございましたので、新たに執行体制として、窓口も分かりやすくするために、当時室をつくらせていただいて、対応してきたということでございます。現時点において、そちらのもう一方の制度が今現在も残っておりますので、そこをなかなかやめるとか、変えるっていうのは難しいと思いますので、できるだけそこは分かりやすいように、これから新たに子育ての部分で対応していくものについては、周知をしっかりと、場所が分かるようには案内のところで対応していきたいと思いますので、重ねてご理解をお願いいたします。
○議長(平井せい治君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) いろんな給付金があるので、本当に分かりにくい部分もあると思うんです。いろいろ工夫をしていただきたいなというふうに思うので、よろしくお願いしたいと思います。
 そして、めどです。今、おうみクラウドのシステム改修もされた上で、支給に順次進められるというふうに思うんですが、この見通し、分かる範囲でお答えいただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。
○議長(平井せい治君) 青木子ども健康部長。
◎子ども健康部長(青木勝治君) 井上議員の再質疑にお答えいたします。
 現時点での給付に係るスケジュールにつきましては、まずひとり親世帯の給付は、先ほども申し上げましたように、令和4年4月の児童扶養手当受給者が対象となる想定でございますので、7月の支給日に一緒に給付する方法もありますが、趣旨に鑑みて、少しでも早く給付できるように、6月末頃の給付となるよう取り組んでまいりたいというふうに考えているところでございます。
 また、住民税非課税世帯への給付は、令和4年度の住民税ベースで判定することになり、6月の所得確定を受けて、7月中に給付を実施する予定でございます。
 なお、ひとり親、非課税世帯、いずれの場合でも、本市は、県内8市で構成するおうみ自治体クラウドのシステムによって対象者の抽出及び判定を行うため、給付に必要なシステム改修を行った後、できる限り早急に指定口座への振込を実施したいと考えておりますので、重ねてご理解を賜りたいというふうに思っております。
○議長(平井せい治君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) いずれにいたしましても、対象者が取りこぼされることがないように、よろしくお願いをしておきたいと思います。周知の点で、先ほどいろいろ言いましたけど、詳しく書いてあげる丁寧さ、非常に必要かと思うので、よろしくお願いしたいと思います。
 続きまして、商工振興事業、事業継続支援金についてお聞きをしたいというふうに思います。
 先ほどの答弁で、水産業あるいは農業者、フリーランス含めてということで、確認をさせていただきたいと思います。
 それで、先ほど県の事業継続支援金の点で、国の事業復活支援金の説明をいただきました。それで、今の国の事業復活支援金ですか、先ほど5月31日と、締切り、こうおっしゃって、聞いてみましたら、非常に、書類の提出に不備があったら返されるとか、不備ループがあったら返されるということで、一月以上もかかるとかというケースがたくさんあって、今も事前の審査だとか予約の受付が物すごい混んでいる状況だということは、滋賀県に聞いたんです。その上で、そうなると、大体1か月以上、国の復活支援金が下りてくるのに一月以上かかることも思いますと、今県は7月中旬を締切りにされてますけど、もし国が事業を採択しなかったらどんどん遅れてくるので、その場合は、市も延ばすということになるのかどうか。市は、先ほど9月末、申込みとおっしゃったので、県もそのことを聞きましたら、7月中旬って言ってるけれども、それを延ばすこともあり得るんだということをおっしゃってたんで、その場合、近江八幡市はどうされるのか、この点についてお聞きしておきたいと思います。非常に本当に、今、申請が混んでいるという状況なので、その辺を確認させていただきたいと思います。
○議長(平井せい治君) 小西産業経済部長。
◎産業経済部長(小西勝己君) 井上さゆり議員の再問にお答えいたします。
 過去やっておる同様の事業応援金についても、国、県で申請書類が遅れるということはあったと思っております。ですので、県の状況を見ながら、市も対応を考えさせていただきたいと思っております。
 以上です。
○議長(平井せい治君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) それと、今回、市の事業も含めてですけど、みなし法人の場合も申請はオーケーなんでしょうか、確認だけお願いします。
○議長(平井せい治君) 小西産業経済部長。
◎産業経済部長(小西勝己君) 井上議員の再問にお答えします。
 それは、オーケーということでございます。
○議長(平井せい治君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) ありがとうございます。
 続きまして、ふるさと観光券事業についてお聞きをしたいというふうに思います。
 先ほど事業所の意見などをたくさん分析された意見もお聞きしたんですけれども、1つ聞きたいんですが、先ほど事業所さんは肯定的な意見をいただいているということだったんですが、この1回目の事業を通じまして、単価の安い事業所さん、高いところはもういいと思うんです、それを使われたらいいと思いますけど、例えば単価の低いものを扱っているお店なんかは、もう少し具体的にどのような意見があったかなというふうに私は気になるんですが、もし知っておられたらご答弁いただきたいと思います。
○議長(平井せい治君) 嵐総合政策部理事。
◎総合政策部理事(嵐孝雄君) 単価の低い商品を扱っておられるお店からの意見として、特にお聞きしているものはございません。
○議長(平井せい治君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) また、聞いていただける機会があれば、またそれも把握していただきたいなというふうに思います。
 それで、市民の声を紹介をさせていただきたいと思います。ふるさと観光券の使い勝手について、お話をさせていただきたいと思います。特に、単価の低い商品の場合、市民の声は、1,000円のクーポンですから、例えばパン屋さんに行きました。パンの売り切れもあって、対象のパンが売り切れということもあって、同じパンを5個買わなければならなかったとか、そういうことが起こったわけです。なので、もう少し対象商品を増やせないかという問題と、あるいはもう1,000円クーポンはお釣りが出ないので、例えばお漬物屋さんでしたら、同じものを2つ買わなければならなかったとか、非常に考えながら買わざるを得ない状況があったということを私は何人かからお聞きしてまいりました。もちろん、先ほど掘り起こし商品云々っておっしゃっておりましたので、対象商品も増やしていただきたいなというふうには思うんです。なので、例えば単価の安い1,000円以下の商品を取り扱うお店なら、対象商品を増やす、あるいは500円のふるさと観光券も一部導入するとかということはあり得るのかどうか。先ほど答弁で、そのようなことはないのかなというように受け止めたんですけれども、もう少し、全てではなかったとしても、1,000円が10枚ですけど、中に500円の商品券を4枚ほど入れるとか何かそういう工夫をされてもいいのかなと思うんですが、その点についてもう一度お聞きしたいと思います。
○議長(平井せい治君) 嵐総合政策部理事。
◎総合政策部理事(嵐孝雄君) 対象商品につきましては、まず今後審査っていう形になるんですけれども、近江八幡らしい商品を近江八幡市民、これは通勤、通学されている方も含めて、より知っていただくという趣旨でございますので、それらを踏まえた上での対象商品の設定となりますので。ただ、多くの店舗に参加いただこうとすると、商品を限定する関係上、単に数を増やすっていうことは困難な部分もありますので、今後の商品選定の中で、また検討していきたいというふうに考えております。
 それから、額面設定につきましては、使い勝手が悪いっていうご意見があるっていうことなんですけれども、先ほども申し上げましたとおり、適正な単価設定っていうのは商品と連動するものだというふうに思います。例えば、先ほど言われたパンであったりとか少額な商品につきましては、セットものとする商品設定も可能かというふうに考えておりますので、そうしたことと合わせた額面設定も検討していきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(平井せい治君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 先ほども答弁にもありましたように、1回目の使い道は、ほとんどのところで食に関する場合が多かったっていう答弁、おっしゃってましたね。アンケートを見せていただきました。生活費の節約につながるっていう回答は28%となっておりまして、これは複数回答ですけれども、約3割近くの方もそういうふうな思いを持って購入されたんやなっていうふうに思いました。利用できる商品を増やしてほしいっていうのは63%、あるいは利用できる店舗を増やしてほしいも68%ありましたので、使い勝手が悪いというより、もう少し工夫をしてほしいなという思いですので、今後2万冊発売するという計画ですので、もう少し買ってみようかと思えるような、使いやすい工夫をお願いしたいと思いますので、これはお願いをしておきたいと思います。
 すいません、最後に議第45号の国民健康保険条例の一部改正についてお聞きをしたいと思います。
 先ほど答弁で、減収の分、幾つかおっしゃっていただいて、前年度より3割減と、10分の3とおっしゃったので3割減というふうに理解するんですが、例えばその場合、夫が社会保険、妻が自営業、妻は自営業ですので、国民健康保険加入者で被保険者の場合です。その場合、前年度より3割減収の場合、この場合、妻が被保険者ですけれども、減免申請は可能なのかどうか、減免申請、この点についてお聞きしたいと思います。
○議長(平井せい治君) 久郷福祉保険部長。
◎福祉保険部長(久郷浩之君) 井上議員の再質疑にお答えをいたします。
 まず、国民健康保険の減免の申請の前に、先ほどお尋ねをいただきました障害者の就労支援金についての生活保護に係る収入認定の件につきまして、ご回答をさせていただきたいと思います。
 この事業につきましては、令和2年度にも実施をさせていただいた経緯がございまして、そのときに地方公共団体が実施する福祉的給付費に係る生活保護法による保護の実施要領上の取扱いについてということで、障害者就労支援金が厚生労働大臣への情報提供による収入認定に係る特別な取扱いの必要性があるというふうに市として考えてございましたので、県を通じまして、国に関係書類をそろえまして情報提供を行いまして、障害者の就労支援金につきましては、収入認定を行わないということで実施をしてまいりました。したがいまして、本年度の就労支援金につきましても、同様の手続を踏まえて、生活保護の収入認定は行わないというふうにしていきたいというふうに考えてございます。
 次に、お尋ねの保険料の減免の対象となる方につきましては、主たる生計維持者の方がどれだけの減収になったかというところでございますので、主たる生計維持者の定義につきましては、国の示す基準もございまして、当該世帯の世帯主以外の世帯構成員の収入で生計が維持されている場合には、世帯主以外の方であっても、申出により主たる生計維持者とみなして申請を受付をさせていただいているところでございます。
○議長(平井せい治君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 世帯主以外でもっていうことです。安心しました。何でかといいますと、以前、令和2年度頃、コロナが始まった頃、こういうケースがあって市役所に問合せをされた方が、世帯主でないと駄目だっていうことを言われて、駄目だったんです、以前は。なので、この間変化したんやなって思ったので、すごいよかったなっていうように思います。これは、国で改正されたとかそういうことなんでしょうか。最後、これだけお聞きしておきたいと思います。
○議長(平井せい治君) 久郷福祉保険部長。
◎福祉保険部長(久郷浩之君) 井上議員の再質疑にお答えをいたします。
 減免の取扱いにつきましては、議員が申されましたとおり、制度設計がされた当初、国民健康保険は世帯主賦課であるというようなことから、世帯主の収入減というのを見るということになってございましたが、その後、各自治体からの国への問合せ等があったかと思われますので、そこで国が、先ほどご答弁させていただきましたような、主たる生計維持者という考え方を示されましたので、それに準じて減免の手続をさせていただいているというところでございます。
○議長(平井せい治君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) これで質疑を終わりたいと思います。ありがとうございました。
○議長(平井せい治君) 以上で井上さゆり君の質疑を終わります。
 以上で質疑を終わります。
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△日程第7 委員会付託
○議長(平井せい治君) 次に、日程第7、委員会付託に入ります。
 本臨時会に上程しました諸案件は、お手元に配付しました議案付託表のとおり、所管の各常任委員会に付託します。
 後刻、再開後、審査報告が願えますようよろしくお願いします。
 なお、この後、予算常任委員会は本会議場にて、予算常任委員会終了後、総務常任委員会は第3・第4委員会室にて、教育厚生常任委員会は第1委員会室にて開議します。
 休憩します。
               午前10時36分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午後1時50分 再開
○議長(平井せい治君) 再開します。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第8 委員会審査報告
○議長(平井せい治君) それでは、日程第8、委員会審査報告に入ります。
 各委員会に審査を付託しました諸案件を一括議題として、各委員会からの報告を求めます。
 まず、予算常任委員会の報告を求めます。
 予算常任委員長岡山かよ子君。
             〔12番 岡山かよ子君 登壇〕
◆12番(岡山かよ子君) ただいまから予算常任委員会の審査報告を行います。
 本臨時会において当委員会に付託された諸案件を審査するため、先ほど委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたのでご報告をいたします。
議第42号 専決処分の承認を求めることについて
     令和3年度近江八幡市一般会計補正予算(第11号)
は、全員賛成で原案を承認すべきものと決しました。
議第44号 令和4年度近江八幡市一般会計補正予算(第1号)
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で予算常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(平井せい治君) 次に、総務常任委員会の報告を求めます。
 総務常任副委員長南祐輔君。
             〔4番 南 祐輔君 登壇〕
◆4番(南祐輔君) 引き続きまして、総務常任委員会の審査報告を行います。
 本臨時会において当委員会に付託された案件を審査するため、先ほど委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告します。
議第43号 専決処分の承認を求めることについて
     (1) 近江八幡市税条例の一部を改正する条例の制定について
     (2) 近江八幡市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について
     (3) 近江八幡市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について
は、全員賛成で原案を承認すべきものと決しました。
 以上で総務常任委員会の審査報告を終わります。議員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(平井せい治君) 次に、教育厚生常任委員会の報告を求めます。
 教育厚生常任委員長沖茂樹君。
             〔6番 沖 茂樹君 登壇〕
◆6番(沖茂樹君) 引き続きまして、教育厚生常任委員会の審査報告を行います。
 本臨時会において当委員会に付託された案件を審査するため、先ほど委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告します。
議第45号 近江八幡市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で教育厚生常任委員会の審査報告を終わります。議員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(平井せい治君) ただいまの審査報告に対して質疑はありませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平井せい治君) 質疑がないようでありますので、以上で委員会の審査報告を終わります。
 それでは、討論のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いします。
 休憩します。
               午後1時56分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午後1時56分 再開
○議長(平井せい治君) 再開します。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第9 討論・採決
○議長(平井せい治君) それでは、日程第9、討論・採決に入ります。
 発言通告がありませんので、討論なしと認め、これより採決します。
 それでは、議第42号から議第45号までの4件について、順次起立により採決します。
 まず、議第42号を採決します。
 お諮りします。
 議第42号専決処分の承認を求めることについて、令和3年度近江八幡市一般会計補正予算(第11号)は、予算常任委員長の審査報告のとおり原案を承認することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(平井せい治君) 着席ください。起立全員と認めます。よって、議第42号は原案を承認することに決しました。
 次に、議第43号を採決します。
 お諮りします。
 議第43号専決処分の承認を求めることについて、(1)近江八幡市税条例の一部を改正する条例の制定について、(2)近江八幡市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について、(3)近江八幡市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について、総務常任副委員長の審査報告のとおり原案を承認することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(平井せい治君) 着席ください。起立全員と認めます。よって、議第43号は原案を承認することに決しました。
 次に、議第44号を採決します。
 お諮りします。
 議第44号令和4年度近江八幡市一般会計補正予算(第1号)は、予算常任委員長の審査の報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(平井せい治君) 着席ください。起立全員と認めます。よって、議第44号は原案を可決することに決しました。
 次に、議第45号を採決します。
 お諮りします。
 議第45号近江八幡市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定については、教育厚生常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(平井せい治君) 着席ください。起立全員と認めます。よって、議第45号は原案を可決することに決しました。
 以上をもって本日の日程は全て終了しました。
 明19日は定刻から本議会を再開することにいたします。
 本日はこれをもって散会します。
 ご苦労さまでした。
               午後1時59分 散会
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