近江八幡市議会
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令和4年第3回(9月)近江八幡市議会定例会
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9月7日(水) 一般質問
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内容
会議録
令和4年第3回(9月)近江八幡市議会定例会
9月7日(水) 一般質問
井上 さゆり 議員
(1)安土コミュニティエリア整備について
(2)安土地下道について
(3)安土小学校・老蘇小学校の洋式トイレについて
(4)若年性認知症について
(5)子育て支援について
(6)あかこんバスの児童の通学利用について
◆22番(井上さゆり君) 日本共産党の井上さゆりです。分割で質問をしていきたいと思います。最後ですけども、よろしくお願いしたいと思います。
まず最初に、安土コミュニティエリア整備についてお聞きしたいと思います。
去る8月27日、安土まちづくり協議会主催の安土コミュニティエリアの説明会を安土小学校コミュニティエリア整備促進協議会、当日35名の出席でしたけれども、その協議会に対してこの2枚の資料でもって説明会をされました。
その説明会を傍聴し、改めて移転先が避難施設として位置づけられていることから、学区民を対象に市民説明会として市が開催するべきだと私は感じました。この点について、市は学区民全体に説明を行う考えがあるかどうかお聞きします。
また、市は安土コミュニティエリアとして移転先に一体的に整備することに効果があるというふうにも説明されておりました。特に防災施設としての連携による効率向上とは意味不明ではありましたけれども、わざわざ浸水区域に整備しようとする理由についてお聞きしたいと思います。
以上が初問です。よろしくお願いします。
○議長(小西励君) 当局の回答を求めます。
濱本安土町総合支所長。
〔安土町総合支所長 濱本 浩君 登壇〕
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 井上さゆり議員お尋ねの安土コミュニティエリア整備についてお答えいたします。
1点目の学区民全体への説明につきましては、さきの6月定例会において井上さゆり議員の初問でお答えをいたしましたとおり、安土コミュニティエリア構想の素案を取りまとめた後に、安土学区の住民の皆様を対象とした説明会を本年12月に開催する予定でございます。
次に、2点目の浸水区域に整備しようとする理由につきましては、コミュニティエリアの核となる安土小学校の整備地が安土町下豊浦地先に決定したことを受け、地域のご意見を伺った結果、一体化の整備方針と地元のご要望、ご意向が整合すると判断できたことから、本年3月正式に一体化の方針を決定したことは、さきの6月定例会の岡山議員の初問でお答えしましたとおりでございます。
当地に整備する理由ですが、まず、これまでの大規模災害における火災に注目しました。その実情の分析に基づきコミュニティエリアを整備するに当たり、防災道路、空地及び耐火建物を計画的に配置できる市街地近郊のメリットを考慮しました。
次に、平成23年に発生しました東日本大震災では、耐震化された学校施設などが児童・生徒などの命を守っただけでなく、地域住民の応急避難所としても機能しました。このことから、コミュニティエリアが果たす役割として、小学校とコミュニティセンターなどの各施設が持つ機能を有効かつ密接に連携させることにより、初期段階より地区レベルの災害対策司令部として機能し、中・長期的には、教育を確保しながら避難対象区域の約1割の避難者が安全な避難生活を送ると同時に、物資集積拠点や医療救護活動及びボランティア活動の拠点機能を担うことができます。
最後に、これまで整備してきました桐原学区、岡山学区の実績を踏まえ、想定の最大浸水深に届く浸水被害が発生した場合でも、避難施設をはじめとする各施設の機能が果たせるようにエリア全体を浸水想定高以上にかさ上げを行い、外周道路につきましても浸水時に避難することが可能となる道路計画高にするなど、しっかり対策を講じ、整備を進めることにより、安心できる救助活動や避難生活を確保することが可能となります。
以上のような検討結果に加え、冒頭に申し上げた地元からの要望、ご意向を踏まえまして、安土コミュニティエリアの整備地を移転整備地で決定したところでございます。
なお、安土まちづくり協議会が主催されます安土小学校コミュニティエリア整備促進協議会の第1回会議が、去る8月27日に開催され、市より事業概要とコミュニティエリアの果たす役割についての説明をさせていただいたところでございます。議員も傍聴いただいており、ご承知のことと思いますが、多くの委員の皆様から、地域のために、子どもたちのために、少しでも早く整備されることを望まれるお声をいただいており、市といたしましても皆様のご意見を真摯に受け止め、早期竣工に向けて鋭意取り組んでまいる所存です。議員におかれましても引き続きお力添えをいただきますよう、よろしくお願いをいたします。
○議長(小西励君) 回答漏れはありませんか。
井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) それでは、再問したいと思います。
最後の先ほどの答弁のところで支所長が、多くの委員の皆さんからその早期整備をという答弁やったと思うんですけれどもね。私が傍聴していた限り、7人の方が発言されましたけれども、圧倒的に皆さんは推進協議会のメンバーさんというか、今までに関わってこられた7人の方でございまして、当然推進してほしいという意見をお持ちの方がですね。それでも3名の方から、盛土の問題や安土川の心配の問題の発言があったと思います。そういう意味では、そこは正しく私は答弁をしていただきたいと思いますし、あの場面でどのように、どういう状態だったかというのをもう一度お答えください。
○議長(小西励君) 濱本安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 井上議員の再問にお答えをいたします。
議員がおっしゃるように、確かに水害、それから整備高、そういったところの心配というものをご意見というふうにおっしゃったことも事実でございますが、いずれもそういう心配を払拭した整備をいただけるというふうにおっしゃっていたと、このように思っております。私どもはそのご意向にしっかり応えた整備をするというふうにお答えしたところでございます。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 移転先は、もう一度お聞きしますが、浸水想定区域ですよね。ほんで、それでも安心な安全対策取ってという答弁なんですけどね。避難施設になるわけですよね、移転先に持ってくるコミュニティエリアは。そういう点で、今の局地的な大雨や水害を見たときに、移転先は本当に安全という認識を持っておられるのか、もう一度お答えください。
○議長(小西励君) 濱本安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 井上議員の再問にお答えをいたします。
ご指摘のとおり、現地は浸水想定区域になってます。ただ、これは現在の田んぼの高さにおける高さでございまして、そこから想定浸水深、約80センチ程度になりますけども、そこからさらに道路面に1メーター50程度のかさ上げを行っていくということになります。その結果、避難施設となりますコミュニティエリアにつきましては浸水をしない、こういった高さを確保して整備する。この前提は揺らいでおりませんので、避難施設として十分機能を果たせる安全な整備をしていくというふうにご理解をいただきたいと思います。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 今の答弁でしたら、十分な高さ、盛土をして対策を取るという答弁やと思うんですけれども、本当に今住民が心配してるのは水害なんですよ。幾らしっかりした対策をするといっても、今日的な局地的な大雨、この大雨で、造成したとこは大丈夫かもしれませんけれども、その周りが水害になるかもしれない、こういう心配をされてるんですね。
ほんで、この間の説明会でも、安土川が雨水を受け止められるのかという心配の声出ておりました。お答えはなかったですけどもね。それで、先日も安土の学区の議員のOBの方に言われました。あっこは水がつくやろと。推進をされてた議員さんでしたけれども、そういうふうに私に言われました。
なので、地域防災拠点の位置づけ、災害対策司令部として機能させるという説明でしたから、大事な避難拠点だからこそ、私繰り返し申し上げているんです。なので、土盛りしたところが幾ら安全といっても、周辺が浸水するということは可能性としてあるというふうに思いますが、この点についていかがでしょうか。
○議長(小西励君) 濱本安土総合支所長。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 井上議員の再問にお答えいたします。
当然のことながら、エリア以外の田んぼについては、現状と同じ浸水は十分想定されます。取付け、進入路になりますけども、こちらは位置的なところから現在の県道に取り付ける形での進入ということになります。現在の浸水深は、ちょうどフレンドマートのところの角になってる部分を超さない浸水深となってますので、そこの高さを基準にした上でのかさ上げ、こういったことを考えていくということです。外周道路につきましても、その一つの基準という数字が出てますので、そこを踏まえた上で道路高を計画して、浸水深を満たす形での進入が可能なような道路高計画を持って整備をする。エリア自体はそれにさらにかさ上げをするというようなところで、避難における、あるいは防災時の機能発揮における安全性、有効性というのが確保できるものと、このように思っております。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) もう一度ちょっと、エリアのところまで浸水しないけれども、その周りは浸水する可能性があるかどうか、もう一度お答えください。
○議長(小西励君) 濱本安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 井上議員の再問にお答えします。
今ほど申し上げましたように、エリア以外の田んぼの部分というのは現在も浸水しております。安土川の抜本的な改修がない限りは浸水はするものというふうに考えております。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) そうしたら、今、ハザードマップということは一体どういうものですか、お答えください。
○議長(小西励君) 福本都市整備部長。
◎都市整備部長(福本盛重君) 井上議員の再問にお答えいたします。
市で作成させていただいている水害ハザードマップについて、若干長くなるかも分かりませんけども、説明をさせていただきます。
当市では、想定最大規模及び計画規模の水害ハザードマップを作成しております。簡単に言いますと、その場所の浸水深を明示した地図ということになります。
1つ、想定最大規模の水害ハザードマップにつきましては、一定基準に基づき河川が氾濫した場合に想定される浸水区域を示した洪水浸水想定区域図と、滋賀県が独自に作成する、おおむね200年に一回起こり得る大雨によって、滋賀県内の指定河川や中小河川などの氾濫も同時に想定した最大浸水深図を示した地先の安全度マップを重ね合わせた地図ということで、それは想定最大規模の図面としております。
もう一つ、計画規模の水害ハザードマップですが、これも同じように想定最大規模の水害ハザードマップと同様に、洪水浸水想定区域図並びに地先の安全度マップを重ね合わせ、浸水区域と浸水深が最大となるように表現しております。これも一定基準に基づき、おおむね100年に一回起こり得る大雨によって想定される浸水深図の地先の安全度マップを使用し、そこの浸水深を明示したものでございます。この中には土砂災害の危険箇所、避難場所、アンダーパスなどを明記しておる地図でございます。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 一般的にこのハザードマップを市民が使用するというのはどういうときですか、お答えください。
○議長(小西励君) 福本都市整備部長。
◎都市整備部長(福本盛重君) 井上議員の再問にお答えいたします。
一応この水害ハザードマップを作成した意義というのは、その住まわれているところがどれぐらいの浸水になるか、それを確認していただいて避難に活用していただく、そういう意味での地図でございます。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 避難に活用するというのがハザードマップというご答弁でした。そしたら、例えば台風の大雨とかで安土川も氾濫し、エリア以外がすごい水害に見舞われたとき、そこにはもう行けないですよね、住民は。行けないと思うんです。そういう場合は普通、一般的に浸水想定区域から離れることを行政は指導するんじゃないんですか、水がついた場合は。お答えいただきたいと思います。
○議長(小西励君) 濱本安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 井上議員の再問にお答えをいたします。
先ほど申し上げましたように、エリア自体はかさ上げをしているので、いわゆる浸水想定区域ではないというご理解をまずいただきたいと思います。そうした上で、特に水害に関しては、そういう甚大な災害の規模が予想される場合には、その以前に水防対策本部から、例えば避難指示があったりとか、そういう指示、それから誘導、それと要支援者に対する避難支援といったものを市で取り組むということになっています、言わば、避難をされる方が居住されているというのは、今のお話でいきますと、浸水の可能性があるというので事前に避難をいただくわけです。ということは、その避難をいただく段階ではまだ水はついてない、あるいは明るい時間であるというところで、避難を先に完了していただくというところは大事になってこようかというふうに思います。
ですので、エリアの周辺が水没している状況というのは、そういったところが進んでる状態で、エリアの周辺、最悪その取付け道路がついてしまっている。そういうことを迎える可能性があるかも分かりませんけども、その場合には、それ以前に避難を完了していただくというところで、水防あるいは災害対策の運用の部分でカバーができるというふうに考えております。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 今の答弁でしたら、水がつく前にエリアに移動せえということだと思うんですね。住民が思うには、コミュニティエリア周辺に水がついた場合は、エリアに置かれる避難施設には行けないということですよね。なので、防災センターに、あるいは消防団詰所のところに消防車、消防団の方々の消防車を取りに行くことすらできなくなるということになるんですよ。こういう矛盾を私は市民にどう説明されるのか、それをお答えいただきたいんですよ。何で水がつくようなとこが避難場所になって、水がついた場合は、水がつく前に避難してきてください、こういう説明なんですよ。この矛盾、どういうふうに説明されるんですか、市民に。それ以上の説明はないかもしれませんけど、そこに矛盾があるということを私は聞きたいんです。お願いいたします。
○議長(小西励君) 濱本安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 井上議員の再問にお答えします。
そもそも避難というのは難を避けることです。避難するときは安全を確保する行動を取ることというふうになってまして、その避難の種類というか、手段ですね、3つあると言われてます。待避、それから垂直避難、水平避難になります。その災害の状況によって、自らが判断をいただくというところももちろんあるわけですけども、それを助ける、促す、そういったところで市が避難指示であるとか、広報であるとか、そういうところを発令していくわけです。その上で、待避が安全ということであれば、例えばご自宅の2階でとどまっていただく、あるいは、あ、ごめんなさい、垂直避難ということで2階にとどまっていただく。それでも、ご自宅が危険ということを感じられる場合には避難所、それから一時避難所、避難施設、こういった避難施設、避難設備を整備するということで市自体も取り組んでおりますので、その状況によりまして一時避難所、それから避難所、今回想定しております避難施設としてのコミュニティエリア、そういったところを整備することで、市民の皆様には避難に対する選択肢も増やしていただくということが可能になるかと、このように思っております。
したがいまして、避難は状況と時間等に応じまして選択肢を広げるというところも大事かなと思います。その辺の取組、運用によって、議員がおっしゃる矛盾というところはクリアできるのではないかと、このように考えております。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 今の答弁でしたら、避難の選択肢を増やすと。住民にしてみたら非現実的な避難やなと思うので、ちょっといかがなものかというふうに思います。
そうしたら、浸水想定区域を本当に甘く見てはるんではないのかなというふうに思うんですね。やっぱりその認識は改めていただかないとならないと思います。
真備町の経験です。真備町は水害の教訓は、ハザードマップで示されたほとんどの地域で被害が出たんですよ。なので、今ほとんどの、全国的にもそうです。こんなこと初めてや、こんなこと初めてのことがいっぱい起こってるのが現実なので、なぜ浸水想定区域に避難所、コミュニティエリアに避難所を設営するのか、そもそもおかしいというふうに私は思います。周辺が浸水したら、学区民はどこに逃げるんですか。先ほど答弁で、自宅にとどまるか、あるいはもっと自宅より安全なとこに逃げるしかないですけれども、コミュニティエリアには逃げることができないんですよ。その点、もう一度お答えください。
○議長(小西励君) 濱本安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 井上議員の再問にお答えをいたします。
議員がおっしゃる、コミュニティエリアに避難ができないという状況になる前に、市の情報として、例えば防災無線、メディア等を通じて発せられます情報、警報、市が発する避難指示等、こういった防災・災害予報、幅広く確認いただけるように発表していくというところでございます。それによりまして、水没までにコミュニティエリアに早期待避をしていただく、この行動を市民の皆様にもお願いをしていかなければならない、このように思っております。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 先ほど最初の答弁のところで、このコミュニティエリアの計画については、火災と言われました。火災の問題と、東日本大震災のことからエリアを一体的に建設をするという答弁がありましたけれども、東日本大震災の災害の教訓も地震ですよね。その点についてはいかがでしょうか。
○議長(小西励君) 濱本安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 井上議員の再問にお答えをいたします。
地震のときの教訓といたしましては、周囲に火災が発生した場合、それから道路に倒壊建物あるいは電柱が倒れることによって通行が不能になった、こういったところが非常に被害を大きくした要素であると、このようなことでございます。したがいまして、地域防災計画においても、避難施設の整備に当たっては、周囲に、特に木造ですね、木造の建築物が密集しているところを避けるといったようなところもうたっております。こうした市の計画に基づいて適地というものを検討したというのが、先ほどの初問で答弁いたしました市街地近郊のメリットという意味と捉えていただきたいと、このように思います。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 今日まで近江八幡市はこの一体型整備を順次進めてこられました。それは先ほどおっしゃったように、平成23年の東日本大震災を通じて、防災機能を備えた拠点を学校とコミセンを一体的に建設するということで進めてこられたというふうに思います。
それで、その方針は私今まではよかったかもしれないと思いますけれども、しかし最近の水害、今議会もたくさんそういう発言ありますけれども、線状降水帯のことでありますとか、短時間大雨が本当にいかに恐ろしいかということを、私は今回の地下道の案件でも本当に感じました。それで、今や本当に100年に一度の大雨が毎年どこかで、あらゆるところで起こっているんですよ。なので、この地質の条件もよく見た上で判断されるべきだというふうに私は思います。
それで、昨年6月に文科省が、全国の公立校の3割が浸水想定区域あるいは土砂災害警戒区域に公立学校が建設されているということを昨年発表されました。それで、そう思いますと、私は1,000年安心の今の安土小学校の場所であるとか、あるいはコミセンの場所、本当に4メートルとか2.9メートル、今の移転先より高いところに建っているんですけれども、わざわざそこから浸水想定区域に移転は私は絶対もう避けるべきだなというふうに思うんですね。激甚化した豪雨災害の現状を想定しないと私はいけないのではないのかなというふうに思います。今日までは東日本大震災を教訓としていたかもしれないけれども、水害に私は重きを置いてほしいというふうに切に願います。東日本大震災の教訓を安土の移転先に対応しようとすれば絶対に無理があります。適地と言い難いというふうに思います。
なので、水害が起こったとき、まち協は絶対に責任は取れないし、取りません。今までまち協の一部役員さんがさんざん市に要望してこられましてね。今やまち協のスタンスは、市がコミュニティエリアを決定したということで、まち協の広報にも何度も書かれております。ですから、市が避難施設に位置づけるわけですから、ここで避難施設になるんですよということを学区民に私は説明会を12月待たずに持つべきだというふうに考えます。
この地下道の水害事故を通じても、世論は本当に今大きく変わってきていると私思うんですね。なので、市民に避難場所としての位置、避難場所として位置づけているということを説明しなきゃならないというふうに思いますが、市長に所見をいただきたいというふうに思います。
○議長(小西励君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 井上議員の再問にお答え申し上げます。
まず、我々として今回のコミュニティエリアについて防災という観点から、先ほど支所長申し上げましたけども、東日本大震災の教訓という意味合いは、まず大規模地震、またそれに伴う火災等発生した場合、一定期間住民が一定数生活をしていくという環境、またそれを支えていくという環境というものを整備していかなければならないという、こういう状況だというふうに理解します。そういう点から、アクセスのよい、また周辺が広範な土地である現移転候補地というのは適切なところであるというふうに我々も判断しているところでございます。
一方で、議員がご心配されてるような、いわゆる浸水区域にあるという点でございますけども、今のいわゆる計画水位ですね、200年に一度と言われる状況において、盛土をすることによって浸水区域ではなくなる。これはこれまでも説明申し上げましたとおり、桐原小学校、岡山小学校と同じ状況でございます。
また同時に、アクセスする県道につきましても同様の高さ、またそれに類する高さということを確保することによって、万が一の水害時に対してもアクセスを確保していけるという前提で考えさせていただいておるところでございます。
ご心配のように、周りの水田につきましては引き続き浸水区域ということになります。また、今回の地下道水害等、近郊の集中豪雨等にありましての安全対策につきましても同様、しっかりと対策を取りつつ、本件の案件を進めてまいりたいというふうに思っております。
いずれの形にしましても、我々、水害以外にも、今申し上げました、当然東南海トラフ大地震、また琵琶湖西岸断層帯の地震等、甚大な被害が想定されるような災害についても併せて十分な対応を考えていかなければならないというところでございますので、ご理解のほどよろしくお願いをいたします。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 市長の答弁も本当に水害の視点が抜けてるというふうに思います。何ぼアクセスがよくても、盛土をするそこは大丈夫だったとしても、周りが浸水するんですから、そんなこと住民がね、そんなとこを避難場所っていうふうに聞かはったら、ほんまにね、こんな計画やめてほしいっておっしゃると思います。これは今後もまた議論続きますので、またしていきたいと思いますが、多くの住民さん、そういうことを思いかけてはるので、また本当に説明会を開くべきだと強く求めておきたいと思います。
次に、安土地下道についてお聞きをしていきたいと思います。
7月19日、記録的短時間大雨によりまして安土地下道が冠水し、1人の方がお亡くなりになりました。本当にご冥福をお祈りいたします。
共産党議員団は7月22日に事故調査委員会設置の申入れを行い、そして現在事故調査委員会で進められているところであります。
さて、昨年の8月14日土曜日です。台風といいますか、大雨が続きまして地下道は冠水いたしました。
このパネルは去年の8月14日の状況です。これ上から撮ったものです。これは私自身、9時半頃に住民の方から防犯ブザーが鳴り響いてるということで連絡をいただきまして、9時半頃に市に連絡しました。そして、県土木にも連絡してほしいと伝えました。そのときはどのように指導管理部分についてバリケード、この通行止めをされたんでしょうか。昨年の状況からして、冠水対応の教訓は今年に生かされたのでしょうか。そして、今回死亡事故には弔慰金は対応されるのでしょうか、お聞きをしたいと思います。
○議長(小西励君) 当局の回答を求めます。
久郷福祉保険部長。
〔福祉保険部長 久郷浩之君 登壇〕
◎福祉保険部長(久郷浩之君) 井上議員の安土地下道についてのご質問のうち、死亡事故に対する弔慰金の対応についてお答えします。
本市では、近江八幡市災害弔慰金の支給等に関する条例を制定し、暴風や豪雨等の自然災害により亡くなられた市民のご遺族に対する災害弔慰金の支給について定めております。本条例は、災害弔慰金の支給等に関する法律及び災害弔慰金の支給等に関する法律施行令の規定に準拠しており、災害弔慰金の対象となる災害の範囲につきましても、法令が規定する程度以上の災害で内閣総理大臣が指定する自然災害に限定されております。
7月19日に本市にて発生しました記録的短時間大雨につきましては、災害弔慰金の対象となる自然災害に指定されていないため、本条例に定める弔慰金による対応は行うことはできませんので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小西励君) 福本都市整備部長。
〔都市整備部長 福本盛重君 登壇〕
◎都市整備部長(福本盛重君) 井上議員ご質問のJR安土駅付近地下道冠水の対応についてお答えいたします。
昨年8月の集中豪雨については、土砂崩れが発生するなど、近年にない豪雨であり、現場対応としては、多くの浸水被害の連絡をいただき、水防体制における水防前待機体制において市道通行止めや土のうの対応、現場確認を行ってまいりました。
昨年、冠水時における安土地下道の通行止めの措置については、市道部分は8月14日午後7時に行い、15日午前7時まで実施を行っております。
地下道の冠水については、昨年滋賀県に対し排水ポンプの改善について改善要請を行いました。冠水時の対応につきましては、県において流域調査を実施した上で、有効な対策を県と連携し実施していきます。
近年の集中豪雨は初期対応の課題が指摘されていますので、早い段階で適切な対応ができるよう、また二度とこのような悲惨な事故が発生しない対策を進めてまいります。
○議長(小西励君) 回答漏れはありませんか。
井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 都市整備部長にお伺いいたします。
私、9時半に電話したんですけれども、夜7時と今おっしゃいましたか。翌朝の7時に解除をしたという答弁ですね。これ何でこんな夜7時に通行止め、こんな遅かったんですか。理由を教えてください。
○議長(小西励君) 福本都市整備部長。
◎都市整備部長(福本盛重君) 井上議員の再問にお答えいたします。
当日、多くの被害情報が入っており、その対応に非常に追われてたという状況でございます。そのために対応が遅れてしまいました。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 7時に通行止めをした、あるいは翌朝、朝の7時に解除したというのは、水防記録に残ってますか。
○議長(小西励君) 福本都市整備部長。
◎都市整備部長(福本盛重君) 井上議員の再問にお答えいたします。
その記録については、水防の報告書の中に記録として残っております。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 私、昨日森原議員が情報公開で水防記録を取らはったので、見せてもらったんですけれども、さっき見せてもらったんですけれども、確認しましたら、通行止めについては夜の7時には載ってないんですよ。漏れてるのかちょっと分かんないですけど、きっちりね、先ほど、大体こういうことは記録はきっちりされるべきやと私は思いますけれども、載っておりませんでした。これはどう説明されるんでしょうか。
○議長(小西励君) 福本都市整備部長。
◎都市整備部長(福本盛重君) 井上議員の再問にお答えいたします。
その記録については、記録を要求されたその中には明示されてはなかったかなと思いますけども、ただ、いろんな資料がございまして、その中の通行止めの地図等に、7時から朝の7時までということの明記、記録を残しております。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) いやいや、そういう管理がまずいんじゃないですか。先ほど、水防記録に残してあるというて答弁されて、確かに解除の部分は残ってあるんですよ。だけども、バリケード、通行止めをしたというのが残ってないんですよ。こういうことは私ね、いや、今回のことも、後でまた言いますけど、こういうことが危機管理になってないんちゃうかなと私思うんですね。これは書き漏れということがあったのかもしれない。それやったら、後で反省会したときに書きゃあいいじゃないですか。去年のことですけれども。ちょっと私も、どうなってるのかなと思います。そして、例えば電話があったとか、そういう記録も一切書いてないじゃないですか。そういうことを残さないんですか、水防記録というのは。
そうしたら、去年の段階で結構ですので、パトロールだとか、あるいは通行止め、通行規制をするところというのには、この安土の地下道ですね、上豊浦のこの地下道はその対象に入ってたのかどうか、去年の時点で、お伺いします。
○議長(小西励君) 福本都市整備部長。
◎都市整備部長(福本盛重君) 井上議員の再問にお答えいたします。
この場所については、通行止めを行うという対象箇所としてはなっておりません。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) なっておらないということは、今年も当然、上豊浦のあの地下道はその対象になっていないということですか、今年についても。そういうことですか、お答えください。
○議長(小西励君) 福本都市整備部長。
◎都市整備部長(福本盛重君) 井上議員の再問にお答えいたします。
基本的に水防対応としましては、通行止めを行うときには基本パトロールを行って確認するなど、また住民からの通報で通行止めを実施しているということで、通行止めをするという水防マニュアルの中での明記というのはしていないということでございます。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 都市整備部長にお聞きしますけど、去年ね、8月14日、15日、被害がすごい去年大きかったんですよ。この被害が終わってから、例えば先ほどの答弁からしてみたら、そんな会議はしてないのかなっていうふうに想像するんですが、管理調整課とか危機管理課とか組織的に反省会を持たれたんですか、去年の災害について。お答えください。
○議長(小西励君) 福本都市整備部長。
◎都市整備部長(福本盛重君) 井上議員の再問にお答えいたします。
そういう現地災害対応についての反省会というのは持ってはおりません。ただ、防災体制とかそういう部分についての見直し等の会議は行い、一定の反省の下に対応を今年度行った状況でございます。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 昨年も組織的な振り返りの会議が行われていないという、こういうことがまた本当に問題やったというように思います。だから、今年もこういうことが起こるんですよ。私はそう思います。
7月19日のことについてお聞きしたいと思います。
私はこの通行止め、市道の地下道のところの通行止めについては、3回対応するチャンスがあったというふうに思いました。8時35分の段階、あるいは11時30分の電話の段階、あるいは12時9分のファクスが届いている段階、こういう3回あったのに、安土の人たちおっしゃるんですよ。なぜすぐに支所から駆けつけてもらえなかったんですかと、何で知らはらへんかったんですかと、このようにおっしゃっておりまして、なぜなのか、お答えください。
○議長(小西励君) 福本都市整備部長。
◎都市整備部長(福本盛重君) 井上議員の再問にお答えいたします。
水防対応につきましては、順次被害状況が入る中で、土のう対応、また通行止め対応とかはさせていただいているわけですけども、この場所については、そこら辺の内部での情報共有ができてなかったかなというふうに考えております。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 内部の情報共有が抜けてたんじゃなくて、内部の情報共有ができてなかったという答弁ですけど、そもそも抜けてたんでしょう、これ。去年も、だから先ほどおっしゃったじゃないですか。去年も抜けてたんでしょう、そういう通行止めをしなきゃならないところから。そういう認識がなかったということやないですか。
そしたら、聞きますけど、12時9分、県土木からファクスが届いておりますけれども、このファクス、どこに届いて、何時にこれ確認されたんですか、お伺いします。
○議長(小西励君) 福本都市整備部長。
◎都市整備部長(福本盛重君) 井上議員の再問にお答えいたします。
このファクスについては、都市整備部のところにある、一般的にコピー機とファクスとを共用しておりますので、そこに届くようになっております。
ただ、それが届いたという認識というのは、かなり、ちょっと時間とかは把握しておりませんけれども、後になっての確認という状況でございました。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 何時に届いて確認した、その確認した時間が分からないとか、認識してないんでしょう。もうそれ自身がどうかというふうに思いますよ、と私思います。
そうしたら、ちょっと去年のことに戻りますけど、先ほどの去年7時に通行止めしました。翌朝の7時に解除しましたと言うてはりますけど、滋賀県の土木は何時にしはったか知っておられますか。そんなん把握されてましたか、お伺いします。
○議長(小西励君) 福本都市整備部長。
◎都市整備部長(福本盛重君) 井上議員の再問にお答えいたします。
滋賀県については、後日確認をさせていただいて、8月14日午前10時25分に通行止めを行い、8月15日朝6時20分に解放されております。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 滋賀県は去年の時点でも10時25分に着手されて、翌朝6時半に解除されてるんですよ。そういうことが分かってるんでしたら、今年なぜ生かされなかったかというふうに思いますよ、ほんまに。もともと県土木の管轄下というふうに思っておられたんかどうかは知りませんけれども、あまりにもちょっと私はずさんやなというふうに思います。
それで、過日全協で、7月25日本会議の最終日全員協議会で都市整備部長は、ほかに対応していて手が回らなかったというふうにおっしゃいました。だけども、昨日の新聞では、集中豪雨の対応を明文化したという記事が載っておりました。なので、私は全然手が回らなかって遅くなったのかというふうに全員協議会のとき思ってましたけれども、いやいや、明文化しないと動けないのかなというふうに、昨日新聞記事を読んで思ったんですね。
それで、この間は都市整備部長は、今まで経験値で対応していたと。経験値というたら、私は経験の積み上げを本当にこの間全然してこなかった結果が今回のことにもつながったのかなというふうに私は思ってるんですけれども、部長にお聞きしたいと思います。去年、今年、あそこは本当に水がつくところなんですよ、地下道は。なので、その点についてどのように、何ができて何ができてなかったのか、一度お答えいただきたいと思います。
○議長(小西励君) 福本都市整備部長。
◎都市整備部長(福本盛重君) 井上議員の再問にお答えいたします。
今回、7月19日の事案を基に、ここの地下道については非常に危険な場所であるということの認識の下に、通行止めの対応をマニュアル化し、速やかに通行止めをするということを決めさせていただきました。
ただ、昨年については、部署間でのそういうとこら辺の反省等を十分に生かし切れてないというか、そういう反省ができておりませんでしたので、それを生かし切れなかったというところは、市として問題があるかなと思っておりますが、今後そういうことが二度と起こらないよう対応してまいりたいなというふうに考えております。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) それでは、今回の7月19日の事故の案件は振り返りの会議はされたんですか、お答えください。
○議長(小西励君) 福本都市整備部長。
◎都市整備部長(福本盛重君) 井上議員の再問にお答えいたします。
今回、ここの通行止めについて明文化し、マニュアル化しておりますので、ここの対応については、こういうふうな形で通行止めをするということの確認は庁内で行い、また水防の前待機の班長会議においても、このような形でしっかりと通行止めをしていこうということのマニュアルの説明会をさせていただいたところでございます。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) その場合、危機管理課と管理調整課と合同で組織的に対応されたのかどうか、お聞きしたいと思います。
○議長(小西励君) 福本都市整備部長。
◎都市整備部長(福本盛重君) 井上議員の再問にお答えいたします。
市民部との会議ということはしてないんですけども、この水防の前待機の体制の中におきましては、一応都市整備部、それから産業経済部、それから安土支所と合同でこの体制は敷かさせていただいておりますので、その中でしっかりと現場の状況について確認をさせていただき、今後このようなことがないように対策を取らさせていただいた状況でございます。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) そしたら、どなたでも結構なんですけれども、今回7月19日に亡くなられた件に関しまして、記者会見を市として行われなかったというのはどういうことなんでしょうか。例えば、これは市長に聞いたらいいですかね。1人の命が亡くなってるんですから、非常に大きな事故やったというふうに思うんですが、そのことについて記者会見は私は行われるべきだというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。なぜ行われなかったのかお伺いします。
○議長(小西励君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 記者会見を行わなかったというのは、検証委員会を即座に立ち上げましたので、そこでの結果等を踏まえて、検証委員会を通じてお話をさせていただくのが一番様々な情報もそこに集まるところでございますので、それをベースに考えたというのが一義でございます。
その後については、この間定例の記者会見でご質問をいただいた部分でお答えをしたということになりますけれども、なぜ議員がおっしゃった、記者会見をしなかったかということにつきましては、検証委員会というものを立ち上げた部分で、その部分が私としては基本的に達成できるものだというふうに考えておったところでございます。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) せんだっての定例記者会見は8月ですよね。私は、7月の定例記者会見のときでも説明されてもよかったかなというふうに思いましたけれども、理由は分かりました。
そして、都市整備部長にお伺いしますけれども、この遺族の方に対しまして、担当部は遺族の方に対して担当部としてはどのように、何か事故調査委員会も開かれますよとか、そういうことの情報も遺族の方に言っておられるんでしょうか。どういうふうに丁寧にされているのか、ちょっとお聞きをしておきたいと思います。
○議長(小西励君) 福本都市整備部長。
◎都市整備部長(福本盛重君) 井上議員の再問にお答えいたします。
遺族の方につきましては、詳細の連絡とかはさせてはいただいてないんですけども、ただ事故後、遺族の方と担当課の課長と一応、支所にお見えになりましたので、そこで一応説明できる状況についてお話しさせていただいたところでございます。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) それは遺族の方が事故直後に来られたことでしょう、支所に来られたというのは。私が言ってるのは、例えば事故調査委員会だとか、いろんなことがこれから行われるので、そういうこともちゃんと遺族の方に伝えるべきじゃないんですか。私、遺族の方に聞いたんですよ。市から連絡あったんですかって、こういうことをさせてもらいますというふうにあったんですかって聞いたんですよ。確かに、ないとおっしゃってました。
市長、これ丁寧に対応するというふうに指示されてるんでしょうか、遺族の方に。
○議長(小西励君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 大変恐縮でございますけども、担当には事故調査委員会についての開催は遺族に連絡するようには伝えましたが、残念ながら事実として伝わってなかったということは大変遺憾でございます。おわびを申し上げます。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 全然対応になってないと思いますよ、本当に。
そして、聞いときます。地下道ですけれども、今の事故のあったとこの地下道ですけれども、市は県に、例えばポンプのことだか要望してるとかという話は聞きますけれども、過去何年前からそういう要望書を文書でもってされているのか、お聞きをしておきたいと思います。
○議長(小西励君) 福本都市整備部長。
◎都市整備部長(福本盛重君) 井上議員の再問にお答えいたします。
要望につきましては、昨年8月14日の大雨により地下道が冠水したとき、その後に県との事業説明会等ございましたので、そこでポンプの改善について要請を行ったところでございます。具体的に要望書でというところではないんですけども、このような状況についてしっかり県で改善していただきたいということの要請を行いました。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) それは口頭で行ったということで理解してよろしいですか。公式な会議で口頭で行ったということで理解してよろしいですか。
○議長(小西励君) 福本都市整備部長。
◎都市整備部長(福本盛重君) 井上議員の再問にお答えいたします。
そのとおりでございます。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 昨日も地下道を見てまいりました。幾つか気づいたことを伝えておきたいというふうに思います。
1つは、午前中もいろいろ議論ありましたけれども、確かにあの黄色の入り口のマーク、あれ漢字だから、もう少し子どもたちにも分かるような対応が必要かなというふうに思いますけれども、看板をつけたりということはされてるんですけれども、県は7月19日、ここまで浸水しましたよという目盛りを塗っとかはるんですよ。市の市道のところは、ここまでつきましたという、教訓的にやっぱり印をせなあかんのかと私思ったんですけども、その点については今後されるのかどうか、お伺いしたいと思います。
○議長(小西励君) 福本都市整備部長。
◎都市整備部長(福本盛重君) 井上議員の再問にお答えいたします。
議員のご指摘の部分もありますので、市でそういうふうな対応できるか、ちょっと検討をさせていただきたいなと思います。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) そのほかにも、市道の路面は非常にゴムが貼ってありますけれども、もう古いですから硬くなっていまして、グリップが効かないです。滑り止めには絶対にあれはなりません。なので、もっとざらざらの路面にするだとか、そういう感じで改善が必要だということを専門家の人にもお聞きをいたしました。
幾つか、あるいはスロープになってますから、一部階段が必要ではないかという意見も聞きましたけれども、それはもっと専門家の方々と議論していただいて、一歩でも安全な対応をしていただきたいなというふうに思います。
私は市長にお聞きをしておきたいというふうに思いますが、今の部長の答弁にしたって、去年の経験あるいは今年の経験、あまり何も教訓化もされずにきているなというふうに思いました。先ほど市長は、危機管理の体制、今後についての発言はされましたけれども、今回の経験、本当に現状がどうであったかどうかっていうのを市長としてはどのように感じておられるんでしょうか。そして、今回の振り返り、今年はされたという話でしたけれども、本当に何が足りなかったのか。将来にわたっては先ほど答弁されましたからもう結構ですけれども、今回何が足りなかったのか、市長としてどう思ってるのか、お答えいただきたいと思います。
○議長(小西励君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 井上議員の再問にお答えを申し上げます。
実際の事故の対応として、非常に基本的なことができてない部分というのが非常に、私として早急に改善しなきゃいけない点が多々気づかさせていただいたところでございます。
まず1点目は、誰が何をやってるかというのがまず記録として残してなかったということですね。我々、当然のことだと思っておるわけでございますけども、これが誰がどういう連絡をどう受けて、どういう行動をしたのかという、まずこれをきっちり残すというのが大前提かなというふうに思います。
それからもう一つ、次に言いますと、連絡体制といいますか、今回ここは県道ということで、県の連絡のファクスの質問を議員からいただいたんですけれども、ちょっと県とも連絡取り合わないかんですけど、大体我々、常識として、ファクス送ったら電話で受け取りの確認をするというのが基本でございますけど、そういう動作も含めまして、基本的なそういう情報伝達の動作を含めて、しっかり見直す必要もあるというふうに強く感じております。
併せまして、あと、我々が思っている、職員一人一人の物事をできるだけ縦割りではなく、それぞれ連携して自分のこととして考えていくという習慣もしっかりとつけていかなきゃいけないだろうと。数々改善しなきゃいけない根本的な部分というのは感じさせていただいております。去年でその部分を感じることがなかったのかという、そういう点もあろうかと思いますけども、そういう状況で、情報がそこまで、我々のところにも届いてきてなかったという部分も併せてあるわけでございまして、それも含めましてしっかりと見直してまいりたいというふうに思っておりますし、我々危機管理の体制含めて、今回こういうことが本当に大きな教訓でございますので、市民の安心・安全のためにしっかりとした基盤をつくれるよう、職員一丸となってつくり上げてまいりたいというふうに思っております。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 本当に緊張感持って、危機意識持って対応していただきたいというふうに思います。よろしくお願いしたいと思います。
次に、行きます。安土小学校、老蘇小学校の洋式トイレについてです。
6月議会では、学校の校長から上がれば対応するという答弁がされました。他の小学校では既に何年も前にトイレ洋式化は済んでおりまして、残るは安土小学校、老蘇小学校の2校です。本来なら教育委員会がきちっとした方針を持つべきなのではないかとないかと思います。ご所見をいただきたいと思います。
○議長(小西励君) 西川教育部長。
〔教育部長 西川仁司君 登壇〕
◎教育部長(西川仁司君) 井上議員の安土小学校、老蘇小学校の洋式トイレ整備についてのご質問にお答えいたします。
さきの6月議会でお答えしましたとおり、小・中学校のトイレ改修工事は平成24年度から計画的に実施し、老朽化した内装や設備の改修に合わせて大便器の洋式化を実施しております。
安土小学校につきましては、既に整備方針が決定しておりますが、児童の洋式トイレの利用が多く、現状洋式トイレが足りないということであれば、校長の意見を聞きながら順次取替えをいたします。
また、老蘇小学校につきましては、本市の個別施設計画により、令和5年、来年度から整備方法の検討に入ることになっておりますので、トイレ改修も含めまして検討してまいりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 老蘇小学校は6月議会の答弁どおりだと思うんですけれども、老蘇小学校はそれよか雨漏りがひどいなというふうに思っています。それ聞いておられるんでしょう。お答えください。
○議長(小西励君) 西川教育部長。
◎教育部長(西川仁司君) 再問にお答えいたします。
老蘇小学校の校長からは、トイレにつきましてはたちまちは足りてる、不便はしてないということで報告を受けております。
ただし、今申し上げられたとおり、雨漏りが年々ひどくなってきてるということですので、そちらを先に対応してほしいという要望がございますので、教育委員会としましては、たちまち防水シートをやり替えるなど、検討していきたいと考えておるところでございます。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 安土小学校は校長さんから要望があれば上がるがということをおっしゃいましたので、またそのように、また保護者に働きかけたいなというふうに思います。子どもたちにも働きかけたいなというふうに思います。
次に、すいません、行きます。若年性認知症についてお伺いいたします。
9月21日は世界アルツハイマーデーです。本会議でも度々認知症に対しまして議論がなされているところです。今回は特に若年性認知症についてお聞きします。
本市の若年性認知症の方への早期発見と早期介入という点で、市の具体的な取組についてお聞きをしたいと思います。
○議長(小西励君) 久郷福祉保険部長。
〔福祉保険部長 久郷浩之君 登壇〕
◎福祉保険部長(久郷浩之君) 井上議員の若年性認知症についてのご質問にお答えします。
認知症の中でも65歳未満で発症した場合は若年性認知症と総称されるものです。若年性認知症は、日常生活に支障を来しても、高齢ではないため、認知症と思われにくく、また情報も少ないことから、相談先を迷ったり、どうしていいか分からず、不安になられることがあります。
若年性認知症の方につきましては、医療機関との関わりが中心となり、本市においては相談件数は年に数件しかなく、介護保険の申請やサービス利用につながっていない方も少ない状況です。
しかし、長寿福祉課や地域包括支援センターにおいて把握しているケースを振り返ることで、若年性認知症の方やご家族がどのようなことで悩み、不安に感じているかを聞き取り、実態把握を進めていきたいと考えています。
そのためには、医療機関、特に認知症疾患医療センターなどの専門機関や若年性認知症支援コーディネーターとも連携し、個別のケース支援を引き続き実施していくとともに、現状や課題についても情報共有できる機会を持っていきたいと考えます。このような相談体制の強化により、若年性認知症の方やご家族が早期に必要な支援を受けられるよう、相談窓口の周知や情報提供を行っていきたいと考えていますので、ご理解のほどよろしくお願いします。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) ありがとうございます。
実態把握をするということをお答えいただいたんで、よろしくお願いしたいと思います。
若年認知症の方で仕事をしておられ方もおられると思いますけれども、仕事を継続するにしても、精神の障害者手帳を持つこともあるだろうし、介護保険のサービスを受けるにしても、やっぱり市役所に来られると思うんですね。なので、介護の申請、あるいは障害者手帳が取れることとか、あるいは自立支援医療やマル福の医療費の申請もできるということとか、様々なサービスを受けれるということを、例えばひまわり館に行ってそういうのをつないであげる、そういう何かサポートが要るんちゃうかなってというふうに私は思っているんです。なので、そういうと結びつける役割を職員さんに担っていただきたいというふうに思うんですが、その点についていかがでしょうか。
○議長(小西励君) 久郷福祉保険部長。
◎福祉保険部長(久郷浩之君) 井上議員の再問にお答えをいたします。
窓口相談におきます対応につきましては、職員個人の経験値であるとか、他課での取組に対する理解など、対応する職員によって差異がないようにおのおのが努めていくという必要はあろうかと思いますけれども、相談内容を丁寧に聞き取りを行うなど、課内での情報の共有はもちろんのこと、他課へのつなぎができるよう、引き続き職員のスキルアップと情報共有に努めていきたいというふうに考えてございます。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) しっかり支援調整ができるように、介護保険課、そして長寿福祉課、障がい福祉課、やっぱり連携して対応していただきたいというふうに切に願っておきたいと思います。
長寿福祉課に行ったときに、相談受付用紙、こういうなんがあるんですけれども、すごい大事なことやなと思いました。相談者が来られたら、こういう表に書いて、これを積み上げていくということをおっしゃってましたので、なのでこういう取組、非常に私は大事だなと思いましたんで、そういうことを通じて施策につながっていくんだということを思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
続いて、子育て支援についてお聞きしたいと思います。
まず、子育て支援センターです。身近な場所で乳幼児親子が気軽に集える場を提供するとして子育て支援センターを設置されておりますが、利用条件についてお聞きします。
そして、安土保育園の分園についてです。安土保育園が新しく建設されます。現在、支所横にある安土保育園分園は閉園と聞きますけれども、具体的に分園の施設はヴォーリズ学園に何年度まで貸されるのか、お聞きをしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(小西励君) 青木子ども健康部長。
〔子ども健康部長 青木勝治君 登壇〕
◎子ども健康部長(青木勝治君) 井上さゆり議員の子育て支援についてのご質問にお答えをいたします。
まず初めに、子育て支援センターの利用条件についてお答えをいたします。
本市では、地域子育て支援拠点事業として子育て支援センターを2か所、こどもセンターを3か所、つどいの広場を3か所それぞれ設置し、各種事業を実施したり交流等の場となっております。
そのうち、お尋ねの子育て支援センターでは、ゼロ歳から3歳未満の児童とその親を対象に、地域の身近な場所において乳幼児親子が気軽に集える場を提供し、親子の交流や学びの講座の開催、育児相談等を実施することにより、子育ての不安感や負担感を緩和し、子どもの健やかな成長を支援しております。
センターでは、子育て教室や親子教室、身体測定、子育て相談など、乳幼児向けの事業を実施しておりますが、参加対象者は事業内容から市民の方に限定をしております。そのほか、センターでは不特定多数の方が自由に来館し、プレールーム等で遊んでいただける機会を自由来館と位置づけ、施設開放を行っており、利用者の居住地は問わず、文字どおり自由来館については市外在住の方も自由にご利用していただいておりました。
しかし、令和2年1月以降、新型コロナウイルス感染症が蔓延し、センターにおいても感染拡大防止対策として、感染状況を踏まえて3密の一つである密集による感染リスクを下げるため、利用人数の制限をさせていただいており、現在、クレヨンは15組程度、安土では10組程度としております。市の施設として、市民の方の機会確保を優先するため、市民の方のみの利用とする運用を行っております。ただし、お子さんを連れて里帰り出産で市内に帰ってきておられる場合、自由来館で市内在住の祖父母の方がお子さんを連れて来られますので、そのような場合は子育て支援センターを利用していただいております。
なお、これらの運営上の取組については、運営基準等において明文化しているわけではありませんが、毎月各センターの利用実績状況や利用希望者の状況を把握し、センター職員と子育て支援課で状況や情報を共有し、感染状況も踏まえ、見直しの判断をしているところでございます。
今後もウイルスの特性や感染状況を踏まえながら、基本的な感染防止対策を継続し、適切に講じつつ、コロナ禍においても可能な限り利用ニーズに応えられるよう、センター職員や子育て支援課で事業の拡大や自由来館の制限解除等について検討してまいりますので、ご理解をお願いいたします。
次に、安土保育園分園についてお答えいたします。
安土保育園分園については、保育ニーズが増えたことから、平成26年4月に学校法人ヴォーリズ学園と5年間の公有財産使用貸借契約を交わし、以降分園として開設使用されておられます。その後、平成31年4月にさらに5年間の公有財産使用貸借契約を更新しておりますので、令和5年度末までが契約期間となっております。
今般、学校法人ヴォーリズ学園が設置運営されておられる安土保育園は、施設の老朽化や2か所運営の効率の悪さ、待機児童等の課題解決策として、安土保育園本園敷地内に本園と分園を統合し、定員10名増の170名の施設として今年度内に整備されます。既に施工事業者も入札で決定され、8月10日に起工式も執り行われ、このまま順調に工事が進みますと、安土保育園分園は令和4年度末で使用目的を終えることになりますので、令和4年度末をもって使用貸借契約を終える予定でございます。
しかしながら、令和5年3月31日まで安土保育園分園にて保育の提供を行われ、その後に備品等の引っ越しや施設返還に向けた原状回復作業を行われる予定であることから、実際の閉館までにはなお一定の期間が必要であると見込んでおりますので、ご理解をよろしくお願い申し上げます。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) まだ返してもらっていないのにこういうことを言うのも何なんですけど、令和5年3月31日まではヴォーリズに貸しているという答弁でしたので、それを返された段階では、安土の子育て支援センターを前の旧安土の保健センターに戻してはどうかなというふうには思うんですね。まだ借りてはる状態でこういうことを言うのも何なんですけども、またそういう議論があったときには、なぜかといえば、安土の支所の2階に子育て支援センターありますし、やっぱり2階より、前の旧の保健センターに戻したほうが私はいいなというふうに思うので、またそのように議論していただきたいというふうに思いますけど、もし担当で今考えておられること何かあれば、お聞きしておきたいと思います。
○議長(小西励君) 青木子ども健康部長。
◎子ども健康部長(青木勝治君) 井上さゆり議員の再問にお答えいたします。
施設返還後の後利用については、現時点では活用方法が決定しているわけでございませんが、今議員ご指摘されましたように、現在安土町総合支所2階で事業実施しております安土子育て支援センターの移転を考えているところでございます。
安土子育て支援センターは主に乳幼児の親子が利用しておりますけども、現在2階にあることから、親子はエレベーター移動となっております。しかし、本来的には、利用に対するアクセスのしやすさや、有事の際の避難経路のことを考えますと、1階にある現安土保育園分園跡地が望ましいと考えております。
また、調理室を備えているため、離乳食講座等の事業が可能になるなど、事業の幅が広がることや、安土保育園分園開設の平成26年度以前は当場所を安土子育て支援センターとして活用してきたこともございますので、再び子育て支援センターとして活用することが望ましいと考えているところでございます。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) そのときにはまたよろしくお願いしたいというふうに思います。
最後です。あかこんバスの児童の通学利用についてお聞きしたいと思います。
遠距離で小学校に通学する場合、あかこんバスを利用する地域があると思いますが、認められている地域はどこでしょうか。
利用時の交通費はどのようになっており、現在の利用人数も併せてお答えいただきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
西川教育部長。
〔教育部長 西川仁司君 登壇〕
◎教育部長(西川仁司君) 井上議員のあかこんバスの児童の通学利用についてのご質問にお答えいたします。
本市では、集団登校の集団場所などを起点とする通学距離がおおむね3キロメートル以上ある地域については、遠距離通学の地域とみなし、あかこんバス利用による通学支援を行っているところでございます。
毎年、学校からの対象児童の報告に基づき、小学1、2年生については無料で乗車できる通学用使用券を、また小学3年生以上は1回につき、子ども料金100円のところ半額の50円で乗車できる通学用使用料減免券を発行しています。
今年度は、島小学校では大中町在住の児童17名、馬淵小学校では新巻町と浄土寺町在住の児童6名、安土小学校では安土町大中地区と芦刈地区在住の児童14名にこれらの使用券等を発行していますが、実際は日によって自転車通学や保護者送迎もあり、利用人数としては把握しておりません。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 今、答弁いただきまして、少ない人数の子どもたちですので、今小学校3年生以上でしたら50円の減免券とかお渡しされているということだと思うんですけれども、それ自身ももう無料にしたらどうなんでしょうかね。だって、バスに毎日乗るということでもないという状況もありますし、自転車で行かれてる場合もあるし。なので、使うときは、今なら、だから50円から100円を小学校の子やったら持っていかなきゃならないんですよね。そういう状況ですよね。なので、これ全部無償化にするということはできないんでしょうか、お答えください。
○議長(小西励君) 西川教育部長。
◎教育部長(西川仁司君) 再問にお答えいたします。
当教育委員会では、通学区域の弾力化制度でもバスを活用した通学支援を行っておりますけれども、バスの老朽化や運転手不足等の課題がございます。したがいまして、来年度以降、そういった点をどうするかというのを今現在検討しておりますので、その中で併せて今の遠距離通学の支援ですね、料金についても併せて検討していきたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 検討する時期が今あるとおっしゃいましたんで、もうこれは無料にするということで私は議論していただきたいというふうに思うんで、よろしくお願いしたいと思います。
以上で質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(小西励君) 以上で井上さゆり君個人質問を終わります。
以上をもって本日の日程は全て終了いたしました。
明8日は定刻から再開し、個人質問の7番目、井上芳夫君から続行することといたします。
本日はこれをもって散会いたします。
ご苦労さまでした。
午後5時53分 散会
ご利用について
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