録画中継

令和4年第3回(9月)近江八幡市議会定例会
9月21日(水) 最終日
第1 会議録署名議員の指名
第2 諸般の報告
第3 委員会の閉会中の継続審査
第4 委員会審査報告
第5 討論・採決
第6 議案の上程(提案理由説明)
   議第84号~議第87号
第7 質疑
第8 委員会付託
第9 委員会審査報告
第10 討論・採決
               午前9時31分 開議
○議長(小西励君) 皆さんおはようございます。
 これより本日の会議を開きます。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(小西励君) それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員に、
 片岡信博君
 北川誠次君
の両名を指名します。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第2 諸般の報告
○議長(小西励君) 次に、日程第2、諸般の報告を行います。
 9月9日に開催されました決算特別委員会において、委員長及び副委員長の互選が行われましたので、その結果を報告いたします。
 決算特別委員会委員長に片岡信博君、副委員長に沖茂樹君、以上のとおりであります。
 以上をもちまして諸般の報告を終わります。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第3 委員会の閉会中の継続審査
○議長(小西励君) 次に、日程第3、委員会の閉会中の継続審査を議題といたします。
 決算特別委員長から同委員会に付託しておりました議第61号令和3年度近江八幡市一般会計決算の認定を求めることについては、内容審査等に引き続き時間を要するため、会議規則第111条の規定により、同委員会の審査が終了するまで閉会中の継続審査としたい旨の申出がありました。
 ここでお諮りします。
 同委員長からの申出のとおり、議第61号については、同委員会の審査が終了するまで閉会中の継続審査に付すことにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小西励君) ご異議なしと認めます。よって、議第61号は同委員長の申出のとおり同委員会の審査が終了するまで閉会中の継続審査に付すことに決しました。
 引き続き、お諮りします。
 総務常任委員長及び産業建設常任委員長から、会議規則第105条及び第111条の規定に基づき、お手元に配付のとおり所管事務調査について、調査が終了するまで閉会中も特定事件として調査をしたい旨の申出がありました。同委員長からの申出のとおり、調査が終了するまで閉会中も特定事件として調査をすることにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小西励君) ご異議なしと認めます。よって、同委員長からの申出のとおり調査が終了するまで閉会中も特定事件として調査をすることに決しました。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第4 委員会審査報告
○議長(小西励君) 次に、日程第4、委員会審査報告に入ります。
 各常任委員会に審査を付託しておりました諸案件を一括議題とし、各常任委員長の報告を求めます。
 まず、予算常任委員会の報告を求めます。
 予算常任委員長井上芳夫君。
             〔11番 井上芳夫君 登壇〕
◆11番(井上芳夫君) 皆さんおはようございます。
 それでは、ただいまから予算常任委員会の審査報告を行います。
 本定例会において当委員会に付託された案件を審査するため、9月12日及び13日に委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告いたします。
議第71号 令和4年度近江八幡市一般会計補正予算(第3号)
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
 なお、審査過程における主な意見として、今回の予算においてもふるさと応援基金からの繰入れによるところが見られる、予算の組立て方に関しても、明確な方針や要綱等が示されず理解しにくい事業もあることから、しっかりと慎重に予算を組むとともに実施後は成果を示されたい、また自治会要望に伴う道路修繕、整備等に特に優先順位をつけているものは基準を明確にされたい、また人件費を伴う民間委託をする場合は処遇改善できるように公契約条例などの制定が必要であるとの意見がありました。
 以上で予算常任委員会の審査報告を終わります。議員皆様の賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(小西励君) 次に、総務常任委員会の報告を求めます。
 総務常任委員長平井せい治君。
             〔20番 平井せい治君 登壇〕
◆20番(平井せい治君) 続きまして、総務常任委員会の審査報告を行います。
 本定例会において当委員会に付託されました諸案件を審査するため、9月14日に委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告します。
 まず、決算認定議案につきまして、
議第66号 令和3年度近江八幡市文化会館事業特別会計決算の認定を求めることについて
は、
議第70号 令和3年度近江八幡市病院事業会計決算の認定を求めることについて
は、以上2件は、全員賛成で原案を認定すべきものと決しました。
 次に、予算関連議案につきまして、
議第76号 令和4年度近江八幡市病院事業会計補正予算(第2号)
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
 次に、条例関連議案につきまして、
議第77号 近江八幡市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
 最後に、議員提出議案につきまして、
会第6号 政治家と旧統一教会(世界平和統一家庭連合)との関わりの真相究明を求める意見の提出について
は、賛成少数で原案を否決するものと決しました。
 以上で総務常任委員会の審査報告を終わります。議員の皆様のご賛同よろしくお願いします。
○議長(小西励君) 次に、教育厚生常任委員会の報告を求めます。
 教育厚生常任委員長南祐輔君。
             〔4番 南 祐輔君 登壇〕
◆4番(南祐輔君) 続きまして、教育厚生常任委員会審査報告を行います。
 本定例会において当委員会に付託された諸案件を審査するため、9月15日に委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告いたします。
 まず、決算認定議案につきまして、
議第62号 令和3年度近江八幡市国民健康保険特別会計決算の認定を求めることについて
議第64号 令和3年度近江八幡市介護保険事業特別会計(保険事業勘定)決算の認定を求めることについて
議第65号 令和3年度近江八幡市介護保険事業特別会計(サービス事業勘定)決算の認定を求めることについて
議第67号 令和3年度近江八幡市後期高齢者医療特別会計決算の認定を求めることについて
 以上4件は、賛成多数で原案を認定すべきものと決しました。
議第63号 令和3年度近江八幡市介護認定審査会共同設置事業特別会計決算の認定を求めることについて
は、全員賛成で原案を認定すべきものと決しました。
 次に、予算関連議案につきまして、
議第72号 令和4年度近江八幡市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
議第73号 令和4年度近江八幡市介護保険事業特別会計(保険事業勘定)補正予算(第1号)
議第74号 令和4年度近江八幡市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
 以上3件は、賛成多数で原案を可決すべきものと決しました。
 次に、条例議案につきまして、
議第79号 近江八幡市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について
議第80号 近江八幡市老人福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について
議第81号 近江八幡市子ども医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について
 以上3件は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
 なお、審査における主な意見として、議第81号近江八幡市子ども医療費助成条例の一部を改正する条例の制定については、全ての18歳までの子どもたちが安心して医療を受けることができるようになるため賛成する、また子ども医療費助成はふるさと納税から子ども・子育て基金に繰り入れた財源を充てているが、ふるさと納税に依存するのではなく恒久的な財源の確保を検討すべきであるとの意見がありました。
 以上で教育厚生常任委員会の審査報告を終わります。議員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(小西励君) 次に、産業建設常任委員会の報告を求めます。
 産業建設常任委員長道下直樹君。
             〔1番 道下直樹君 登壇〕
◆1番(道下直樹君) 続きまして、産業建設常任委員会の審査報告を行います。
 本定例会において当委員会に付託された諸案件を審査するため、9月16日に委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告いたします。
 まず、決算認定議案につきまして、
議第68号 令和3年度近江八幡市水道事業会計の利益の処分につき議決を求めること及び決算の認定を求めることについて
議第69号 令和3年度近江八幡市下水道事業会計の利益の処分につき議決を求めること及び決算の認定を求めることについて
 以上2件は、全員賛成で原案を可決及び認定すべきものと決しました。
 次に、予算議案につきまして、
議第75号 令和4年度近江八幡市下水道事業会計補正予算(第1号)
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
 最後に、条例関連議案につきまして、
議第78号 近江八幡市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で産業建設常任委員会の審査報告を終わります。議員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(小西励君) ただいまの審査報告に対し、質疑はございませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小西励君) 質疑がないようでありますので、以上で委員会の審査報告を終わります。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第5 討論・採決
○議長(小西励君) 次に、日程第5、討論・採決に入ります。
 まず、市長提出議案のうち、発言通告がありました案件について、討論・採決を行います。
 それでは、決算関連議案について討論を行います。
 森原陽子君の発言を許します。
 森原陽子君。
             〔8番 森原陽子君 登壇〕
◆8番(森原陽子君) 皆さんおはようございます。日本共産党の森原陽子です。会派を代表いたしまして、議第62号、議第64号、議第65号、議第67号についての反対討論を行います。
 まず、議第62号令和3年度近江八幡市国民健康保険特別会計決算の認定を求めることについて反対の理由を申し述べます。
 1点目、もともとほかの保険に比べて高齢者の割合が多かったのに、社会保険の加入への緩和等でますます被保険者が減少し、高齢化しています。赤ちゃんからも1人と数えられる均等割など、構造的な課題によって保険料が高いことが多くの加入者の生活を圧迫しています。
 2点目、国保改革による保険料の県での統一化は、圏域の医療機関の規模や数と圏域加入者の負担の公平性を無視したものですが、市は批判なく、その方針どおりに進めています。
 3点目、平成26年度に一般会計から繰り入れられた5億円が借入金であるという文書はいまだに提示されていないにもかかわらず、令和3年度も再度1億円の返金を行っています。一般会計に返金する余裕があるのであれば、もともと高い保険料を支払いコロナの下で受診を控えた加入者に還元し、保険料を引き下げるべきであると考えます。
 以上3点から反対いたします。
 次に、議第64号令和3年度近江八幡市介護保険事業特別会計(保険事業勘定)の決算の認定を求めることについて並びに議第65号令和3年度近江八幡市介護保険事業特別会計(サービス事業勘定)決算の認定を求めることについて反対の意見を述べます。
 今回の決算で、介護認定者数は微減であるにもかかわらず保険給付費は約1億円の増加となっています。介護認定者数は少しずつ増加している中で、要支援1、2の方だけは平成25年以来減少の一途であり、要介護2、3の方が増加し、認定者は重度化しています。例年決算の概要には団塊の世代が75歳以上になる2025年以降、医療や介護の需要がさらに増えると見込まれるとあるにもかかわらず、介護予防、すなわち要支援段階での早期介入や早期対応、早期治療は行われているのでしょうか。ここ数年の決算状況を見て、介護給付費の増加を抑えるために認定者数を抑えるという前市長時代の国の方針先取りが果たして市民と市の財政にとってよかったのかという総括がなされていないと考えます。
 加えて、ケアマネジャーの不足により、介護認定をされてもケアプランがつくってもらえず、サービスが利用できない状況に市民は困り果てています。高齢化が急激に進んでいく今こそ、人的配置や長期的な費用対効果も見据え、抜本的に本市の介護事業の在り方について見直すべきと考えます。
 最後に、議第67号令和3年度近江八幡市後期高齢者医療特別会計決算の認定を求めることについて反対意見を述べます。
 そもそも後期高齢者医療制度は、高齢者だけを切り離した差別的な制度です。さらに、この10年間、公的年金が6.7%も減額され、高齢者の生活は危機的状況です。来る10月からの一部2割負担への改悪は、受診控えを増やし、重度化させることになりかねません。同時に、この改悪は、岸田政権がさらに国民に自助を押しつけるものであり、社会保障制度の切捨てにつながる今後高齢者となる全ての国民の問題です。コロナ禍で命と健康が脅かされている今日、全ての国民が安心して医療にかかれるように対策すべき国が取るべき施策ではありません。
 以上のことから、議第62号、議第64号、議第65号、議第67号に反対いたします。
○議長(小西励君) 以上で決算関連議案についての討論を終わり、これより起立により採決をいたします。
 お諮りします。
 議第62号令和3年度近江八幡市国民健康保険特別会計決算の認定を求めることについては、教育厚生常任委員長の審査報告のとおり原案を認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立多数〕
○議長(小西励君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第62号は原案を認定することに決しました。
 次に、お諮りします。
 議第64号令和3年度近江八幡市介護保険事業特別会計(保険事業勘定)決算の認定を求めることについては、教育厚生常任委員長の審査報告のとおり原案を認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立多数〕
○議長(小西励君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第64号は原案を認定することに決しました。
 次に、お諮りします。
 議第65号令和3年度近江八幡市介護保険事業特別会計(サービス事業勘定)決算の認定を求めることについては、教育厚生常任委員長の審査報告のとおり原案を認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立多数〕
○議長(小西励君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第65号は原案を認定することに決しました。
 次に、お諮りします。
 議第67号令和3年度近江八幡市後期高齢者医療特別会計決算の認定を求めることについては、教育厚生常任委員長の審査報告のとおり原案を認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立多数〕
○議長(小西励君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第67号は原案を認定することに決しました。
 次に、予算関連議案について討論を行います。
 まず、森原陽子君の発言を許します。
 森原陽子君。
 失礼しました。玉木弘子君の発言を許します。失礼しました。
 玉木弘子君。
             〔9番 玉木弘子君 登壇〕
◆9番(玉木弘子君) 皆さんおはようございます。日本共産党玉木弘子です。会派を代表いたしまして、議第71号令和4年度近江八幡市一般会計補正予算(第3号)の賛成討論を行います。
 今回の補正予算では、子ども医療費の無料化を来年4月から18歳までに拡充することが提案されました。それに伴い、学校給食費の多子世帯減免と合わせた予算が基金の積替えによって確保されることになります。これらは、子育て世帯への経済的負担を軽減し、次世代を担う子どもたちの健やかな成長を支えることとなり、さらに子育て世代から選ばれる近江八幡市となるものと考えます。
 また、今回の補正で、物価高騰対策事業として障害福祉事業所、介護サービス事業所、民間保育所及び認定こども園、放課後児童クラブ、認定農業者及び集落営農組織への県の助成事業に市として上乗せがされました。新型コロナウイルス感染症の長期化や経済状況が不安定な中、事業者の経済的な負担軽減を図る文字どおりの応援事業です。このように、市民に寄り添う、市民から喜ばれる施策が多く提案されました。
 しかし、改善を求める施策もあります。一つに、利用が大きく増えた放課後児童クラブに対し、緊急性の高い桐原東、北里、馬淵の3学区について、来年4月から新規整備のための予算が計上されました。子どもたちや保護者の願いに応えるものです。子どもの医療費無料化の18歳までへの引上げや給食費の多子世帯減免制度とも連動する施策と言えます。利用の継続性を加味し、今後は中・長期的な視点から民設民営だけでなく公設民営も視野に入れ、子育て世代が安心して働ける環境を整備されるよう求めます。
 次に、桐原保育所給食調理業務と公立校園所の用務員業務の民間委託です。特に用務員の民間委託は、国が進める行政改革のトップランナー方式の一つです。民間委託を採用しているのは、県内で近江八幡市だけです。業務を民間委託した場合、市では委託先の職員の処遇を把握することができず、費用対効果や働き方が適正であるかなどを決算においても評価できないことが問題です。民間委託においても、処遇の基準は会計年度任用職員に合わせる努力が求められると考えます。今後公契約条例の制定等で委託先の職員の処遇についても保障できるよう改善を求めます。
 以上の意見をつけまして、今回の補正予算がより充実されることを要望いたしまして賛成討論とします。
○議長(小西励君) 大変失礼いたしました。
 次に、奥田孝司君の発言を許します。
 奥田孝司君。
             〔14番 奥田孝司君 登壇〕
◆14番(奥田孝司君) 皆さんおはようございます。政翔会の奥田孝司です。政翔会を代表し、議第71号令和4年度近江八幡市一般会計補正予算(第3号)に対し賛成の立場で討論をさせていただきます。
 今回の補正予算では、歳入歳出それぞれ38億657万7,000円を追加し、予算総額を407億4,891万7,000円とされるものです。総務費では通学路安全対策施設整備事業で合同点検に伴うグリーンベルト及び路面標示整備として工事請負費を、民生費では新型コロナウイルス感染症障がい福祉応援事業、介護サービス事業所応援金支給事業、放課後児童対策事業及び民間保育所及び認定こども園等運営補助事業で各福祉サービス事業所に対する物価高騰対策支援として報償費を追加されます。
 放課後児童クラブ施設整備事業では利用ニーズの高い地区においてクラブを新設する事業者に対する支援として負担金補助及び交付金を追加、基金積立金で子ども医療費助成及び学校給食費多子世帯支援事業に係る後年度の財源確保として子ども・子育て支援基金積立てを追加されます。
 農林水産業では農業振興事業で認定農業者や集落営農組合等に対する物価高騰支援対策支援として負担金補助及び交付金を追加、畜産業費では畜産振興に資することから5年に1度開催される和牛の甲子園と称される第12回全国和牛能力共進会鹿児島大会にてシティプロモーションを展開されるとお聞きしております。畜産業振興では、大事な取組として、担い手の育成と近江牛のさらなるブランドの確立が求められています。当市にとっては大事な基幹産業でありますことから、今後においても積極的にあらゆる機会を通じてシティプロモーションをお願いします。
 教育費では、文化会館整備事業で舞台照明、舞台機構工事の実施及び全体改修設計の着手に係る工事請負費を追加されるものです。
 とりわけ今定例会において、新型コロナウイルス感染症の長期化と国際経済情勢の不安定な状況から物価が高騰する状況下において、農業者及び福祉施設の物価高騰支援、子ども医療費や学校給食費多子世帯支援に要する後年度の財源を基金間で組み替える歳出予算を計上されました。子ども医療費に関しては、子育て世帯のアンケート調査において、早期受診による重症化予防や経済的負担の軽減に大変大きな期待が寄せられています。県内他市に先駆けての子ども医療費助成を18歳まで拡大するため、準備経費の計上は本市の子育ての環境のさらなる改善につながり、子育ての町として先導的な役割を果たすものと思われます。
 加えて、給食費多子世帯への補助事業と合わせ、子ども・子育て支援基金に6年分、22億2,000万円を積み立てられました。子育ての環境がさらによくなることを望みますが、今回はふるさと応援寄附金を原資とするものであり、相当の事業費の確保を要します。一度始めれば継続しなければならない事業であることから、今後安定した財源確保に努めていただくよう要望します。
 また、放課後児童クラブ施設整備により、子育ての世代が安心して働ける環境づくりに大いに期待するものです。
 また、農業振興の分野においても、燃料費等資材費の高騰は、農業経営に与える影響はまさに喫緊の課題となっています。経営支援は待ったなしの状況です。燃料価格高騰対策は誠に時宜を得た対応であると思います。
 それと、がんばる自治コミュニティ活動の消防施設整備事業に予算計上されています。各自治会が防災資機材を整備されることにより、防災意識が向上し、安全・安心なまちづくりになるように期待するものです。
 これらの中、今般の補正として計上された予算は、本市の実情に合った市民生活に欠くことのできない施策であります。
 以上のことから、議第71号令和4年度近江八幡市一般会計補正予算(第3号)について賛成討論とさせていただきます。
○議長(小西励君) 以上で予算関連議案についての討論を終わり、これより起立により採決を行います。
 お諮りします。
 議第71号令和4年度近江八幡市一般会計補正予算(第3号)は、予算常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(小西励君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第71号は原案を可決することに決しました。
 次に、市長提出議案のうち、討論のない案件について、決算関連議案、予算関連議案、条例関連議案の順に一括採決を行います。
 まず、決算関連議案について、議第63号、議第66号及び議第68号から議第70号までを一括採決します。
 お諮りします。
 議第63号令和3年度近江八幡市介護認定審査会共同設置事業特別会計決算の認定を求めることについて、議第66号令和3年度近江八幡市文化会館事業特別会計決算の認定を求めることについて、議第68号令和3年度近江八幡市水道事業会計の利益の処分につき議決を求めること及び決算の認定を求めることについて、議第69号令和3年度近江八幡市下水道事業会計の利益の処分につき議決を求めること及び決算の認定を求めることについて、議第70号令和3年度近江八幡市病院事業会計決算の認定を求めることについて、以上5件は、総務、教育厚生及び産業建設の各常任委員長の審査報告のとおり原案を可決及び認定することにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小西励君) ご異議なしと認めます。よって、議第63号、議第66号及び議第68号から議第70号までの5件は原案を可決及び認定することに決しました。
 次に、予算関連議案について、議第72号から議第76号までを一括採決します。
 お諮りします。
 議第72号令和4年度近江八幡市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議第73号令和4年度近江八幡市介護保険事業特別会計(保険事業勘定)補正予算(第1号)、議第74号令和4年度近江八幡市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、議第75号令和4年度近江八幡市下水道事業会計補正予算(第1号)、議第76号令和4年度近江八幡市病院事業会計補正予算(第2号)、以上5件は、総務、教育厚生及び産業建設の各常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小西励君) ご異議なしと認めます。よって、議第72号から議第76号までの5件は原案を可決することに決しました。
 次に、条例関連議案について、議第77号から議第81号までを一括採決します。
 お諮りします。
 議第77号近江八幡市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第78号近江八幡市手数料条例の一部を改正する条例の制定について、議第79号近江八幡市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について、議第80号近江八幡市老人福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について、議第81号近江八幡市子ども医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について、以上5件は、総務、教育厚生及び産業建設の各常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小西励君) ご異議なしと認めます。よって、議第77号から議第81号までの5件は原案を可決することに決しました。
 次に、議員提出議案について討論・採決を行います。
 それでは、会第6号について討論を行います。
 まず、井上さゆり君の発言を許します。
 井上さゆり君。
             〔22番 井上さゆり君 登壇〕
◆22番(井上さゆり君) 皆さんおはようございます。日本共産党の井上さゆりです。私は、会第6号政治家と旧統一教会(世界平和統一家庭連合)との関わりの真相究明を求める意見書の提出について賛成討論を行いたいと思います。
 旧統一教会は2つの顔を持っています。1つは宗教団体、もう一つは政治団体として、国際勝共連合としての表裏一体であり、政治、宗教であります。
 旧統一教会は、法外な金額を信者に献金させ、信者や家族を苦しめています。これについて、法律上では、2001年札幌地裁が旧統一教会の布教活動の違法性を認定した判決を下しており、最高裁でもこれが確定判決となっています。つまり、旧統一教会の布教活動が違法であると司法の判断が下っています。旧統一教会の活動に違法の判例が積み上がっているのに旧統一協会が反社会的な活動を続けてこれたのは、政権党の保護を受けてきたからにほかならないのです。
 その政治の役割を担う政権党の自民党の国会議員が反共という一点で互いの利益のために利用し合っていたことも今回明らかになりました。旧統一教会は、政権に擦り寄り、世界平和統一家庭連合と名称をも変え、自民党国会議員と結びつき、政策的にも強い影響力を与え、それらを実現するために選挙ボランティアの協力を行い、自民党政治家とのパイプを使いながら自分たちの活動に対して便宜を与えてもらうという戦略の下、旧統一教会は人を欺き、法外な献金をさせるなど、今日まで続けてこれたのです。他の団体なら法に問われて社会的批判を受けて活動ができなくなります。
 さて、自民党は、9月8日、所属の国会議員に申告を求め、発表いたしました。全体で178人もの議員が、国会議員が統一教会と関わりを持っており、この滋賀県選出の自民党、衆議院、参議院合わせて5人の国会議員が関与していたとのことです。旧統一教会や関連団体の会合に出席し、あるいは選挙ボランティアなどを受けていた事実も明らかになりました。報道特集でも放送されていました。今国民は、旧統一教会と自民党はずぶずぶの関係であるというふうに見ております。自民党のアンケートは、旧統一教会からのスタッフの受入れや、あるいは陳情、便宜供与を図ったことがあるのかという肝腎要のまともな調査ができていません。小手先だけの点検でお茶を濁そうとしておられるのか、しかし毎日次から次へと事実が出るわ出るわでは国民からの信頼は得られません。
 先日共同通信社が行った世論調査では、自民党と旧統一教会の関係では、関係を断つことができないという項目が実に77.6%もあり、自民党の対応は十分でないっていうのが80.1%に及んでいます。このような調査で、旧統一教会との関係を断ちますと言われても国民は信用ができないというのが世論調査から読み取れます。
 岸田政権が揺らいでいます。政治家が旧統一教会及び関連団体の行事に参加やメッセージを送るなどは、反社会的集団にお墨つきを与えることになり、知らなかったでは通用しません。40年も被害が繰り返され、昨日、9月20日昨日ですが、野党国会ヒアリングで元2世信者の方が被害は外から見えないクローズな空間で生まれ、そして現在も続いていると発言されています。今も苦しむ家族や2世を救うのが政治の役割です。真剣に国民からの信頼回復を行うには、旧統一教会による政界工作の全容解明を国民に明らかにすることです。
 自民党のポスターのワードは「決断と実行。」と書かれています。決断と実行と言うのなら、統一教会との掘り下げた調査を決断し、そして政権政党である自民党、政治家との癒着を断ち切る、このことを実行されるべきだということを申し上げまして、意見書に賛成討論といたします。
 以上で討論を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(小西励君) 次に、辻正隆君の発言を許します。
 辻正隆君。
             〔13番 辻 正隆君 登壇〕
◆13番(辻正隆君) 皆さんおはようございます。政翔会の辻でございます。私は、会第6号政治家と統一教会(世界平和統一家庭連合)との関わりの真相究明を求める意見書について反対の立場で討論をさせていただきます。
 意見書の趣旨からしますと、反社会的組織と政治との関係により主権者たる国民に対し間違ったメッセージを伝えることになることから、旧統一教会と政治との関わりについて実態調査をし、国民に説明責任を果たしなさいという意見書だと理解をさせていただきます。私たち地方議員を含め政治家は、国民の皆様からできるだけ幅広くご意見を拝聴するため、常日頃より政治活動の一環として様々な人たちと交流をしておる状況がございます。信教の自由については憲法上保障がなされてますが、社会的問題が指摘されている宗教団体だけに限らず、反社会的団体との関係については国民に疑念を持たれるようなことがないように十分に個々が注意しなければならない立場であると認識をしております。憲法上の信教の自由は尊重しなければなりませんが、宗教団体も社会の一員として関係法令を遵守しなければならないのは当然なことであり、仮に法令から逸脱する行為があれば厳粛に対処しなければなりません。
 意見書で求められておられる旧統一教会と政治との関わりについての実態調査については、ご指摘の自民党においては説明責任を果たすために所属国会議員を対象に当該団体との関係性を点検した結果を取りまとめ、過日に公表されたところであります。また、関係のあった所属国会議員は、過去を真摯に反省し、しがらみを捨て、当該団体との関係を断つことを党の基本方針として徹底されたところでもあります。
 また、実態調査とともに、現在政府内においては、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)について社会的に指摘されている問題に関して、悪質商法などの不正行為の相談、被害者の救済を目的とした関係省庁間で情報共有をするとともに、被害者への救済機関等のあっせんなど、関係省庁による連携した取組を検討されています。
 法務大臣主催による旧統一教会問題関係省庁を設置し、8月18日に当該連絡会議の第1回会合を開催されたところでもあります。議長には葉梨康弘法務大臣、議長代理に法務事務次官、構成メンバーとして内閣官房孤独・孤立対策担当室長、警察庁生活安全局長、消費者庁次長、法務省人権擁護局長、法務省大臣官房司法法制部長、現在では8つの関係省庁が連携して対応に当たっておられる状況でございます。
 また、連絡会議では、令和4年9月5日から30日間までの約1か月間を「旧統一教会」問題・相談集中強化期間として、各省庁が連絡して相談対応を行っておられます。詳細に関しましては、フリーダイヤルによる合同相談窓口を設置し、旧統一教会問題について悩みを抱える全国各地の方々から幅広く相談を受け付け、即時連携のできる体制を取っておられます。
 連絡会議は、法務省、警察庁、消費者庁、内閣官房で発足後、体制強化とし、9月1日からは厚生労働省、文科省、総務省、外務省が加わり、児童虐待、生活困窮、子どものいじめや教団本部がある韓国にいる日本人の保護などを想定し、幅広い視点から支援の在り方を検討をされてるところでもあります。また、合同電話相談では、各省庁の相談担当者や相談員が都内のオフィスに集まり相談に応じられており、必要に応じて警察や消費生活センター、法テラスなどを紹介し、日本弁護士連合会などとも連携し、救済を図っておられます。
 さらには、上記の対応と連動し、8月29日、消費者庁に霊感商法の悪質商法への対策検討会を設置し、第1回会合が開催され、今日まで都合3回の会合が開催され、旧統一教会の被害者救済に取り組んできた弁護士や大学教授やら8人の有権者が委員に選ばれ、消費者契約法や特定商取引法など消費者庁所管の法令の中で、消費者被害の発生及び拡大の防止を図るため、対策等について議論をし、提言を行うとお聞きしております。河野消費者庁担当大臣の談話として、スピード感を持って対応するよう総理から言われている、霊感商法が法律に記載された後、寄附のようなものに移り始めたという話があるが、その際に消費者庁として対応できていたのかどうか、検証と同時に被害防止やどのような形で救済をしていくのか積極的に議論をしていきたいと検討会の使命を述べられておるところでもあります。
 信教の自由を御旗に隠れみのとして反社会的活動が許されることがあってはならないと私どもも考えるところであります。
 以上のことからも、一日も早い法整備と継続的な被害者救済対策を施していただきたいと考えておるところであります。
 このように既に実態究明と対策に取り組まれている状況があることから、今回共産党市議団が提出された政治家と統一教会(世界平和統一家庭連合)との関わりの真相究明を求める意見書は時期を逸した意見書であることから賛同にふさわしくないと判断をさせていただきました。議員各位の賛同をよろしくお願いを申し上げまして、反対の討論とさせていただきます。
○議長(小西励君) 次に、西津善樹君の発言を許します。
 西津善樹君。
             〔16番 西津善樹君 登壇〕
◆16番(西津善樹君) 皆さんおはようございます。志誠会の西津善樹です。私は、このたびの会第6号政治家と旧統一教会(世界平和統一家庭連合)との関わりの真相究明を求める意見書の提出について反対の立場で討論をさせていただきます。
 さて、国、中央から地方自治体に至るまで私たち政治に携わる者は、国民の皆様からより多く、そして幅広く様々なご意見をいただくため、政治活動の一環として様々な個人や団体の方々との交流をしております。また、宗教団体が特定の政治家や政党を応援すること、そして信教の自由については憲法上の保障がなされております。
 さて、今回の問題の本質は、政治と宗教一般というのではなく、社会的な問題を多数指摘されている団体と、そして政治との関わりというところにあります。そのような中において、我々も議会人としてそのような疑念を持たれることがないよう十分に注意をしなければなりません。もちろん憲法上の信教の自由は尊重しなければなりませんが、宗教団体も社会の一端として関係法令を遵守しなければならないのは言うまでもなく、仮に法令から逸脱する行為があれば厳正に対処をしていかなければなりません。
 このたび提出されている会第6号において、政治家は統一教会との関係を直ちに断つべきであり、国において実態を調査し、真相究明の上、国民に包み隠さず説明責任を果たすこと、これを求めておられますが、私はこの意見書に対して少し違和感を覚えました。私には、日本の歴史の中における隠れキリシタンの踏み絵による処刑が脳裏に浮かびました。徹底的に実態調査して、関わりのある者はつるし上げにしろというようにも感じ取れました。
 しかし、本当にこれでいいのでしょうか。個人の信仰心や意思で寄附をしたり何かをしたりするのは自由でなければなりません。ただし、ここに強制的な金銭問題が生じた場合や悪質商法などの不法行為の相談、被害者の救済に対し、連携して万全を尽くし、国民の皆様から信頼されるようにしっかりとした議論と法整備を慎重に行い、行政運営していくことこそが最も重要なのではないでしょうか。この意見書は、このような最も重要な部分について記載をされておらず、不備を感じております。
 また、政府では今後国民に疑念を持たれることがないように当該団体との関係について厳正な見直しを行うため既に対応を行われていることからも、本意見書の趣旨に賛同することは適切ではないと言える。
 以上のことから、私は会第6号政治家と旧統一教会(世界平和統一家庭連合)との関わりの真相究明を求める意見書の提出については反対の立場での討論とさせていただきます。議員の皆様のご賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(小西励君) 以上で討論を終わり、これより会第6号について起立により採決を行います。
 念のため申し上げます。
 本件に対する総務常任委員長の審査報告は否決であります。
 原案について採決をいたします。
 お諮りします。
 会第6号政治家と旧統一教会(世界平和統一家庭連合)との関わりの真相究明を求める意見書の提出については、原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立少数〕
○議長(小西励君) ご着席ください。起立少数と認めます。よって、会第6号は否決とすることに決しました。
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△日程第6 議案の上程(提案理由説明)
     議第84号~議第87号
○議長(小西励君) 次に、日程第6、議案の上程を行います。
 議第84号から議第87号までの4件を一括上程し、件名を事務局から朗読させます。
 益田議会事務局長。
◎事務局長(益田卓弥君) 朗読いたします。
 令和4年第3回(9月)近江八幡市議会定例会追加提出議案
議第84号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてほか人事議案3件
 以上であります。
○議長(小西励君) 次に、提案理由の説明を求めます。
 小西市長。
             〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理君) おはようございます。
 本日追加いたします案件につきまして提案理由の説明を申し上げます。
 議第84号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることにつきましては、委員の任期満了に伴いまして、金田学区から中西あさ子氏を継続して人権擁護委員の候補者として法務大臣に推薦いたしたく、議会の意見を求めるものでございます。
 次に、議第85号から議第87号までの近江八幡市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることにつきましては、委員の任期満了に伴い、大林傳治氏、井狩弥治郎氏、目片匡氏を固定資産評価審査委員会委員としてそれぞれ選任することにつきまして議会の同意を求めるものでございます。
 以上、追加いたしました4議案につきましてご審議賜り、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、説明とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(小西励君) 以上で議案の上程を終わります。
 それでは、ただいま上程いたしました議第84号から議第87号の4件について質疑のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いいたします。
 休憩します。
               午前10時36分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午前10時36分 再開
○議長(小西励君) 再開します。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第7 質疑
○議長(小西励君) それでは、日程第7、質疑に入ります。
 発言通告がありませんので、質疑なしと認めます。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第8 委員会付託
○議長(小西励君) 次に、日程第8、委員会付託に入ります。
 お諮りします。
 ただいま議題となっています議第84号から議第87号の4件については、会議規則の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小西励君) ご異議なしと認めます。よって、ただいまの4件については委員会付託を省略することに決しました。
 それでは、議第84号から議第87号の4件について討論のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いいたします。
 休憩します。
               午前10時37分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午前10時37分 再開
○議長(小西励君) 再開します。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第10 討論・採決
○議長(小西励君) それでは、日程第10、討論・採決に入ります。
 発言通告がありませんので、討論なしと認め、これより採決します。
 それでは、議第84号から議第87号までの4件を順次起立により採決をいたします。
 まず、議第84号を採決します。
 お諮りします。
 議第84号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(小西励君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第84号は原案に同意することに決しました。
 次に、議第85号を採決します。
 お諮りします。
 議第85号近江八幡市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについては、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(小西励君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第85号は原案に同意することに決しました。
 次に、議第86号を採決します。
 お諮りします。
 議第86号近江八幡市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについては、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(小西励君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第86号は原案に同意することに決しました。
 次に、議第87号を採決します。
 お諮りします。
 議第87号近江八幡市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについては、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(小西励君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第87号は原案に同意することに決しました。
 以上をもって本日の日程は全て終了し、本定例会に付議されました案件は、継続審査に付した議案を除き全て議了いたしました。
 ここで市長からご挨拶をいただきます。
 小西市長。
             〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理君) 閉会に当たりまして、一言御礼のご挨拶を申し上げます。
 議員の皆様方におかれましては、去る8月29日に令和4年第3回市議会定例会を招集させていただきましたところ、提案いたしました議案につきまして慎重なるご審議をいただき、決算特別委員会の継続審査に付されました議第61号令和3年度近江八幡市一般会計決算の認定を求めることについての議案を除き、原案どおりご可決、ご認定を賜りましたことに対しまして、心から厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございます。
 今議会の審査の過程におきまして、議員の皆様方から賜りました多くのご意見やご提言につきましては、今後の市政運営に着実に反映させるべく鋭意努力してまいりたいと存じます。
 さて、シルバーウイークがスタートした3連休には、日本列島に上陸いたしました台風14号が9月19日の敬老の日から20日にかけて本市にも最接近いたしました。幸い大きな被害についてはございませんでしたけれども、行政の使命として、市民の皆様の生命をお守りできるよう、確実な情報提供や自主避難をされることを想定した避難所の開設など、今後も早めの対応、対策を取ってまいりたいと存じます。
 災害はいつ起こるか分かりません。皆様におかれましても、どうぞ日頃から避難経路やご家族同士の連絡手段の確認、非常持ち出し袋の準備など、いざというときに備えたお取組をいただければと存じます。
 台風一過となり、また季節が進みました。先日までは青々としていた田がたちまち黄金色に色づいたかと思うと、既に刈取りを終えられた田も多くなってまいりました。皆様の中には既に新米をお召し上がりになった方もいらっしゃるのではないかと思います。ブドウや梨など旬の果物もおいしい、実に実りの秋が訪れたところでございます。
 また、スポーツの秋でもあり、先月末30日にはアーティスティックスイミングの乾友紀子選手に市役所にお越しいただき、市スポーツ優秀選手賞金賞を授与させていただきました。本市にゆかりある選手が世界を舞台に活躍されることは、非常に大きな喜びであり、スポーツのすばらしさを伝えてくださっております。また、9月3日には、佐波江町沖においてウインドサーフィンの大会である琵琶湖プリンスレース2022が開催され、176名もの参加者がカラフルなセイルを風になびかせ、レースを楽しんでおられました。先日17日には、運動公園を会場にわたSHIGA輝く国スポ・障スポ開催応援企画スポーツフェスティバル2022にもご家族連れをはじめ多くの市民の皆様にもご参加いただき、様々なスポーツを楽しんでいただくことができました。9月には市内の多くの小・中学校でも運動会が予定されておりますし、11月13日には3年ぶりに水郷の里マラソンも開催の予定でございます。参加してもよし、見て楽しむもよし、応援して楽しむもよし、皆様の様々なスタイルでスポーツを楽しんでいただきたいと思います。
 さらに、芸術の秋でもございます。いよいよ10月8日土曜日よりBIWAKOビエンナーレ2022「“起源~ORIGIN“」が開催されます。ふだん見慣れた近江八幡の風景や町家の中に国内外のアーティストによるすばらしい作品の数々が展示され、町の新たな魅力を生み出してくれるビエンナーレも、回を重ね、今回区切りの10回目を迎えます。前回から彦根にもその範囲を広げていますけれども、今回からは沖島も会場となるなど、さらに多くの皆様に新たな魅力を感じていただけるクオリティーの高いイベントになっておると思います。ぜひとも皆様にも足を運んでいただき、アートに触れるひとときをお過ごしいただきたいと存じます。
 結びになりますけれども、議員の皆様方には、健康にくれぐれもご自愛いただきまして、今後も市政発展、市民福祉向上のため、なお一層のお力添えを賜りますようお願いを申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。
○議長(小西励君) 第3回市議会定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
 去る8月29日に開会をいたしました本定例会も、議員各位並びに市長をはじめ当局の皆様方の格別のご協力をいただき、本日ここに無事閉会の運びとなりましたことに対しまして厚くお礼を申し上げます。
 当局の皆様方におかれましては、今定例会の中に各議員から出されました意見や要望を十分に尊重され、市政の一層の発展に努められますようお願い申し上げるものであります。
 さて、新型コロナウイルス感染症については、7月から始まりました第7波と言われる全国的な感染拡大は予想を大きく上回る流行となりましたが、ようやくピークを越え、低減の兆しが見え始めたところでございます。さらに、オミクロン株対応ワクチンの接種が開始されるとともに、国においては季節性インフルエンザの同時流行を見据えた第8波の対策を10月にも示すとされておられます。このような状況を踏まえ、改めて一人一人の基本的な感染対策の徹底により社会経済活動の維持と医療の逼迫の回避を両立できるよう、コロナウイルスとの共存に向けた新たな段階への移行が必要とされているところでございます。
 また、市長のご挨拶にもございましたが、過去最強クラスの台風が列島を縦断をいたしました。本市では幸い大きな被害がございませんでした。地球温暖化も影響してか、11月中旬頃までは予断を許さない風水害のシーズンであります。当市におかれましては、いずれも市民の生命を守るため、事前の啓発も含め万全の対応をお願いするものでございます。
 結びになりますが、皆様方におかれましては、今後も健康に十分ご留意をいただき、本市発展のため、なお一層のご尽力を賜りますようにお願い申し上げ、閉会に当たりましてのご挨拶といたします。
 それでは、これをもちまして令和4年第3回近江八幡市議会定例会を閉会といたします。
 大変ご苦労さまでございました。
               午前10時49分 閉会
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