令和4年第4回(12月)近江八幡市議会定例会
11月30日(水) 初日
第1 会議録署名議員の指名
第2 会期の決定
第3 委員会審査報告
議第61号
第4 討論・採決
議第61号
第5 諸般の報告
議長報告、監査報告、市長報告
第6 議案の上程(提案理由説明)
議弟88号~議第111号
第7 質疑
第8 委員会付託
第9 委員会審査報告
第10 討論・採決
午前9時31分 開会
○議長(小西励君) 皆さんおはようございます。
これより本日招集されました令和4年第4回近江八幡市議会定例会を開会いたします。
直ちに本日の会議を開きます。
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△日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(小西励君) まず、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員に、
平井せい治君
小川広司君
の両名を指名いたします。
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△日程第2 会期の決定
○議長(小西励君) 次に、日程第2、会期の決定を議題とします。
お諮りします。
本定例会の会期は、お手元に配付いたしました日程表のとおり、本日から12月23日までの24日間としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小西励君) ご異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は本日から12月23日までの24日間と決定いたしました。
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△日程第3 委員会審査報告
議第61号
○議長(小西励君) 次に、日程第3、委員会審査報告に入ります。
前定例会からの継続審査でありました議第61号を議題とし、決算特別委員会の報告を求めます。
決算特別委員長片岡信博君。
片岡信博君。
〔18番 片岡信博君 登壇〕
◆18番(片岡信博君) 皆さんおはようございます。
それでは、決算特別委員会の審査報告を行います。
令和4年第3回9月定例会において当委員会に付託された議第61号を審査するため、10月11日、12日及び13日の3日間、委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告します。
決算認定議案
議第61号 令和3年度近江八幡市一般会計決算の認定を求めることについて
は、全員賛成で原案を認定すべきものと決しました。
審査対象となった令和3年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策を最優先事項とするとともに、コロナ禍をきっかけにこれまでの取組を見直し、コロナ禍においても市民が希望を抱き、暮らすなら近江八幡と思っていただける政策に重点を置くポストコロナに向けた新たな日常対応、ニューノーマル予算と位置づけられました。
次に、審査の過程で委員から出された主な意見を申し上げます。
まず、総合政策部関係について、ビジターズプロモーション事業では観光情報の発信力強化として影響力があるインフルエンサーによるSNS発信を検討してみてはどうかという意見がありました。
次に、総務部関係について、職員の辞職を防止するため結婚、介護などライフステージの変化が生じても働き続けられるよう職場環境の整備を求める意見、福祉部門の専門職の人材確保のために会計年度任用職員の処遇改善を求める意見が出されました。
次に、市民部については、自治会加入率が低迷している状況を踏まえ、防犯、交通安全対策など自治会要望が反映される事業の意見聴取方法の見直しを求める意見がありました。
次に、福祉保険部については、地域住民への地域避難支援体制整備の周知と災害避難時の要支援者に対する個別支援計画作成を早急に実施すべきとの意見、多数の障害者が県外のグループホームに入所してるため計画的な市内のグループホーム整備を求める意見、介護福祉人材の確保のため介護未経験者に対する入門研修及びフォローアップの充実を図るべきとの意見がありました。
次に、都市整備部について、優れた風景地である岡山園地の維持管理の徹底と大雨のために冠水している地下道のポンプ改善など地下道の安全対策を早急に県に要望されたいとの意見がありました。
次に、安土町総合支所関係について、経年劣化に伴う総合支所庁舎内のアスベスト飛散が懸念されるため早期の修繕を求める意見、安土福祉自動車については、医療機関や公共施設に向かう重要な交通手段であるため、事業廃止ではなく利用範囲の拡大を図り、事業の継続を求める意見が出されました。
最後に、教育委員会については、放課後子ども教室は現状5小学校区で月に1回程度の開催となっており、全小学校区で複数回の実施に向け、子育て支援課と連携して積極的に事業を推進すべきとの意見がありました。
最後になりますが、当局におかれましては、各委員からの指摘や意見を今後の予算編成及び予算執行において十分配慮いただきますよう要望とし、委員会の審査結果の報告とさせていただきます。議員皆様のご賛同をよろしくお願いします。
○議長(小西励君) ただいまの審査報告に対して質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小西励君) 質疑がないようでありますので、以上で委員会の審査報告を終わります。
それでは、討論のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いいたします。
休憩します。
午前9時39分 休憩
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午前9時39分 再開
○議長(小西励君) 再開します。
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△日程第4 討論・採決
議第61号
○議長(小西励君) それでは、日程第4、討論・採決に入ります。
発言通告がありませんので、討論なしと認め、これより採決をします。
それでは、議第61号について起立により採決します。
お諮りします。
議第61号令和3年度近江八幡市一般会計決算の認定を求めることについては、決算特別委員長の審査報告のとおり原案を認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立全員〕
○議長(小西励君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第61号は原案を認定することに決しました。
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△日程第5 諸般の報告
○議長(小西励君) 次に、日程第5、諸般の報告を行います。
まず、議長報告を行います。
さきの定例会以降における議長等の活動状況につきましては、お手元に配付いたしております報告書のとおりでございます。ご了承をお願いいたします。
次に、監査報告に入ります。
監査委員の報告を求めます。
監査委員岡田彦士君。
岡田彦士君。
〔15番 岡田彦士君 登壇〕
◆15番(岡田彦士君) 監査委員の岡田でございます。
例月現金出納検査の結果について、次のとおりご報告申し上げます。
地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき、一般会計、各特別会計、各基金会計、各公営企業会計について、令和4年8月に7月分、9月に8月分、10月に9月分の現金出納検査を実施しました結果、いずれの会計とも現金等のあり高をはじめ歳入歳出等の計数は正しく、かつ出納に係る事務処理も妥当と認めました。
よって、同条第3項の規定に基づき、その結果を市長、議長に報告いたしました。
また、この詳細な内容につきましては、例月現金出納検査報告書のとおりでございますので、ご覧をいただきたいと存じます。
以上をもちまして監査報告とさせていただきます。
○議長(小西励君) 次に、市長報告に入ります。
地方自治法の規定に基づき、報第14号専決処分の報告について、裁判上の和解について、以上1件の報告が提出されましたので、ご了承をお願いいたします。
以上をもちまして諸般の報告を終わります。
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△日程第6 議案の上程(提案理由説明)
議第88号~議第111号
○議長(小西励君) 次に、日程第6、議案の上程を行います。
議第88号から議第111号までの24件を一括上程し、件名を事務局から朗読させます。
益田議会事務局長。
◎事務局長(益田卓弥君) 朗読いたします。
令和4年第4回(12月)近江八幡市議会定例会提出議案
議第88号 専決処分の承認を求めることについて
令和4年度近江八幡市一般会計補正予算(第4号)
議第89号 令和4年度近江八幡市一般会計補正予算(第5号)ほか補正予算議案4件
議第94号 近江八幡市歴史的な価値を有する建築物の保存及び活用に関する条例の制定についてほか条例関連議案11件
議第106号 財産を取得することにつき議決を求めることについてほかその他議案5件
以上であります。
○議長(小西励君) 次に、市長提出議案の提案理由の説明を求めます。
小西市長。
〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理君) おはようございます。
開会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
本日は、令和4年第4回市議会定例会を招集させていただきましたところ、議員の皆様方におかれましては、公私何かとご多用の中ご出席を賜りまして、誠にありがとうございます。
また、平素から市政運営に格段のご理解とご協力を賜っておりますことに対しまして、高段からでございますけども、心より厚く御礼を申し上げます。
まず、冒頭でございますが、既に新聞等でも報じられてますとおり、本市会計年度任用職員が市内店舗にて万引きを犯すという事案が発生いたしました。全体の奉仕者として公共の利益のために勤務すべき市職員として、このような行為はあってはならないところでございます。公務に対する信頼を損ねることになりましたこと、この場をお借りして深くおわび申し上げるとともに、このような不祥事が二度と起こらないよう当該事案を重く厳粛に受け止め、一層の服務規律の確保と綱紀粛正の徹底を図ってまいります。職員一同がいま一度公務に携わる者として基本に立ち返り、その立場をしっかりと理解し、一丸となって精励してまいりたいと思うところでございます。
また、市庁舎整備工事につきましては、既に議員の皆様方にはご報告させていただいておりますとおり、入札参加事業者が2者以上という入札の成立要件を満たさなくなったことにより10月21日に中止の公告をさせていただきました。本年6月定例会におきまして債務負担行為の議決を賜り、早期建設に向けてご理解をいただいていたところでございますけども、今回諸般の社会情勢の変化の中ではあるものの、このような入札中止に至りましたことは誠に残念であり、市民の皆様を含めまして、ご心配をおかけしていることに対しまして大変申し訳なく思うところでございます。
なお、新庁舎整備事業につきましては、本市における重要施策の一つでございますことから、後ほど補正予算として提案させていただきます委託事業を含め、入札が成立しなかった諸事情を分析し、見直すべき事項等があれば検討した上で、今後も議会の皆さんとの十分な調整を図りながら速やかな再公告、建設工事竣工に向けた取組を滞りなく進めてまいりたいと考えておりますので、改めてご理解とご協力のほどよろしくお願いを申し上げます。
さて、新型コロナウイルス感染症は、全国的に感染者数が増加しており、第8波が到来したと認識すべき状況と言われております。これから寒くなり、季節性インフルエンザの流行する季節でもございます。感染拡大や重症化を予防するためにも、市民の皆様におかれましては、ワクチン接種はもとよりこの3年間で培ってきた基本的な対策でございます手洗い、うがい、部屋の換気やマスクの着用等とともに、栄養のある食事や十分な睡眠を取っていただくなど、健康管理に留意いただき、生活習慣を実践くださいますようお願いを申し上げるところでございます。
一方、この秋、旧市街や市内の観光施設などにはコロナ以前と変わらないほどの多くの観光客の皆様にお越しをいただいたところでございます。紅葉の季節を迎え、近江八幡のすばらしい風景はもちろんのこと、およそ2か月間の開催期間を終え、11月27日にクロージングを迎えましたBIWAKOビエンナーレでは歴史ある近江八幡の建物と現代アートが融合する空間を、また八幡堀まつりでは秋の夜長を幻想的な明かりと優しい音楽が彩る景色を訪れた多くの市民の皆様にも新たな町の魅力として再認識していただけたのではないかと思うところではございます。
また、この間には、第38回の安土信長まつりや各学区での文化祭、市内の商店街が協力して開催いただきました商店街マルシェなど、様々なイベントが開催され、地域を盛り上げていただいたところでもございます。3年ぶりに開催されました第46回2022水郷の里マラソンや初開催となりました近江八幡市ゆるスポーツ大会にも、ご家族連れなど多くのご参加をいただくことができました。
市民の皆様には、改めて地元のよさを感じていただき、笑顔で暮らしていただけるよう、様々な市民活動への支援やふるさと観光券やじもと応援クーポン&チケットなどの市民生活への支援、地元事業者の皆様への支援など、共に歩む市政を続けてまいりたいと存じるところでございます。
それでは、本日提出いたします議案につきましてご説明を申し上げます。
議案につきましては、予算関連議案が6件、条例その他議案が18件ございます。
まず、議第88号専決処分の承認を求めることにつきましては、緊急を要し、議会を招集する時間的余裕がなかったことから、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、去る9月30日付をもって専決処分をさせていただきましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。
専決処分させていただきました令和4年度近江八幡市一般会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出それぞれ3億8,916万8,000円を追加し、予算総額を411億3,808万5,000円とさせていただいたものでございます。
主な内容といたしましては、民生費におきまして、電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金事業で国の物価高騰支援対策として迅速な給付を実施するため、負担金補助及び交付金等を追加補正させていただいたものでございます。
これらの財源につきましては、国庫支出金を充当させていただいたものでございます。
議第89号令和4年度近江八幡市一般会計補正予算(第5号)につきましては、歳入歳出それぞれ196万1,000円を追加し、予算総額を411億4,004万6,000円とさせていただくものでございます。
主な内容といたしましては、総務費におきまして、新市庁舎整備事業で工事入札中止に伴い、今後の事業実施を検討する上で事業費等を速やかに精査する必要があるため、委託料を追加補正させていただくものでございます。
これらの財源につきましては、繰入金を充当させていただくものでございます。
議第90号令和4年度近江八幡市一般会計補正予算(第6号)につきましては、歳入歳出それぞれ4億2,025万円を追加し、予算総額を415億6,029万6,000円とさせていただくものでございます。
主な内容といたしましては、総務費におきまして、地域交通事業者支援事業で燃油価格高騰支援として負担金補助及び交付金を追加。
民生費におきまして、障害福祉サービス等給付事業で利用者増加に伴い、扶助費等を追加、また新型コロナウイルス感染症障がい福祉応援事業及び介護サービス事業所応援金支給事業による事業継続支援、民間保育所及び認定こども園等運営補助事業で給食材料費高騰支援として各福祉サービス事業所に対する報償費を追加。
衛生費におきまして、新型コロナウイルスワクチン接種事業でオミクロン株対応2価ワクチン接種に対応するため委託料等を追加。
農林水産事業費におきまして、農業振興事業で肥料価格高騰対策支援及び土地改良区等緊急支援事業で揚水排水機場に係る動力費高騰支援として負担金補助及び交付金を追加。
商工費におきまして、商工業振興事業で車両を保有する事業者に対する燃油価格高騰支援として負担金補助及び交付金を追加。
教育費におきまして第79回国民スポーツ大会準備事業で開催に備えた事務所スペース確保のため物件費等を追加するとともに、各費目におきまして職員給与費に係る人件費及び施設維持管理に伴う物件費等を精査し補正させていただくものでございます。
これらの財源につきましては、分担金及び負担金、国庫支出金、県支出金、寄附金、諸収入及び繰入金で財源調整し充当させていただくものでございます。
第2表債務負担行為の補正につきましては、令和5年度議会だより印刷事業、令和5年度シティプロモーション印刷事業、令和5年度広報おうみはちまん印刷事業、令和5年度マイナンバーカード特設窓口受付案内等事務員派遣委託事業、令和5年度滋賀県議会議員一般選挙選挙公報配送等業務委託事業、令和5年度滋賀県議会議員一般選挙投票事務員派遣委託事業、令和5年度滋賀県議会議員一般選挙期日前投票システム環境設定業務委託事業、令和5年度近江八幡市議会議員一般選挙選挙公報印刷事業、令和5年度近江八幡市議会議員一般選挙入場整理券封入封緘業務委託事業、令和5年度近江八幡市議会議員一般選挙投票事務員派遣委託事業、令和5年度公立保育所及び認定こども園賄材料調達事業、小中学校空調設備整備事業、令和5年度給食センター賄材料調達事業、運動公園野球場改修事業、以上全14事業に係ります債務負担行為の期間及び限度額の設定を追加させていただくものでございます。
次に、議第91号令和4年度近江八幡市介護保険事業特別会計(保険事業勘定)補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出それぞれ161万4,000円を追加し、予算総額を69億8,648万9,000円とさせていただくものでございます。
主な内容といたしましては、地域支援事業費におきまして、介護予防・生活支援サービス事業及び介護予防ケアマネジメント事業で利用者増加に伴い、委託料、負担金補助及び交付金を追加補正させていただくものでございます。
これらの財源につきましては、国庫支出金、支払基金交付金、県支出金及び繰入金で財源調整し充当させていただくものでございます。
第2表債務負担行為の補正につきましては、令和5年度在宅高齢者紙おむつ支援事業に係ります債務負担行為の期間及び限度額を追加させていただくものでございます。
次に、議第92号令和4年度近江八幡市文化会館事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ286万円を追加し、予算総額を9,796万円とさせていただくものでございます。
主な内容といたしましては、文化会館事業費におきまして、文化会館管理事業で物価高騰及び施設利用者の増加に伴い、施設の維持管理費の不足が見込まれるため、物件費を追加補正させていただくものでございます。
これらの財源につきましては、繰入金及び繰越金で財源調整し充当させていただくものでございます。
議第93号令和4度近江八幡市病院事業会計補正予算(第3号)につきましては、収益的収支予算において、収益及び費用をそれぞれ2億5,782万6,000円追加させていただくものでございます。
主な内容といたしましては、収益において新型コロナウイルス感染症の長期化に伴い、入院、外来収益を精査し、補助金及びふるさと応援寄附に係る一般会計負担金を追加、費用において物価高騰する状況を踏まえ電気代や燃料費の見直しに係る経費を計上するとともに、材料費及び委託料を追加させていただくものでございます。
また、資本的収支予算において、収入及び支出をそれぞれ1,427万8,000円追加させていただくものでございます。
主な内容といたしましては、新型コロナウイルス感染症の検査数の増加に伴い、機械及び備品購入費を追加。
財源としまして、補助金を追加させていただくものでございます。
加えまして、令和5年度の診療材料調達事業など5事業について、令和4年度中に契約手続を実施するため、債務負担行為の期限及び限度額の設定を追加させていただくものでございます。
続きまして、条例議案についてご説明を申し上げます。
議第94号近江八幡市歴史的な価値を有する建築物の保存及び活用に関する条例の制定につきましては、本市の特徴の一つである歴史的な価値を有する建築物について、保存及び活用するための修理を行う際に建築基準法の適用を受け、文化財的価値を保持したまま修理を行うことが困難な場合があることから、同法第3条第1項第3号の規定による建築物の現状変更の規制及び保存に関する条例を定めることにより同法の適用を除外したく、提案させていただくものでございます。
次に、議第95号近江八幡市事務分掌条例の一部を改正する条例の制定につきましては、危機管理体制の強化並びにデジタルトランスフォーメーション及び行政経営改革の一体的な推進を図ることを目的に市長直轄組織の設置及び部の分掌事務の見直しを行うため、所要の改正を行いたく、提案させていただくものでございます。
次に、議第96号近江八幡市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、公職選挙法施行令の一部改正に伴い、国政選挙における選挙運動費用の公費負担額が改定されたため、所要の改正を行いたく、提案させていただくものでございます。
次に、議第97号近江八幡市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、人事院勧告に基づき国家公務員の特定任期付職員の給与の改定がなされたことから、本市においても同様の措置を講じるため、所要の改正を行いたく、提案をさせていただくものでございます。
次に、議第98号近江八幡市職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、地方公務員法の改正に伴い、職員の定年を段階的に引上げるとともに、管理監督職勤務上限年齢制及び定年前再任用短時間勤務制を導入する等、所要の改正を行いたく、提案させていただくものでございます。
次に、議第99号近江八幡市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例等の一部を改正する条例の制定につきましては、本市の市議会議員及び特別職の期末手当は国家公務員の指定職俸給表の適用を受ける職員の期末手当の支給の割合に準じて支給していることから、人事院勧告に基づき当該割合が改定されることに伴い、本市においても同様の措置を講じるため、所要の改正を行いたく、提案させていただくものでございます。
次に、議第100号近江八幡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、人事院勧告及び滋賀県人事委員会勧告に基づき国家公務員及び滋賀県職員の一般職の給与が改正されることに伴い、本市においても同様の措置を講ずるため、所要の改正を行いたく、提案させていただくものでございます。
次に、議第101号近江八幡市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、地方公務員法の改正に伴い、職員の定年の段階的引上げを行うため、所要の改正を行いたく、提案させていただくものでございます。
次に、議第102号近江八幡市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定につきましては、人事院勧告を踏まえ滋賀県の会計年度任用職員の給与が改正されることから、本市においても同様の措置を講じるため、所要の改正を行いたく、提案させていただくものでございます。
次に、議第103号近江八幡市子ども医療費助成条例の一部を改正する条例の制定につきましては、子ども医療費の受給券の交付手続に関し、保護者の負担の軽減及び市の事務の効率化等を図ることを目的とし、申請手続を省略して受給券を交付することができるよう、所要の改正を行いたく、提案させていただくものでございます。
次に、議第104号近江八幡市農業委員会の委員の定数を定める条例の一部を改正する条例の制定につきましては、令和4年5月に人・農地プランが法定化されたことに伴い、農業委員会委員の役割の重要性及び業務が増大することから、委員の定数の増員を行うことにより円滑な農業委員会の業務の遂行を図るため、所要の改正を行いたく、提案させていただくものでございます。
次に、議第105号地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定につきましては、地方公務員法の改正に伴い、職員の定年の段階的引上げを行うため、関係条例の整理など、所要の改正を行いたく、提案させていただくものでございます。
次に、その他議案でございます。
議第106号財産を取得することにつき議決を求めることにつきましては、近江八幡市消防団活動服を取得するに当たり、一般競争入札によって取得金額等が確定しましたので、条例の定めるところにより提案させていただくものでございます。
次に、議第107号財産を取得することにつき議決を求めることにつきましては、近江八幡市立健康ふれあい公園スケートパークセクションを取得するに当たり、公募型プロポーザル方式による随意契約によって取得金額等が確定しましたので、条例の定めるところにより提案させていただくものでございます。
次に、議第108号公の施設の指定管理者の指定につき議決を求めることにつきましては、地方自治法第244条の2第6項の規定により、本市の公の施設であります近江八幡市白雲館におきまして、指定管理者の指定を行いたく、提案させていただくものでございます。
次に、議第109号公の施設の指定管理者の指定につき議決を求めることにつきましては、地方自治法第244条2の第6項の規定により、本市の公の施設であります近江八幡市立安土文芸の郷公園におきまして、指定管理者の指定を行いたく、提案させていただくものでございます。
次に、議第110号公の施設の指定管理者の指定につき議決を求めることにつきましては、地方自治法第244条の2第6項の規定により、本市の公の施設であります近江八幡市火葬場におきまして、指定管理者の指定を行いたく、提案させていただくものでございます。
次に、議第111号公の施設の指定管理者の指定につき議決を求めることにつきましては、地方自治法第244条の2第6項の規定により、本市の公の施設であります近江八幡市立八幡町第1共同浴場におきまして、指定管理者の指定を行いたく、提案させていただくものでございます。
以上、24議案につきましてご審議いただき、ご可決を賜りますようよろしくお願いを申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。
なお、これらのうち議第89号令和4年度近江八幡市一般会計補正予算(第5号)、議第97号近江八幡市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第99号近江八幡市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、議第100号近江八幡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第102号近江八幡市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議第106号財産を取得することにつき議決を求めることにつきましては、本日ご可決賜りますよう重ねてお願いを申し上げます。
以上、ご説明とさせていただきます。ありがとうございます。
○議長(小西励君) 以上で議案の上程を終わります。
ここでお諮りをいたします。
ただいま上程いたしました議案のうち、議第89号、議第97号、議第99号、議第100号、議第102号及び議第106号の6件については、本日採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小西励君) ご異議なしと認めます。よって、ただいまの6件については本日採決することに決しました。
それでは、本日採決いたします6件について質疑のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いいたします。
休憩します。
午前10時8分 休憩
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午前10時14分 再開
○議長(小西励君) 再開します。
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△日程第7 質疑
○議長(小西励君) それでは、日程第7、質疑に入ります。
議第89号について3名から、議第97号、議第99号、議第100号及び議第102号については1名からそれぞれ発言通告がありましたので、順次これを許します。
まず、議第89号の質疑に入ります。
森原陽子君の発言を許します。
森原陽子君。
◆8番(森原陽子君) 皆さんおはようございます。日本共産党の森原陽子です。
議第89号令和4年度近江八幡市一般会計補正予算(第5号)についての質疑を行います。
先日新庁舎の入札が中止となりまして、11月11日には私たち議員に対しては説明をしていただきましたが、市民の皆さんに対しまして改めて説明いただきますようによろしくお願い申し上げます。
それでは、初問をお願いいたします。
今回新庁舎整備事業の工事の入札中止に伴う委託料とのことですが、補正予算を計上するに至った経緯と目的についての説明をお願いいたします。
○議長(小西励君) 当局の回答を求めます。
総合政策部長、浪江部長。
〔総合政策部長 浪江尚史君 登壇〕
◎総合政策部長(浪江尚史君) 皆様おはようございます。
森原議員お尋ねの議第89号令和4年度近江八幡市一般会計補正予算(第5号)についての質疑にお答えいたします。
まず、委託料の補正予算を計上するに至った経緯と目的でございますが、7月26日に公告しました市庁舎整備工事は、入札参加事業者が2者以上でなくなったため、10月21日に入札を中止いたしました。その後、担当課において参加事業者等に聞き取り調査を実施しましたが、事業者により意見が異なるなどしたため、専門的観点からの分析や調査が必要となりました。今後は、再公告に向けて要因分析を実施し、庁舎整備の事業費及び工期等を速やかに精査する必要があるため、要求水準や単価見直しによる事業費の積算などに係る委託費を追加する補正予算を上程したところでございます。
○議長(小西励君) 回答漏れはありませんか。
森原陽子君。
◆8番(森原陽子君) 今回の委託事業の内容は、もう少し具体的に教えていただくとどのようなことになりますでしょうか。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) お答えいたします。
委託内容を具体的にということでございますが、まず入札参加予定事業者を含む複数事業者に本事業や建設工事を取り巻く情勢や景況などを聞き取る市場調査を行いまして、参加条件、工期、総事業費など入札中止の要因分析を行います。あわせて、積算単価を最新のものに更新し、仕様の一部修正に併せて概算事業費を算出します。また、より多くの参加と競争性のある入札となるよう、参加条件及び工期の見直し検討を行ってまいります。
○議長(小西励君) 森原陽子君。
◆8番(森原陽子君) 今要因分析等をされる中で部材も見直すということですけれども、どのような方針を持って、方針や基準でこの見直しを行われるのかもう少し教えてください。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) お答えいたします。
見直し方針につきましては、基本計画、これまで策定いたしました基本計画や基本設計の主要な部分、コンセプトについては変更を行わない方針でございます。現時点では、参加事業者から提案のあった部材変更のほか、基本設計事業者と協議の上、見直す項目を特定していきたいと考えてございます。
○議長(小西励君) 森原陽子君。
◆8番(森原陽子君) 仮に、見直しにおいてですけれども、どのような部材については変更が可能であるかとか、また逆にここは、コンセプトとかというふうに言われましたけれども、部材等につきましてもここは変えたくないまたは変えてはいけないというような部分もあると思うんですが、そういう市民に対してここは絶対に変えずによい設計に、よい設計っていうか、建設にしていくみたいなことで考えておられる点、またここは費用対効果を考えていくとか、大まかに分かっていましたら教えてください。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) お答えいたします。
今回の入札の過程におきましても、VE提案といいまして、事業者から品質を維持ないし向上をさせながらコストダウン、工期短縮を図るような提案を受けてございまして、そのような例でいきますと、そういう部材等であらかじめ指定しているものを、同等品を可能とするとか、そういった変更等には対応していきたいというふうにございますが、そういった単なるコストダウンとか、そういったところのVE提案とかは受託しない、認めないというような方向も考えてございましたし、主たる部分ということでございましたけども、先ほど申し上げましたけれども、そういった基本設計等に基づく、例えば床面積であるとか、あと階数であるとか、あと庁舎の向きとか、そういったところは踏襲しつつ、最終的には、今回の委託を認めていただきましたら、その中で事業者のご意見等を賜りながら、ご意見等を聴取しながら、どこまで変更できるかということは検討、総合的に判断していきたいというふうに考えてございます。
○議長(小西励君) 森原陽子君。
◆8番(森原陽子君) かなり深いところで議論していただくことになるかと思います。しっかりとその提案、検討していただきますようにお願いします。
さて、この委託先ですけれども、どちらにされるのか、またその理由についてお伺いいたします。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) お答えいたします。
委託先はどこか、またその理由はということでございますが、現基本設計の業務は滋賀県建築設計監理事業協同組合が受託しておりまして、今回の要求水準等の見直しの業務につきましては基本設計の内容を熟知している同組合に委託したいというふうに考えてございます。
○議長(小西励君) 森原陽子君。
◆8番(森原陽子君) 委託費用ですけれども、今回196万1,000円が計上されておりますが、この金額についてはいつどのように決まったのでしょうか。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) 委託費用がいつどのように決まったかということでお答えいたします。
まず、11月4日に市庁舎整備等特別委員会に入札の中止をご報告をさせていただきまして、その後11月11日に全員協議会において再公告に向けた取組及び業務委託費の補正予算上程についてご説明をした上で最終的に決定をいたしたところでございます。
委託費の196万1,000円ということでございますが、市場調査、積算単価の入替え、図面修正などに係る必要人員を計算し、設計して決定しているというところでございます。
○議長(小西励君) 森原陽子君。
◆8番(森原陽子君) これは、11月11日の全員協議会の段階では具体的なこの金額までいかなくても概算みたいなものはもうできてたんでしょうか。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) お答えいたします。
一定の概算というのは見込んでおりましたが、最終的にはその後決定し、その後の会派別説明会において提示させていただいたというところでございます。
○議長(小西励君) 森原陽子君。
◆8番(森原陽子君) 分かりました。
前回7月末の入札におきましては、直近の4月時点での市場単価で計算されたということでした。私たちから考えると、7月の末の入札時点で4月の単価ということではかなり時間的開きを感じたんですけれども、今回はいつの時点の市場単価を用いられるのか、またこの間、その三、四か月の間の物価高騰は特に大きかったと思うんですけれども、為替の状況等も反映されてきたと思いますが、今度はいつの時点の市場単価で計算されていくのか、予定が分かっていたら教えてください。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) お答えいたします。
本年7月に公告いたしました入札につきましては、建設物価調査会が発行する建設物価などの刊行物を用いて令和4年4月号の単価を入れ替えて行いました。その7月公告でありながら4月号の単価というのは、当然公告するには6月議会での債務負担行為の議決をいただいてからということでございましたので、その債務負担行為の積算、上程をする、できるだけ直近のということで4月、この単価を用いて入れ替えたということでございます。次回につきましては、最新である12月の刊行物を用いて単価入替えを行っていきたいと考えてございます。
また、物価高騰による市場価格を反映するためには、並行して見積り徴取も行いながら実勢価格に基づいた概算事業費の積算を行っていきたいというふうに考えております。
○議長(小西励君) 森原陽子君。
◆8番(森原陽子君) この刊行物ですけれども、これはどういう期間に、月刊とかという形で刊行されてるものなんでしょうか。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) お答えいたします。
どの程度の頻度ということは確認いたしますが、定期的に発行されているものということでございます。
○議長(小西励君) 森原陽子君。
◆8番(森原陽子君) 直近のということでしたので、この頻度についてはぜひ、後ほどで結構ですので、教えていただきたいと思います。
また、今見積り徴取をされるということでしたけども、これはどこに対して行われるのでしょうか、またこの7月の入札のとき以前にはこういう見積り徴取というようなものはされていたんでしょうか。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) お答えいたします。
見積り徴取につきましては、受託事業者で関連する事業者から幅広く見積り徴取を行っていくということで、前回の7月公告の時点でも当然、単価というのが先ほどの刊行物等で示されているものについてはいいんですが、そういった単価のないもの等もございますので、そういったものについては見積り徴取を行いながら前回も積算をしていたというところでございます。
○議長(小西励君) 森原陽子君。
◆8番(森原陽子君) 今回この本市の市庁舎は残念なことに中止となったわけですけれども、同等の予算規模、40億円から45億円程度の予算規模のほかの事業の入札状況についてはどのような状況だったのでしょうか。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) お答えいたします。
本市と条件が合う同時期に市庁舎建設等の入札を実施したものとして、比較できる事例というのは把握しておりませんが、入札中止の事例ではないんですけれども、県内ですと守山市の新市庁舎整備におきましても令和3年2月に61億500万円でデザインビルド方式による契約をされております。その中で、建設資材の高騰等の影響を受けたということで、契約条項、いわゆる物価スライド条項に基づきまして残工事費の約2%に当たる1億1,550万円の債務負担行為の補正を令和4年6月に議会で可決されたというふうに聞いてございます。
○議長(小西励君) 森原陽子君。
◆8番(森原陽子君) 比較はできなかったということですけれども、この守山市の場合なんですが、令和3年2月に契約されてるっていうことで、1年ほどたってるわけでかなり工事は進んでると思うんですが、残り工事っていうのは全体の工事の中の何%程度が残っていたのか、もし分かりましたら教えてください。
○議長(小西励君) 森原議員に申し上げます。
今回の質疑の案件からずれておりますんで、質疑をやり直してください。
森原陽子君。
◆8番(森原陽子君) 2%程度ということで承知いたしました。
次ですけれども、今後のスケジュールについて説明を求めたいと思います。
次回の入札の公告及び予算の議決はいつ頃になるでしょうか。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) お答えいたします。
まず、先ほどお聞きいただいていた刊行物ですが、毎月発行されているということで、次回は12月号、最新のもので積算し直すということでございます。
続いて、今後のスケジュールでございますが、債務負担行為の再設定が必要ということになりましたら、その補正予算を遅くとも令和5年3月定例会にお諮りした上で、速やかに再公告を行い、同程度の公告期間を確保するならば令和5年8月頃の入札を想定して進めてまいりたいというふうに考えております。
○議長(小西励君) 森原陽子君。
◆8番(森原陽子君) 今遅くとも次回3月議会に諮るというようなご回答でしたけれども、もしも少しこの調査等が順調に進んだ場合に次回の、進んで入札準備が整ってきた場合に臨時議会を開かれて審議になるっていうこともあるのでしょうか。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) お答えいたします。
おっしゃるとおり委託の進捗によって、当然議会ともご相談しながらそういった可能性もあるということで、遅くとも令和5年3月までにはということでございます。
○議長(小西励君) 森原陽子議員に申し上げます。
今回行わせていただいています質疑というのは新庁舎整備事業委託料、基本設計委託についての質疑でございますので、それを超える範囲の質疑は認めませんので、よろしくお願いします。
森原陽子君。
◆8番(森原陽子君) 市民の皆さんからは一刻も早く市庁舎の建設をと望む声をお聞きしております。今後資材が安くなることっていうのはなかなか難しいのではないかと思いますので、慎重な調査の上に早急に再入札を行われますように求めて、質疑を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(小西励君) 以後に行われます質疑につきましても同じ取扱いをいたしますので、そのほかの質疑につきましては個人質問で通告いただき、質疑いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上で森原陽子君の質疑を終わります。
次に、西津善樹君の発言を許します。
西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 皆さんおはようございます。私は志誠会の西津善樹でございます。
議第89号令和4年度一般会計12月補正予算(第5号)について質疑をさせていただきます。
すいません、マスクを取らせていただきます。
では、早速ですが、まずこの議案は、言うまでもなく、総合評価方式による一般競争入札によって実施予定であった市庁舎整備工事について、入札参加事業者が2者以上でなくなったため10月21日に入札中止の告示をされたことから、改めて市庁舎整備の事業実施を仕切り直すための調査等を実施するための予算議案という考え方でよろしいでしょうか。
さらに確認をさせていただきます。
この議案は、今後の再公告に向けて、1、入札参加辞退者そして最終の参加者等に聞き取り調査等の市場調査を行う、2、市場聞き取り調査の結果から参加条件、工期、予定価格など要因となる事項について分析を行う、3、物価上昇に伴う積算見直しを行う、4、より多くの参加と競争性のある入札となるように参加条件や工期の見直しを行う、5、要求水準書の見直しと附属する基本設計図面の修正を行う、以上5項目についての委託経費を追加する予算であることに間違いはございませんか、初問とさせていただきます。
○議長(小西励君) 当局の回答を求めます。
浪江総合政策部長。
〔総合政策部長 浪江尚史君 登壇〕
◎総合政策部長(浪江尚史君) 西津議員お尋ねの令和4年度近江八幡市一般会計補正予算(第5号)についての質疑にお答えいたします。
まず、庁舎整備の事業実施を仕切り直す調査等の予算議案でよいかとのご質問でございますが、西津議員がおっしゃったとおり、今後再公告に向けて要因分析を実施し、庁舎整備の事業費及び工期等を速やかに精査する必要があるため、基本設計業務のうち、要求水準及び単価の見直しに係る委託費を追加する補正予算を上程するものでございます。
次に、委託内容についてでございますが、議員ご認識のとおり、市場調査、要因分析、概算事業費の積算、参加条件、工期の見直し、要求水準書の見直し、合わせて5項目の業務実施の委託を予定をしております。
○議長(小西励君) 回答漏れはありませんか。
質疑はありますか。
西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 再問させていただきます。
今回の補正予算を他の項目や他の事業等に予算組替えされるような可能性はないでしょうか。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) お答えいたします。
他の項目でございますとか他の事業への組替え等は予定しておらず、あくまでもこの業務において必要な額ということで上程をさせていただいております。
○議長(小西励君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) よく事業組替えとかをされるんで確認だけさせていただきました。
では、本12月定例本会議、本日ですね、初日即決議案とされた、最終日ではなくね、本日の即決議案とされた理由をお伺いします。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) お答えいたします。
本日12月定例会の初日の即決をお願いする理由といたしましては、まずは庁舎整備工事の再公告手続に向けて要因分析や単価見直しによる事業費の積算、要求水準の見直し作業に速やかに着手する必要があるため、初日の即決をお願いするものでございます。
○議長(小西励君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 今議会でも個人質問等で議論されるであろう、いや、議論をされなければならない庁舎入札の不調案件ですけども、その議員による本会議での議論をまたずに即決議案とされるのは議会軽視ともうかがえるように思います。より慎重に事業実施するためには、せめて12月定例会での議論をまってからでも遅くはないと思いますが、改めて議会の意見を聞かずして即決議案とされるお考えをお聞かせください。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) お答えいたします。
当然本定例会における議論とか議員の皆様のご意見というのは大変重要で、というふうに認識しておりますが、今後の再公告に向けた議論をより根拠ある形でお示しして議論していただくためにも、まずは要因分析を行った上で見直すべき部分を特定していかなければならないと考えてございます。議会との協議や議論につきましては、当然この後の本定例会の個人質問のほか、市庁舎整備等特別委員会も含め、重ねて議論させていただければ、説明をさせていただければというふうに思ってございます。
○議長(小西励君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 確認させていただきます。
本定例会で個人質問等、出された意見とか議論もこの再公告に向けて反映されるのかお伺いします。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) お答えいたします。
定例会でのご意見、ご議論を踏まえて再公告の内容を検討していきたいというふうに思っております。
○議長(小西励君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) ぜひとも反映をしていただきたいと思いますが、この委託事業、トータル的な工期も含めて、先ほど申しました、5項目ありました。それぞれの工期というか、委託の期限、期間ですね、改めてお示しください。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) お答えをいたします。
本委託の委託期間といたしましては、令和5年3月末までの約4か月間と考えております。業務の5項目のうち、1つ目の市場調査のまとめ、市場調査のまとめにつきましては令和4年12月下旬、2つ目の要因分析及び概算事業費の積算見直しにつきましては令和5年1月下旬、4つ目の参加条件、工期の見直しにつきましては2月の下旬、5つ目の要求水準書の見直しや基本設計図面の修正につきましては令和5年3月下旬をめどに進めていきたいというふうに予定を立ててございます。
○議長(小西励君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 今回物価上昇に伴う積算見直しを行うということです。このたびの入札不調結果に終わった債務負担行為は50億4,896万円でした。市長が一番最初、出馬される際に庁舎面積9,000平米で違約金を含めて45億円とおっしゃっていた金額を既に超過しております。前計画の途中までの工事代金と違約金や耐震などを合わせると60億円を超過することが確定したわけですが、前庁舎計画に戻せとは言っておりませんが、前庁舎計画での債務負担行為は2万平米で89億円でした。今回の積算見直しによって債務負担行為が、今回の出されていた50億4,896……。
○議長(小西励君) 発言の途中でございますが、西津議員に申し上げます。
本議案に対する質疑の範囲を超えておりますので、ご注意して発言を願います。質疑を替えてください。
◆16番(西津善樹君) 今、すいません、説明がちょっと長かったです。債務負担行為が今回の50億4,896万円を下回ることはないと思うんですけども、どこまでこの見直しによって上積みされるのかその……。
○議長(小西励君) 西津議員。
◆16番(西津善樹君) 上限金額を……。
○議長(小西励君) 西津議員、西津議員、申し訳ないけど、質疑の範囲を超えてますから、今この上限とか、そういう話はここの議題には上がってきてませんので、あくまでも、先ほど森原議員に言いましたけど、補正予算(第5号)の196万1,000円の委託料、基本設計委託について質疑をこの場で行っておりますので、それ以外の話につきましては個人質問で通告願って解決いただけますでしょうか。
◆16番(西津善樹君) この……。
○議長(小西励君) 発言を何回も申しておりますんで、再三もし注意することになれば発言を停止しますんで、ご注意ください。
◆16番(西津善樹君) よろしいでしょうか。この中身の話なんですけども、この想定金額っていうのも聞くのも駄目なんでしょうか。それも駄目なんですか。
○議長(小西励君) はい。
◆16番(西津善樹君) 分かりました。そしたら、それは……。
○議長(小西励君) 設計委託についての質疑でございますんで、196万1,000円についての質疑にしてください。
◆16番(西津善樹君) 分かりました。そしたら、個人質問でこれはお伺いします。
そしたら、次の再問に移ります。
より多くの参加と競争性のある入札となるように参加条件や工期の見直しを行うという項目がございます。ここについてです。市長は全員協議会で今後1者入札での落札可能性は排除できないという説明をされました。1者入札での落札は競争性がなくなる、談合などの不正が起こりかねないと言われた小西市長の説明であるとは納得し難く、いま一度1者入札での落札があり得るのかどうかお示しください。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) お答えいたします。
通常の競争原理が働く状況下でございますと、複数者の入札参加ができるように執り行うべきものであるというふうに考えてございます。今回の入札中止は長引くコロナ禍でございますとかウクライナ情勢、著しい円安進行などの特殊事情というのが推測されるところでございますが、再公告の要件につきましては、複数者の入札参加を基本というふうにしておりますが、1者入札を100%排除するものではなく、そのあたりは情勢を見て総合的に判断させていただきたいというふうに思っております。
○議長(小西励君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 今の答弁を確認させていただきます。
いま一度1者入札があり得るのかあり得ないのかはっきり答えてください。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) お答えいたします。
先ほど申し上げましたとおり、1者入札を100%排除するものではないということでございますので、あり得るかあり得ないかということであればあり得るというふうにご理解いただいてよろしいかと思います。
○議長(小西励君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 次の再問に移ります。
要求水準書の見直しと附属する基本設計図面の修正を行うという項目についてですが、基本設計は市民の意見に寄り添った形での根本的な見直しを考えておられるのか、それとも一部だけの見直しを考えられておられるのかいま一度お示しください。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
小西市長。
◎市長(小西理君) 西津議員の再問にお答えします。ご質問の中でまさに基本設計が市民の意見に寄り添ってないのではないかというような発言の内容にちょっと取れる部分がございましたので。
私どもとしては、基本設計の内容は、全員が全員の意見を反映できてるとは当然言うつもりはございませんけども、基本的に基本計画から含めまして市民の意見を聴取する中でこの基本設計が出来上がってるものだというまずご理解をお願いをしたいというように思います。そういう中におきまして、主要な部分の変更は現在の時点で行うことは考えておりません。
さらに、VE提案をさせていただいたように、様々な基本計画、基本設計の内容を変えない範囲で様々な提案、これはコストの面、その他機能の面、より有利なものが我々の想像する範囲を超えて事業者から提案されるという場合も当然ございますし、当然それも想定される範囲でございますので、そういう部分につきましては当然見直しの対象とさせていただきたいというふうにご理解をお願いをいたします。
○議長(小西励君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 根本的な見直しは行われないということですね。
次の再問に移ります。
債務負担行為の上程や入札執行も含めまして今後のスケジュール、先ほども伺っておられましたが、改めてお伺いします。
○議長(小西励君) 西津議員に申し上げます。
質問の範囲を超えておりますので、今後のスケジュールについては質問を替えてください、さっきも止めましたんで。
◆16番(西津善樹君) 何で。
○議長(小西励君) 今後のスケジュールについては今回の質疑には入っておりません。基本設計の委託についての話でございますんで、よろしくお願いします。先ほど森原議員も止めさせていただきました。
西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) では、再問させていただきます。
先ほど答弁の中で、さきの答弁の中で答えられておりました債務負担行為、これ、3月定例本会議で上程する予定があるとおっしゃってましたが、なぜ債務負担議決を統一地方選挙後まで待たれないのかお示しください。
○議長(小西励君) 西津議員に申し上げます。
統一地方選挙までになぜされないかっていう質疑も、これ、範囲を超えてると思いますんで、替えてください。
西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 分かりました。
では、以上で私の質疑は終わります。
○議長(小西励君) 以上で西津善樹君の質疑を終わります。
次に、岩崎和也君の発言を許します。
岩崎和也君。
◆2番(岩崎和也君) 皆さんおはようございます。公明党の岩崎和也でございます。どうぞよろしくお願いします。
議第89号について引き続き質疑を行います。重複したところも若干あるかもしれませんけれども、市民の方にも分かりやすいやり取りになるよう心がけていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
まず、本年6月議会で新庁舎整備事業建設に係る債務負担行為約50億4,800万円が可決されまして、その翌日に公告をされたわけですが、3か月を経て中止となってしまいました。まずは、7月26日に公告をされてから入札中止、これまで至るまで当局側としてはどのような動きをされてきたのか、その流れをまず説明していただきたいと思います。
また、その入札が中止となった主な要因をどのように捉えておられるのかお示しをいただきたいと思います。
以上、初問といたします。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
小西市長。
〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理君) 全般に係るご質問でございますので、私から岩崎議員のご質問にお答えを、初問にお答えを申し上げたいと思います。
まず初めに、入札中止に至りました経緯についてでございますけども、議員にご指摘いただきましたように、市庁舎整備工事、6月議会において債務負担行為の予算をご可決いただき、7月26日に入札公告を行いました。8月29日が一応入札参加希望者の提出します入札参加資格確認申請書の期限でございますけども、2者以上の事業者から提出がございました。その後、庁舎整備基本設計で示された内容を変更する提案、いわゆるVE提案でございますけども、それについてご提案をいただきまして、適否の判定を行うためにそれぞれの事業者と個別に対話を9月13日及び14日に、技術提案提出に係る質疑回答を10月12日にそれぞれを複数の事業者と行ってまいったところでございます。しかしながら、10月19日に入札参加者から辞退届が提出されまして、我々の入札参加条件でございます入札参加を2者以上とする要件を満たさなくなりました。このため、10月21日に入札中止の公告を行うことになったものでございます。
次に、入札中止の主な要因でございますけれども、辞退されました事業者からは、公告時点では入札可能と考えていたものの、直近数週間における建築資材の高騰が予想以上に大きく、見積りを取った結果、応札できない状態が明らかになったというふうにお聞きをしております。しかしながら、2者以上の参加が見込めなかった要因につきましては、参加条件、工期、予定価格など、複合的であると思われることから、さらに参加事業者への聞き取りやそのほか市場調査を踏まえてしっかりとした要因分析を行いたいと考えております。今後は、この要因分析を踏まえた要求水準書等の見直し結果を議会へもお示しし、債務負担行為の設定変更を上程させていただくとともに、速やかに再公告の手続が行われるよう進めてまいりたいと考えております。
以上、簡単に、経緯でございますけども、ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。
○議長(小西励君) 岩崎和也君。
◆2番(岩崎和也君) ご説明ありがとうございます。
では、まず初めに先ほど説明いただきましたVE提案についてお伺いをいたします。
このVEっていうのは、バリューエンジニアリングっていう訳のようなんですけれども、事業者からより効率的な工事やコスト面で有利なものが提示をされていると、されていくものと私も認識しておるんですけれども、この9月13日と14日の2日間、これ、事業者とこのVE提案について対話をされておると思うんですけれども、私も実は公表された資料は読んでおるんですが、どのくらいのこのVE提案の数がありまして、そのうちの幾つを一旦採用されたのか、またこのVE提案っていうものがどういうものなのかもう一度市民の方にもどういったものか分かりやすく説明していただきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) お答えいたします。
まず、VE提案というのがどのようなものかというのを先にお答えさせていただきますと、性能や機能を維持または向上させつつコストダウンや工期短縮を図る方法について事業者から提案を受けまして、設計や仕様に織り込み、契約に反映させる制度でございます。
今回の入札手続におきまして提案された件数は計80件ございまして、そのうち36件を採用いたしました。工事費の抑制につながる提案もあり、基本設計の範囲内で可能な限り受け入れたところでございます。
○議長(小西励君) 岩崎和也君。
◆2番(岩崎和也君) それでは、ただいまの説明によりますと、予算内で有利になるようなものについては採用して、たとえ費用が削減できたとしてもこの基本設計の仕様を満たさなかったり、また水準を下げてしまうような場合は不採用にしたというような認識で、と思うんですけれども、また採用された提案については今後実施設計の中で反映していくっていうところまで来ておったと思うんですが、この採用された主なVE提案についてもう少し具体的に教えていただきたいと思うんですね。
それとまた、そのときに採用をされたこの提案については、これは次回のこの公告、再公告をするときには……。
○議長(小西励君) 岩崎議員に申し上げます。
今質疑をしております部分については、先ほども申し上げましたけど、196万1,000円のことについての質疑でございますんで……。
◆2番(岩崎和也君) 分かりました。
○議長(小西励君) 事前の経過につきましては個人質問で聞いていただけるようにお願いしていいですか。
◆2番(岩崎和也君) はい、分かりました。
○議長(小西励君) 質問、質疑を替えてください。
◆2番(岩崎和也君) はい。
では、それでは質疑をもう一度させていただきます。
これまでに要求水準書の作成について熟知してあるであろう業者に委託をした上で公告を行っていたにもかかわらず事業者が最終段階でこれ、辞退をされることになりましたが、この結果についてどう分析されておるのでしょうか、お伺いします。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) お答えいたします。
これまで要求水準書案の作成を委託していた設計事業者は、概算事業費の積算や要求水準書案の取りまとめにおいて、先ほども申し上げましたが、刊行物による単価積算や事業者への見積り徴集を行うなど、根拠に基づき適正に積算を行っていただいたというふうに考えております。しかしながら、今回想定が困難な社会情勢の変化の影響を受けこのような結果になったことは、大変残念でございますし、ご心配いただいている議員や市民の皆様には大変申し訳なく思っているところでございます。再公告に向け要求水準などの見直しを、検討を進めてまいるというのが我々の責務だと思っておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
○議長(小西励君) 岩崎和也君。
◆2番(岩崎和也君) ありがとうございます。
では、ほかの質問等は個人質問でもさせていただきたいと思うんですけれども、質疑の中で先ほど、重複しますけれども、なぜ即決ではいけないんですかっていう質問をしよう思ってたんですけども、さきの議員で回答がありましたとおり、この要因分析や単価の見直し、要求水準の見直しを早急に進めていきたいということで理解もいたしました。この合併推進債の期限もありまして、急がないっていうこともよく理解をしております。ただ、この即日採決については、ほかの議案等でも、中でも即決していかないといけない部分もあると思いますので、そのあたりの提案についてはまた慎重にしていかないといけないこともあると思いますので、何とぞご理解をよろしくお願いしたいと思います。
では、私の質疑は以上で終わります。ありがとうございました。
○議長(小西励君) 以上で岩崎和也君の質疑を終わります。
次に、議第97号、議第99号、議第100号及び議第102号の質疑に入ります。
井上さゆり君の発言を許します。
井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 日本共産党の井上さゆりです。
私は、議第97号、議第99号、議第100号、議第102号、全て人勧に関して提出されておりますので、この件について質疑を行いたいと思います。よろしくお願いします。
人勧についてなんですが、国は8月8日、滋賀県の人事委員会は10月14日、県議会、知事に対して職員の給与等について報告して勧告したとのことです。それを受けて今回本市でも月例給の改定とかボーナスの引上げなどを盛り込まれ、ただいま4議案が提出されております。
そこで、お聞きしたいと思います。
今回3年ぶりの人勧引上げと言われているんですが、この滋賀の場合、この民間給与とのこの比較、それはどれぐらい差があったのか、まずこの点についてお聞きしたいと思います。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
岡田総務部長。
〔総務部長 岡田清久君 登壇〕
◎総務部長(岡田清久君) 皆さんこんにちは。
それでは、井上さゆり議員の議第97号近江八幡市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第99号近江八幡市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、議第100号近江八幡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議第102号近江八幡市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑にお答えをいたします。
議員からもございましたとおり、給与関係条例の改正につきましては、本年8月8日に国家公務員と民間の給与の支給実績を調査した上で行った人事院勧告に基づきまして国家公務員の給与改定がなされたことを踏まえて行うものでございます。人事院勧告制度につきましては、労働基本権制約の代償措置として公務員に対し社会一般の情勢に適応した給与を確保する機能を有するものであり、時々の経済、雇用情勢などを反映して決定される民間の給与水準に準拠してなされるものでございます。よりまして、本市の職員の給与につきましても、人事院勧告に基づき決定することが最も合理的であると考えているところでございます。
お尋ねの滋賀県におきます民間給与との較差につきましては、滋賀県人事委員会が令和4年10月14日に行いました職員の給与等に関する報告及び勧告によりますと、民間従業員の給与37万4,723円に対しまして滋賀県職員の給与が37万3,672円となっており、1,051円の較差があるものとされているところでございます。
○議長(小西励君) 回答漏れはありませんか。
井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 1,051円の較差があったということですが、今回一般職の給与の改正の条例が出ているんですけれども、高卒あるいは大卒初任給ではそれぞれ幾ら今回引き上がるのかお答え願えますでしょうか。
それに伴って、給与についてですけど、議案の説明のところでは0.3%の引上げっていうふうに載っておるんですが、その引き上がる年齢階層、範囲ですね、どこら辺までの職員となるのかお答えいただきたいと思います。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
岡田総務部長。
◎総務部長(岡田清久君) お答えをいたします。
一般職の給与改定につきましては、議第100号近江八幡市職員の給与に関する条例の一部改正によりまして、先ほども申し上げましたとおり、人事院勧告に基づき一般職の職員の給料表及び勤勉手当の支給月数の改正を行うものでございます。行政職給料表、1表の改正につきましては、民間企業におけます初任給の動向などを踏まえましておおむね30歳代半ば頃までの若年層の職員に一定の改善が及ぶよう、行政職給料表でいいますと1級から3級を中心として令和4年4月に遡及をして行うものでございます。これによりまして、お尋ねの高卒の初任給につきましては4,000円が引き上げられ、15万8,900円となります。また、短大卒の初任給につきましては、3,900円引き上げられまして16万9,800円となります。大学卒の初任給につきましては、3,000円引き上げられまして19万1,700円と改正をする予定でございます。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) ありがとうございます。
職員さんのそのボーナス、期末勤勉手当でいえばどのような対応になるのかお答えください。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
岡田総務部長。
◎総務部長(岡田清久君) お答えを申し上げます。
人事院勧告におきまして官民の較差が特別給、いわゆるボーナスで0.1月あるものとされたことに基づきまして、国家公務員、滋賀県職員などと同様に一般職につきましては一時金である期末勤勉手当、いわゆるボーナスにつきましては支給月数を年間4.3月から4.4月に0.1月分引き上げるものでございます。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 今回議第102号ですか、会計年度任用職員の給与改定も出されております。人勧の中では会計年度任用職員までも触れておりませんけれども、この提案では滋賀県の会計年度任用職員の給与も改正されることからっていうふうに提案されておりますけど、本市も同じようにしていただけるのかと、このように私は今理解してるんですが、その点ではどのような対応をされるのかお答えください。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
岡田総務部長。
◎総務部長(岡田清久君) お答えを申し上げます。
会計年度任用職員の給与改定につきましては、議第102号で一部改正を提案をさせていただいているものでございますが、会計年度任用職員の部分につきましては一般職、行政一般職の給料表を適用していることから、給料表のまず適用、改正を行うとともに、一時金につきましても、期末手当につきましても0.05月を来年の4月から適用して改正をするというものでございます。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 国の人勧ではそこまで触れていなかった中なので、本市では会計年度任用職員のその期末っていいますか、そこに0.05ですか、充てていただけるというのは非常によかったなというふうに思います。
続いて質問します。
特別職の期末手当の支給の改正が出ております。議案の議第99号です。その点で、人事院勧告は一般職に対してというふうに私は理解するんですけれども、今回議員はじめ、特別職を含めてね、ボーナスのこの期末手当をこの人勧に合わせて提案されてるんですけれども、これはなぜ提案されるのかお答えいただきたいなというふうに思います。
さきの総務部長は、人勧は職員給与の引上げというふうに先ほど答弁もされておりましたので、そこの整合性といいますか、その理由をお願いしたいと、お聞きしたいと思います。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
岡田総務部長。
◎総務部長(岡田清久君) お答え申し上げます。
今回提案をしております議第99号近江八幡市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例等の一部改正についてでございますが、本市の市会議員さん、市長、副市長、教育長及び病院事業管理者の期末手当の支給月数につきましては国家公務員の幹部職員である指定職職員に準じて支給をしておりますことから、指定職の特別給を引き上げる人事院勧告がなされたことに伴いまして支給月数を引き上げるものでございます。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) そこなんですけど、先ほども、今も総務部長がおっしゃったように、先ほど市長の提案でも議第99号の提案理由は国家公務員の指定職俸給表の適用ということですけど、これは具体的にどういうことを指しているんですか。国家公務員では特別職は引き上がるということを認めておるんだというふうに思いますが、その辺をもう少しご説明いただけますか、そこが少し、自動的に特別職に係るっていうのがちょっと分からないんですが、もう少しご説明いただきたいと思います。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
岡田総務部長。
◎総務部長(岡田清久君) お答えを申し上げます。
特別職なり議員に関する期末手当の部分につきましては、本市をはじめ県下全てのところで、先ほども申し上げましたとおり、国家公務員の幹部職員である指定職職員に準じて支給をしているということから、その勧告の、人事院勧告の内容に基づきまして引上げをさせていただくものでございます。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) すいません。答弁はありがたいんですが、その指定職っていうのは何を指すのか、そこをお願いできますか。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
岡田総務部長。
◎総務部長(岡田清久君) すいません、今資料を、詳しい資料を持ち合わせておりませんので、後ほど回答させていただきます。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 国家公務員のその指定職に基づいて適用されるっていう答弁なんですが、特別職のその報酬っていうのは、私ら議員も提案されたらその判断を求められるわけですから非常に悩ましいんですが、この特別職の報酬というのはこの職に対する、職務性の性質を持って、生活給を考慮するこの人事院勧告に対して、連動するっていうか、その必然性はないっていうふうに私は思うんですが、その辺は総務部長、どのようにお考えなのか、先ほど国家公務員の指定職に適用されると、それ一つ、それ一点なのか、そこ、もう少し答弁いただけますか。
○議長(小西励君) 岡田総務部長。
◎総務部長(岡田清久君) お答えを申し上げます。
市会議員さん並びに特別職の報酬等々につきましては、月額報酬については条例等でしっかりと定められておりますことから、先ほども申し上げました、期末手当につきましては特別給ということで、いわゆる一時金ということでございますので、業務、職責に応じたいわゆる特別職また市会議員さんの報酬の部分についてはしっかりと月例給の中で条例で明記すべき部分であるというふうに思っております。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 特別職はさっきおっしゃったように条例で、例えば報酬審議会できっちり決められて報酬を決めていただいてるっていうふうに思うので、その期末手当の部分、そこもそういう第三者機関的な報酬審議会とかで審議されて提案されたほうがいいのかなというふうに思うんですが、その辺については総務部長、どのようにお考えかお聞きしておきたいと思います。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
岡田総務部長。
◎総務部長(岡田清久君) お答え申し上げます。
お答えをさせていただく前に先ほどの国家公務員の指定職の部分でございますが、国家公務員でいいますと本省の局次長、いわゆる審議官以上の職という部分でございますので、それを引用というか、活用というか、充てさせていただいてるということでございます。
今議員がお尋ねになられました期末手当の今の見直しの条例改正の部分については、これまで本市も含めまして県下市町、この部分を引用してきて手当は支給をさせていただいている部分でございますので、先ほども言いましたように、条例等で記載をしております特別職、市会議員の皆様のいわゆる月額の報酬の部分についてはその中でしっかりと議論というか、これは人事院勧告に基づく期末手当の支給月数の一部改正でございますので、ご理解をお願いをしたいと思います。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) 今部長がその期末手当のところは今運用っていうふうに答弁されたんですが、これ、運用を絶対しなければならないっていうことになっているのか、そこが分からないんです。運用ですからそれを採用しなくてもいいっていうこともあるのかどうか、その辺をもう少しお答えください。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
岡田総務部長。
◎総務部長(岡田清久君) お答え申し上げます。
本市におきましては、これまでから先ほども申し上げました国家公務員の指定職の部分について、運用という言葉がいいのかどうかあれですが、適用をさせていただいてきたということですので、これを、他市もこれに倣って支給をしているということから考えると、何をもってそのいわゆる期末手当の特別職の部分の支給月数が正しいのかなりっていう部分についてはなかなか議論が難しいところかなっていうふうには思っております。
○議長(小西励君) 井上さゆり君。
◆22番(井上さゆり君) そうです。そうですね。なので、逆に報酬審議会でそういう期末手当の部分なんかも議論していただくと、何か一見お手盛りのように何か見えがちなので、すごいそこら辺、もう少し報酬審議会を活用していただきたいなというふうに思います。
これ、もう最後です。今コロナ禍なのでこの物価高で本当に市民の生活は厳しい、こういう状況なので、首長とかこの議員、私たち議員のこの人勧の引上げでさえも本当に私は市民の理解が得られるかどうかには、思えないので、あえて質問をさせていただきました。
以上でございます。また細かいことはまた委員会で聞かせていただきたいと思います。ありがとうございます。
○議長(小西励君) 以上で井上さゆり君の質疑を終わります。
以上で質疑を終わります。
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△日程第8 委員会付託
○議長(小西励君) 次に、日程第8、委員会付託に入ります。
本日採決いたします議第89号、議第97号、議第99号、議第100号、議第102号及び議第106号の6件については、お手元に配付いたしました議案付託表のとおり付託をいたします。
後刻、再開後に審査報告が願えますようによろしくお願いをいたします。
なお、この後、予算常任委員会は本会議場にて、総務常任委員会は第3・4委員会室にて、産業建設常任委員会は第1委員会室にて開議されますので、よろしくお願いをいたします。
ここで休憩をいたします。
午前11時24分 休憩
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午後2時31分 再開
○議長(小西励君) 再開します。
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△日程第9 委員会審査報告
○議長(小西励君) 次に、日程第9、委員会審査報告に入ります。
まず、予算常任委員会の報告を求めます。
予算常任委員長井上芳夫君。
井上芳夫君。
〔11番 井上芳夫君 登壇〕
◆11番(井上芳夫君) それではただいまから予算常任委員会の審査報告を行います。
本定例会において当委員会に付託された案件を審査するため、先ほど委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告いたします。
議第89号 令和4年度近江八幡市一般会
計補正予算(第5号)
は、賛成多数で原案を可決すべきものと決しました。
なお、審査過程における主な意見として、新庁舎整備事業は重要な事業であり、本補正予算においても即決するものではなく、時間を取って慎重な審議が必要ではないかとの意見がありました。
以上で予算常任委員会の審査報告を終わります。議員皆様のご賛同よろしくお願いいたします。
○議長(小西励君) 次に、総務常任委員会の報告を求めます。
総務常任委員長平井せい治君。
平井せい治君。
〔20番 平井せい治君 登壇〕
◆20番(平井せい治君) 続きまして、総務常任委員会の審査報告を行います。
本定例会において当委員会に付託されました諸案件を審査するため、先ほど当委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告します。
付託されました条例関連議案につきましては、
議第97号 近江八幡市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議第100号 近江八幡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議第102号 近江八幡市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について
は、以上3件は全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
議第99号 近江八幡市議会議員の議員報
酬、費用弁償及び期末手当に
関する条例等の一部を改正す
る条例の制定について
賛成多数で原案を可決すべきものと決しました。
以上で総務常任委員会の審査報告を終わります。議員の皆様のご賛同よろしくお願いします。
○議長(小西励君) 次に、産業建設常任委員会の報告を求めます。
産業建設常任委員長道下直樹君。
道下直樹君。
〔1番 道下直樹君 登壇〕
◆1番(道下直樹君) 続きまして、産業建設常任委員会の審査報告を行います。
本定例会において当委員会に付託された諸案件を審査するため、先ほど委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告いたします。
その他議案につきまして、
議第106号 財産を取得することにつき議
決を求めることについて
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
以上で産業建設常任委員会の審査報告を終わります。議員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(小西励君) ただいまの審査報告に対して質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小西励君) 質疑がないようでありますので、以上で委員会の審査報告を終わります。
それでは、議第89号、議第97号、議第99号、議第100号、議第102号及び議第106号の6件について討論のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いいたします。
休憩します。
午後2時36分 休憩
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午後2時40分 再開
○議長(小西励君) 再開します。
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△日程第10 討論・採決
○議長(小西励君) それでは、日程第10、討論・採決に入ります。
発言通告がございましたので、まず議第89号について2名から、議第99号について1名から通告がございましたので、順次これを許します。
まず、西津善樹君の発言を許します。
西津善樹君。
〔16番 西津善樹君 登壇〕
◆16番(西津善樹君) 皆さんこんにちは。志誠会の西津善樹です。
議第89号令和4年度一般会計12月補正予算(第5号)についての反対の立場での討論をさせていただきます。
今回のこの補正予算、即決議案でございますが、まず上限金額が幾らになるのか、そしてこれからのスケジュールをどのように進められていくのか、こういった内容、これが大前提に示された上で議会の意見を聞いて、そして要因分析や要求水準を見直すべきであると思います。現時点でこれらを示されることなく即決議決することはないのではないかと考えております。
さらに、質疑の答弁で1者入札まであり得るという回答がございました。もはや本末転倒です。急がば回れという言葉どおり、今こそ慎重になるべきで、それこそ早道につながるのではないかと考えます。
よって、以上のことから反対をさせていただきます。議員の皆様のご賛同よろしくお願い申し上げます。
○議長(小西励君) 次に、道下直樹君の発言を許します。
道下直樹君。
〔1番 道下直樹君 登壇〕
◆1番(道下直樹君) 皆さんこんにちは。私の名前は道下直樹です。よろしくお願いいたします。
議第89号令和4年近江八幡市一般会計補正予算(第5号)につき、会派を代表し、賛成の立場で討論させていただきます。
今回入札は残念ながら流れました。でも、1者入札希望があったというのは、これは喜ばしいニュースじゃないかなというふうに私は考えております。当局においては委託先に1者入札を認めるよう盛り込んでいただきたいなというふうに私は考えております。なぜこれを言うかというと、現在のその物価高っていうのは当分収まらないように私は思っております。円高、コロナ、原油高、戦争、また大阪で万博もあります。さらに上がる可能性しかないなというふうに私は思っておりますので、これは物価高との、あとは時間との勝負だというふうに考えております。
当局の皆様にお願いしたいのは、仕様書変更が出てきましたら、3月議会とも言わず1月か2月に臨時議会をぜひとも開いていただきたいなと思っております。これは時間との勝負です。当局は時間との闘いと思っていただき、これ以上市民に不要な支出を出さないようにお願い申し上げまして、賛成討論とさせていただきます。議員の皆様のご賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(小西励君) 次に、玉木弘子君の発言を許します。
玉木弘子君。
〔9番 玉木弘子君 登壇〕
◆9番(玉木弘子君) 日本共産党玉木弘子です。
会派を代表いたしまして反対討論を行います。
議第99号近江八幡市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場で討論をいたします。
人事院勧告とは、国家公務員一般職の給与など、民間との是正を図るために行われているものです。これは、労働基本権制約の代償措置として位置づけられているものでもあります。議員の期末手当を市職員に連動して改定していますが、議員は非常勤特別職です。その報酬等は役務の対価として支払われております。議員の報酬は、職務の特殊性に応じて定められるべきものであって、一般職員の給与のように民間企業の賃金の上昇に合わせて決定されるべきものではないと考えます。人事院勧告を当てはめることは、市民に理解が得られるとは言い難いと考えます。
一昨日11月28日に報酬審議会が開かれ、議員定数を減らした後、議員報酬の引上げの答申がされるとのことです。今後報酬引上げも議会に提案される運びとなります。報酬審議会において議員の期末手当についても審議内容に加えるべきと考えます。
そういう中で、今回人勧で議員の期末手当の0.05月引上げを提案されています。そして、報酬も今後引上げが予想される中でなおさらと言えます。それぞれ別物という考えは市民に理解が本当に得られるのでしょうか。コロナ禍、物価高騰で市民の生活は厳しく、特別職や議員の引上げは市民の理解が得られるとは考えられません。お手盛りという批判を生まないために襟を正すことが求められます。よって、議員の期末手当の引上げは認められないということを申し上げまして、反対討論といたします。
○議長(小西励君) 以上で討論を終わり、これより採決いたします。
それでは、議第89号、議第97号、議第99号、議第100号、議第102号及び議第106号の6件について、順次起立により採決をいたします。
まず、議第89号を採決します。
お諮りします。
議第89号令和4年度近江八幡市一般会計補正予算(第5号)は、予算常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(小西励君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第89号は原案を可決することに決しました。
次に、議第97号を採決します。
お諮りします。
議第97号近江八幡市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定については、総務常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立全員〕
○議長(小西励君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第97号は原案を可決することに決しました。
次に、議第99号を採決いたします。
お諮りします。
議第99号近江八幡市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例等の一部を改正する条例の制定については、総務常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(小西励君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第99号は原案を可決することに決しました。
次に、議第100号を採決します。
お諮りします。
議第100号近江八幡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定については、総務常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立全員〕
○議長(小西励君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第100号は原案を可決することに決しました。
次に、議第102号を採決します。
お諮りします。
議第102号近江八幡市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定については、総務常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立全員〕
○議長(小西励君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第102号は原案を可決することに決しました。
次に、議第106号を採決します。
お諮りします。
議第106号財産を取得することにつき議決を求めることについては、産業建設常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立全員〕
○議長(小西励君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第106号は原案を可決することに決しました。
以上をもって本日の日程は全て終了いたしました。
明12月1日から8日までは議案熟読のため休会とし、9日定刻に再開をし、個人質問を行います。
発言予定者は、発言通告書に発言内容を詳細かつ具体的に記入の上、12月2日正午までに事務局へ提出をお願いいたします。
本日はこれをもちまして散会いたします。
ご苦労さまでございました。
午後2時54分 散会