録画中継

令和4年第3回(9月)近江八幡市議会定例会
9月8日(木) 一般質問
沖 茂樹 議員
(1)国道県道の整備について
(2)コロナ禍における職員の健康について
◆6番(沖茂樹君) 皆さんこんにちは。政翔会の沖でございます。議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして質問をさせていただきます。どうかよろしくお願いをいたします。
 まず、昨日の質問で複数の議員の方から安土の地下道での事故についての質問がございました。
 お亡くなりになられた方には心よりご冥福をお祈り申し上げます。
 また、市においては二度とこのような悲劇が起こらないよう対策を講じていただきたい、このように思います。
 なお、今回の事故は特定の個人の責任ではありません。近江八幡市の組織として今後も対応していっていただきたい、このように思います。これだけは絶対に守っていただきたい、このように思います。
 それでは、質問に入らせていただきます。
 国道、県道の整備についてでございます。
 令和3年版近江八幡市統計書によりますと、本市には3本の国道がありまして、延長は1万7,461メートル、県道は17本あり、その延長は8万160メートルとなっております。また、滋賀県道路整備アクションプログラム2018によりますと、安土バイパス、岩倉バイパス、中部湖東幹線などの改築事業、大津能登川長浜線の音羽と西庄地先、小脇西生来線の内野地先、大房東横関線の若宮地先における歩道整備、そして大津守山近江八幡線の多賀町交差点の改良工事等が進められているところでございます。
 これらの事業につきましては、他市町にまたがる大規模な事業もございます。その一方で、市民の日常の生活においては道路は欠かすことのできない存在であり、さらに災害という観点からも、道路は市民の関心が高く、それらの改修に対する市民からの要望も多く、多岐にわたるところから、担当部署の職員さんは大変お忙しいことと存じます。
 事実、我々議員も市民の皆様から国道や県道に関するご相談をいただくことは少なくございません。また、観光の振興に重きを置く本市にとっては、観光地域に通じる道路の整備も大切ではないかと思っております。こうしたことから、今回の議会では国道並びに県道の整備についてお伺いをさせていただきます。
 まず、道路の役割につきましては、今さらお尋ねすることはいたしませんが、逆に、必要とされているところに必要な時期に道路がつかない、あるいは工事が大きく遅れることが本市にもたらす損失とはどのようなものが想定できますでしょうか。これが1点目です。
 2点目、国道、県道、市道を問わず、道路事業を進める上で大切なこと、また難しいこととは何でしょうか。
 3つ目に、市道の整備を行う場合と国道、県道の整備を行う場合とで、仕事を進める上での違いは何でしょうか。
 我が政翔会の小川議員は地元の代表として、岩倉バイパスの実現に向けて地元住民と県との橋渡しをしておられます。県の担当者さんからも大変頼りにされておられます。また、ほかの県道整備において、市職員のOBが地元に入られて同じような役割を果たされているという例もございます。このように地域の方々が国、県と地元の間を取り持っているという、こういった状況があることをご存じでしょうか。また、そのようなことについてどのように感じておられますでしょうか。逆に、そうした住民がいない地域は国道や県道の整備事業が遅れてしまうのでしょうか。
 本市には国・県事業推進室という部署が土木課の中にあります。多くの自治体にも同じような名前の部署があると思いますが、改めてこの国・県事業推進室の体制と業務内容について説明をいただきたい、このように思います。
 以上、よろしくお願いします。
○議長(小西励君) 当局の回答を求めます。
 岡田総務部長。
             〔総務部長 岡田清久君 登壇〕
◎総務部長(岡田清久君) 皆さんこんにちは。
 沖議員の国道、県道の整備についてのご質問のうち、国・県業推進室の体制と業務内容についてのご質問にお答えを申し上げます。
 国・県事業推進室につきましては、国道及び県道並びに国、県所管の河川に係る国及び県事業の連絡調整及び事業促進などを担う部署として、都市整備部土木課内に設置をし、室長を土木課長、参事を管理調整課長とし、育児休業中の職員を除き、専任の職員を1名、兼務の職員を1名配置をするとともに、両課長の下、土木課、管理調整課が連携し、対応する体制としているところでございます。
 本市にとりまして、道路、河川における国・県事業の整備促進が重要であることは言うまでもなく、引き続き必要な体制の確保と時機を得た対応に努めてまいりますので、ご理解賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(小西励君) 栄畑都市整備部理事。
             〔都市整備部理事 栄畑隆夫君 登壇〕
◎都市整備部理事(栄畑隆夫君) 沖議員ご質問の国道、県道の整備についてお答えいたします。
 1点目の道路未整備や工事が大きく遅れることで本市にもたらされる損失については、交通渋滞が緩和されないことによる時間的損失や交通事故の多発、企業立地が見送られることによる経済的損失等が想定されます。
 2点目の道路事業を進める上で大切なことは、道路整備において用地買収が伴う場合、貴重な土地の提供を受ける必要があることから、地権者への十分な説明責任とコンプライアンスの確保、また地域住民の思いに寄り添うことが必要と考えております。
 次に、道路整備は関係する住民の方も多数となり、価値観も多様化しており、沿線住民の方々の合意形成を図ることに難しさを伴うこともあり、必要以上に時間を要している現状もございます。
 3点目の市道の整備を行う場合と国道、県道の整備を進める上での違いについてですが、市の道路工事の場合、担当者が地元自治会長や工事関係者と直接連絡を取り、協議や交渉を進めますが、国や県の事業の場合は、国、県の担当者から協議や会議開催に向けた日程調整の依頼を受け、地元関係者との日程調整を行い、国、県の担当者へ連絡調整を行います。
 4点目の地域の方々が国、県と地元との間を取り持っていただいている状況については、地元議員や市のOBの方が地域の代表として国、県へ意見等を伝える役割を担っていただいていることは存じており、このことに関しては心強く感じております。
 また、このような住民の方がおられない地域については、事業調整の進めやすさに差異があると考えられるものの、国道や県道の整備事業に遅れが生じることがないよう取り組んでまいります。
○議長(小西励君) 回答漏れはありませんか。
 沖茂樹君。
◆6番(沖茂樹君) 時間があるので、ちょっと今のを振り返りますと、栄畑理事のお話によりますと、道路が未整備やと、交通渋滞のみならず経済的損失も大きいというお話です。また、道路事業を進める上で大切なことは、地権者への事務の説明と、また地域住民に寄り添うことが大切であると。その中でも沿線住民の合意形成を得ることが非常に難しいということを感じておられるということ。また、市道の整備と県道の整備の違いについては、国道、県道の場合は地元関係者との調整と同時に、国、県の担当者との調整も必要やということだったと思います。地域の方の関わりについては、大変心強く感じておられるというようなお話で、逆に地域にこのような方がおられないという場合は、若干やっぱりいやはる、いやはらへんところでは差異があるということでございました。私もお話の中で、調整という部分につきましては、単なる日程調整だけではなくて、住民の疑問とか不安を随時吸い上げて県へ伝えていただくことで、住民と県との乖離を防ぐと、こういった機能も含まれるんじゃないかというふうに考えているところでございます。
 お話ありました国・県事業推進室の職員さんは私も大変よく存じ上げでございます。大変優秀な方で、一生懸命頑張っていただいております。そういった前置きをした上で、今国・県事業推進室は役割を十分に果たされていますかという質問をしたかったんですけども、なかなか答えてはいただけないというふうに思いますので、しません。
 先ほどの総務部のご回答にもありましたように、国・県事業推進室は国道と県道以外にも日野川とか蛇砂川とかの河川に関する事業についても連絡調整を担っておられるということです。これほど課題の山積する重要な部署を土木課の中の課内室という位置づけで、しかも実質は1人体制です。これにはもう限界があるんじゃないかと私は思っております。土木課の職員さんも十分とは言えない体制の中で、それぞれ現場を抱えて頑張っておられますので、国・県事業推進室の応援に当たるとしても、もう限界があるんじゃないかというふうに思ってます。やはり国・県事業の推進を担う独立した部署として、所属長を置いていただいて、必要な担当職員を配置すべきではないかというふうに思っております。本市の道路事業は他市と比べて進んでいるとは到底言えないというふうに私は思っております。ですので、他市以上の充実した執行体制が必要じゃないかというふうに考えております。
 また、国道・県道事業を少しでも優位に進めるには、滋賀県と近江八幡市との関係性を常によい状態に保っておかなければならないというふうに思います。国や県の職員さんも人の子でございます。地元自治体が首長以下、組織を挙げて事業の推進に取り組んで、さらに地元住民も前向きな方向でまとまっているかそうでないかで動きが変わる、そんな極端なことはないとは思うんですけども、それでもその自治体の本気度というのは間違いなく量られてるというふうに私は思っています。
 最後に、市長から一言いただきたいんですけども、これまでいろいろなと申しましたけども、本市における国道及び県道の整備の推進には、まずは国・県事業推進室の体制の充実が不可欠であると私は思うんです。先ほど総務部長からも回答もありましたけれども、これについて市長はどのようにお考えでしょうか。ぜひ聞かせていただきたいと思います。
○議長(小西励君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 沖議員の再問にお答えを申し上げます。
 まず、議員におかれまして、国・県事業について、いろいろちょっと長くなりますけど、本質的なところをお話をまず申し上げたいというように思っております。
 国・県事業につきましては、議員もご承知のように、市と国と県が一体になって進める必要がある、こういう状況でございます。そういう中で、ここにおられる保守系の議員の皆さんにも大変お力添えいただいているところでございますけど、政治的な意味合い、また役割というのは非常に大きいところでございます。国の道路にしても県道にしても、県の道路アクションプログラムのところに位置づけ、長期的な10年、20年という計画の中で実施していくという事業になります。
 私がここでお答えするのがいいかどうか分かりませんが、残念ながらここ数年前までは国と県の関係というのは非常に良好ではない状況が続いておりましたし、県内においても自治体間の連携が十分できているかどうかというものについては、疑問のある状況が長い間続いてきていると思っております。ここ数年来、そこらの関係につきましては、県含めまして、皆さん方の努力、県議会の方々の努力もあって、一定良好な関係が築けるようになってまいりました。道路につきましても、前年比1.3倍ほどの道路予算、また河川の治水の予算についても滋賀県に来るような状況になっております。
 そういう中で、めじろ押しになっている事業を積極的にこなしていくという状況に今立ち入っているわけでございまして、そういう中で、議員もおっしゃっていただいてますように、地元の熱意っていうのがすごく重要な要素でございます。国としても、またそれを受けた県としても、地元がいかに熱心に協力的にその事業に対して対応していくかということが非常に重要な要素になってくる段階にも至ってきているかというように思います。
 そういう中におかれましても、我々としても、私自身としましても、国のそういう陳情等含めまして、国、国道事務所、または近畿地方整備局へと積極的に足を運ばさせていただき、また近隣とも関係を結ばさせていただいているとこでございますけど、それを支える事務局として当市のいろいろ職員も非常に頑張っていただいている。そこをしっかりと遺漏のないような形でできるような体制をつくるとともに、ぜひそれぞれ議員の皆さん方にもご協力いただいて、地域の意見をまとめる、またお助けをいただければ大変ありがたいというように思っております。
 いずれにしろ、滋賀県道路行政、河川行政は遅れております。これを一刻でも早く取り戻せるように一丸となって取り組んでいきたいと思いますので、どうかよろしくお願いを申し上げます。
○議長(小西励君) 沖茂樹君。
◆6番(沖茂樹君) ありがとうございます。
 我々議員も本当に地元からいろんなご相談も受けまして、それを市にお伝えさせていただきます。どうか市といたしましても、それを受け止めるだけの体制づくりにどうかご協力をいただきたいというふうに思います。
 それでは次に、コロナ禍における職員の健康についてお伺いさせていただきます。
 今回もまた市の職員さんに関する質問をさせていただくわけなんですけども、何度も申しておりますように、市の職員さんの心身が健康であってこそ、いい仕事ができて、その結果は市民の皆様の暮らしがよくなり、すばらしいまちづくりにつながる、こういうふうに私は信じておりますので、こういった質問を何回かさせていただいております。どうかよろしくお願いしたいと思います。
 新型コロナウイルス感染症ですけれども、滋賀県では今でも毎日大変多くの患者が報告されておりまして、これまでの総数は20万件を超えております。これを単純に20万人として考えると、滋賀県の人口が140万人ですので、県民の14%、実に7人に1人が感染されているというような状況でございます。私の身近にも感染された方が何人かおられます。本市の職員さんの中でも感染された方は少なくないというふうにお伺いをしております。現在、感染され、療養中の方に対しましてはお見舞いを申し上げるところでございます。
 風邪を引いた場合ですと、1日、2日、自宅で安静にして、翌日は薬を飲みながらでも出勤されることも可能かと思いますが、コロナ感染の場合は、感染者で10日間とか、家族など濃厚接触者は5日間の自宅待機が必要になるわけなんですけども、さすがに今これだけの期間、仕事を休まなきゃならないとなると、職場も大変ですけれども、本人も、やりかけた仕事がどうなってるんやろうかとか、職場のみんなに迷惑かけてないかなとか心配になって、それだけでもストレスになるわけなんですけれども。どこの部署も人数に余裕があるわけではありませんので、残った職員さんで仕事を回さなければならない。当然仕事量も増えて残業も増えるかというふうに考えますけれども、それぞれの職場では、休んでおられる職員さんの仕事をフォローする仕組みは整っておりますでしょうか。
 総合医療センターでは、専門性が高い職場ですが、その中でも専門性の高い検査部門等、こういったところはほかの部局から応援に入っていただくということもなかなかできないというふうに思うんですけども、どのようにフォローされているんでしょうか。万が一、同じ部局で何人もの方が休まれると、その部局を閉鎖しなければならないというなことになってしまうんでしょうか。そのような最悪の事態にならないように、それぞれの職員さんは家庭内での感染対策については万全を期しておられることだと思いますが、職場である総合医療センターの中での感染対策、あるいは危機管理は万全にされておられますでしょうか。
 詳しいことは分かりませんけれども、例えばマスクとかフェースシールドとか手袋とか防護服とか、あるいは換気対策、こういったものは整っていますでしょうか。
 先ほども申しましたが、休んでおられる職員さんのフォローに入ると、当然業務量は増えてきますが、必要な休憩時間は確保できていますでしょうか。私もそうでしたが、特にお昼休みは楽しみでございます。ゆっくりとお昼御飯を食べることができ、そのときは当然黙食ですけども、食後は同僚と雑談をしながらリフレッシュをするのも貴重な時間でございます。市役所も総合医療センターも、市民や患者さんの目を気にすることなくリフレッシュできる、こういった物理的な環境ですね、これは整っておりますでしょうか。
 また、私は、所属長などの管理職が指導してでも休憩を取らせるべきであるというふうに思っておりますが、そのように心理的に休憩を取りやすい、こういった環境づくりも配慮されておりますでしょうか。
 今はコロナ禍という緊急事態の中です。休んでいる仲間の仕事をフォローしてるのですから、残業しなければならないのはこれは仕方ないことです。それを、私は手が遅いからしゃあないとか、病気のときに休むのはお互いさまやからしゃあないと、こういったことで時間外勤務を報告しないというようなことがあっては絶対に駄目だというふうに思っております。こういったことを続けると心身が疲れるし、職場の中にひずみが生じるというふうに思います。
 現場の状況把握するために、そして何よりも頑張っている職員をきっちりと評価するために、残業時間の把握は大切だと考えますが、それぞれの所属長と人事部門では時間外勤務の把握はできておりますでしょうか。さらに、それを分析して職場環境の改善に努めておられますか。
 以上、お伺いします。よろしくお願いします。
○議長(小西励君) 当局の回答を求めます。
 岡田総務部長。
             〔総務部長 岡田清久君 登壇〕
◎総務部長(岡田清久君) 沖議員のコロナ禍における職員の健康についてのご質問のうち、総合医療センター以外に関する対応、取組についてお答えを申し上げます。
 現在のコロナ禍において、職員に対し感染防止対策の徹底を周知しているところでございますが、市役所、総合支所の各部署及び保育所、幼稚園、こども園などの各施設におきましても、感染、濃厚接触により出勤停止となる職員が一定数見られる状態となっております。
 現状におきましては、各職場内において互いにフォローし合いながら業務を継続しておりますが、さらなる感染拡大に備え、特に市民サービスに影響のある窓口部門等においては、応援体制が構築できるよう各所属経験者のリストを準備するなどの対策を講じているところでございます。
 次に、市役所におけます昼食時などに職員がリフレッシュできる環境につきましては、職員厚生室も手狭であり、現庁舎の施設面の状況から十分に整えられているとは言い難く、根本的な解決には新庁舎の整備を待たなければならないものと考えております。
 また、休憩時間の取得については、交代で取得している職場も含め、確実に取得できるよう、引き続き必要な対応をしてまいります。
 職員の時間外勤務の状況につきましては、勤怠管理システムにより所属長及び人事課において把握をしており、4月分から7月分について昨年の同時期と比較をいたしますと、全体としましては少し減少している状況にございます。原因分析などにより、時間外勤務の縮減やワーク・ライフ・バランスの実現に向け、継続した取組を進めるとともに、長時間勤務を行った職員に対しては健康管理医による面接指導を行うなど、職員の健康確保に努めているところでございます。
 議員のご指摘のとおり、職員が健康で生き生きと仕事をすることが市民サービスの向上につながるものと考えており、職員の健康、職場における環境整備につきまして引き続き留意をしてまいりたいと考えております。
○議長(小西励君) 木村総合医療センター事務長。
             〔総合医療センター事務長 木村辰之君 登壇〕
◎総合医療センター事務長(木村辰之君) 沖議員のコロナ禍における職員の健康についてのご質問のうち、総合医療センターにおける取組についてお答えいたします。
 現在のコロナ禍において、総合医療センターにおいても出勤停止となる職員が急増しております。議員ご指摘のとおり、総合医療センターは専門性の高い職場ですが、このような状況の中でも、各職場において互いにフォローし合いながら業務を継続しております。
 しかしながら、より専門性の高い、他部署から応援ができない業務については、人員の状況によっては業務の縮小や、場合によっては一時閉鎖という対応を取ることもございました。
 次に、マスク、フェースシールド、手袋、防護服などの業者の在庫不足により納品が遅れたときもありましたが、院内の使用においては不足は生じておりません。
 換気対策も、換気扇や、適宜ドアの開放により対応しております。
 職員がリフレッシュできる環境といたしましては、昼休憩時において、よしぶえホールを開放しまして、職員が人との距離を保ちながら食事を取ることができるように調整しています。また、管理棟の増築に合わせ、多くの職員が休息できるようラウンジを広げるなど、環境の整備も行いました。併せまして、このような職場環境が厳しい状況においても、各職場ではゆっくりと休憩を取ることができるよう指導を行っているところです。
 コロナ禍において職員一人一人の負担は増えておりますが、時間外勤務時間は横ばいであります。働き方改革への取組も併せまして、時間外勤務の状況は常に把握し、原因を分析することにより、職場環境の改善に向け引き続き努めてまいります。
○議長(小西励君) 回答漏れはありませんか。
 沖茂樹君。
◆6番(沖茂樹君) 市役所と総合医療センターの両方から回答いただきました。
 確かに市役所は、新庁舎の整備に向けて、隣接します別館を解体したことから会議室が少なくなったので、休憩室を設けるのは難しいというふうに思います。新しい庁舎が建ってということになるかというふうに思います。
 また、総合医療センターにおかれましては、よしぶえホールの開放とか、新たにラウンジを設けていただいたということで、これについては高く評価されるんじゃないかというふうに思います。
 現在、どれだけの職員さんがラウンジを利用されてるかというのは分からないんですけども、ぜひ多くの方に活用されることを願っておるところでございます。
 また、先ほどの総合医療センターのご回答の中で、コロナ禍により職員の負担は増えたけども、時間外勤務の時間は横ばいというようなお話がありました。本当に残業が増えてないのならいいんですけども、もしもサービス残業があるようでは、これはまた問題ですので、またそれについて確認をいただきたいというふうに思います。
 先ほども言いましたけれども、今の状況下にあっては、残業することは悪でもないですし、恥ずかしいことでもありませんので、部下が必要な休憩を取ることと正確に時間外勤務の報告をすることについて、いま一度所属長にご指導をお願いいたしたいと思います。
 コロナ禍において、職員の皆様におかれましては、心身ともにぎりぎりのところで踏ん張っていただいているのではないかというふうに思っております。市長以下、ここにおられる幹部職員の方々におかれましては、全ての職員さんが心身ともに健康で仕事へのモチベーションが保たれるよう、引き続きご配慮をお願いしたいというふうに思います。
 以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(小西励君) 以上で沖茂樹君の個人質問を終わります。
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