冨士谷 英正 議員
(1)ふるさと納税制度と自治紛争の申立ての取り下げについて
①申立てに至る迄の経過について問う(何時、何処で、誰が議論・協議して決定したのか)
②自治紛争処理制度の前提となる訴訟の提起は、議決案件である。何故、議会に説明しなかったのか
③今日の「と畜場」の建設及び以後の管理運営は、どこが行っているのか、又本市の任務は何か
④品質管理が徹底されず、ブランド価値が低下の可能性ありと述べているが具体的説明を求める。又、それらに、本庁が取り組んできた施策を問う
⑤市長は近江牛を生産する牧場の確保、農家への有形無形の支援等々、述べているが、夫々具体的説明を求める
⑥近江牛の生産市町は、19市町中12市町と述べ、今日迄、その殆どの市町がふるさと納税の返礼品として取扱ってきているが、何故、今日迄看過してきたのか
⑦「と畜場建設」「食肉公社・(株)食肉市場」への関与について、本市と県との違いを具体的に求める
⑧「近江牛は滋賀県の地域資源である」との本市のこれまでの経過を無視した事実誤認による申立てと思うが、見解を求める
⑨取下げ条件となる合意書は、県通知の「地域資源の認定」の内容と殆ど変わらないと思うが、説明を求める
⑩県知事に「取消しを求めた」審査申立書と今回の合意による取下げは整合するのか
⑪今回の事件で、本市にとってのメリット・デメリットは何があったのか説明を求める
⑫今回の事件による県下12市6町や国、県との今後の関係性への影響はどの様に考えているのか。又、世界最大の危機事態のコロナ禍の中、滋賀県民(世間)を騒がしたことに関して、本市の主張を滋賀県が認めたというより、謝罪すべきと考えるが、所見を求める
(2)気候非常事態宣言について
①提案理由のとおり、市民、事業者、環境審議会の意見の求め市民等との協働という経過のもと、提出されたと思料するが、請願採択から宣言の議案上程までの経過について、又、市としてのスタンスを問う
(3)新型コロナウイルスワクチン接種について
①旧近江八幡市民の人口が多い中にあって、狭く、接種人数も限られる休日急患診療所での接種を決めた理由は何か。又、市民の生命を守り、接種を勧奨すべき市長が「地域の人口、接種場所の規模、接種可能人数、交通手段等」はじめからわかりきった諸条件を、無視したことが多くの議員に声が届いています。これも市民の利益を損ねていることである。文化会館でという話もあったように灰聞しているが、市長として、当初の決定プロセスとその判断をどの様に評価しているのか